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携帯電話の電池

私は2009年9月からG’zOne CA002という携帯電話を使っている。月315円払って「安心ケータイサポート」なるサービスに入っており、このサービスに入っていると、1年以上使っている場合、電池パックがプレゼントされる。そういうわけで、一回プレゼントされて電池を交換した。

ところで、最近携帯電話の電池がすぐに切れてしまう。GPS機能をガンガン使っているということもあるが、朝から使って午前中で電池が無くなる、ということもあり得る。もう堪忍袋の緒が切れた。そういえば、「安心ケータイサポート」に入っていれば電池がもらえるはずではないか、もう交換してから1年経ったのにもらっていない、ということで、auショップに相談しにいった。そうすると、1年もらったら、次はもう2年経たないともらえないとのこと。前述のリンク先にも確かにそう書いてある。が、そこまで見ていなかった。とにかく新しい電池が欲しかったので別途入手できないか聞いてみると、溜まっているポイントで電池が手に入るとのことだ。2000ポイントで入手できて、7000ポイント以上溜まっていたので、それで電池を手に入れることにした。しかし、電池は基本的には取り寄せで一週間以上かかるという。できればその場で手に入れたかった私は在庫がないのか聞いてみる。また来るのも面倒だし、auショップはいつもどこも混んでいることが多くて、また待たされるのが嫌だということもある。結果、在庫があったので、その場で電池を入手することができた。

電池は基本的には取り寄せと釘を刺されたが、個人的な見解としては、電池くらいすぐに手に入れられる体制にならないのかな、と思う。劣化するのを防ぐため、とか言われたが、なるべく各ショップで在庫を持ちたくない、というのが本音ではないだろうか、と邪推する。

携帯電話の電池については、Androidスマートフォンに機種変更する、という可能性も残していたので先送りにしていたのだが、当分しなさそうなのでここで問題解決に踏み切った。


iPhone4S買った

去年の12月27日に、iPhone4Sを買った。最初は志木のauショップで買おうと思ったのだが、在庫がないということで、池袋駅西口のビックカメラで買った。ビックカメラは店ごとのiPhoneの在庫が見られるので便利である。買ったのは16GBの黒である。今持っているフィーチャーフォンを機種変更しようかとも思ったのだが、フィーチャーフォンはそれなりに必要、ということで新規契約にした。多分、今のフィーチャーフォンはAndroidに機種変更になるのだろう。だいぶ遠い将来ではあるが。Androidがあまりに迷走するのであれば、もう解約してもいいかもしれないが。

今更私がiPhoneのことについて語る必要はないと思うが、いくつか。auのiPhoneはメールがすぐに受信できないとのこと。最短で15分周期で受信するらしい。私の場合、今のところiPhoneでメールを受信することはないけど。あと、iPhoneとフィーチャーフォンで二台持っていると、電話使用料が共通で精算されるとかで、要するにフィーチャーフォン側の無料通話分をiPhone側に持っていけるらしい。その代わり来月への無料通話分の繰り越しがなくなる。ただ、auショップに行ってフィーチャーフォン側で設定を変更しなければならないそうだ。近日中に行かないと。


イー・モバイルGP02に機種変更

今までWi-Fiルータにイー・モバイルのPocket WiFiであるD25HWを使っていた。標準バッテリーだけでは足りないので、サードパーティー製の大容量バッテリーを使っていたのだが、その大容量バッテリーを使うと電源が入らないという現象が発生した。標準バッテリーであれば普通に電源が入る。ところで、イー・モバイルのPocket WiFiも今では最新のGP02が出ている。近々それにするつもりがあったのだが、11月に大きなイベントを予定しており、それが終わってから買い換えるつもりでいた。しかし、その大容量バッテリーが使えないとイベントに大きく差し支える。それ以前に普段の外出先での作業にも差し支える。そういうわけで、このタイミングでGP02に買い換えることにした。

池袋のビックカメラで手続きをする。前の端末の契約を解除するのに7000円かかった。新しい端末の値段は1円。今日レジで払った金額も1円で、なんだか変な気分になる。今なら「高速モバイルキャンペーン」ということで、月額使用料が利用開始月を含む最大25ヶ月間は3880円になる。今まで月額使用料4980円だったので、1100円安くなる。

自宅で使ってみたところ、速度は前のD25HWに比べると段違いで速い。

GP02で使えるような大容量バッテリーはサードパーティー製を含めても現時点ではないようだ。連続4.5時間使用可能となっており、1日では不安な量である。そういうわけで、純正のバッテリーを1個注文した。2個体制であれば、いざとなったらstick boosterを使うことも考えて1日持つとは思う。これは来週届くというので、店まで取りに行く予定。なお、昨日出先で使ってみたところ、電源は入れっぱなしでそこそこ接続するというような使い方で6時間強で電池が空になった。やはり1個では足りないが、2個あればなんとかなりそうである。


シャープのガラパゴスの低迷

シャープのタブレット端末「ガラパゴス」がイー・アクセス向けのモデルを除いて販売終了となった。それに関連する記事に販売台数に関する記述が。

シャープはガラパゴスの販売台数を公表していないが、関係者によると、これまでの販売台数は1万5000台程度。しかもこのうち3000~5000台は宗教法人「幸福の科学」の信者向けの電子教本「Happy Tablet (ハッピー タブレット)」だ。さらに出版社へのサンプル出荷分などを差し引くと、一般需要は約5000台にとどまっていたという。

http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/3075fbcefbe4d8d8986841403d44cdc5/page/1/

2011年中に100万台を売り上げたい、としておきながら、実際に一般向けに売れたのは5000台ほど。iPadが200万台弱売れたというので、その差は雲泥である。

ガラパゴスはどちらかというと、iPadよりはAmazonのKindleに近いと思うのだが、昨日発表されたKindleの新製品は強気なほどの低価格が売りで、実際、端末が売れれば売れるほど赤字だと言う。それをカバーするのが、Amazonの強力なソフト販売網であり、Kindleで使うためのソフトをAmazonが売ることで収益を得る、というモデルだ。ガラパゴスはそういったライバルに比べて特長を見いだせないまま埋没していった、というところか。

このところ、この分野での日本企業の低迷が続いていると思う。日本の大手企業のやり方が通用しなくなっているのではなないかと感じるところはある。


iPhone 5をKDDIが販売か

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1109/22/news018.html

iPhone 5がKDDIから販売されるという記事が。この記事には今年11月と書いてあるが、来年頭という話も。

今までiPhoneはソフトバンクが独占的に販売していたわけだが、ソフトバンクはつながりにくい、という評判であった。そこでau by KDDIが参入すれば、つながりやいiPhoneが使えるというようなニュアンスで歓迎の声があがっているが、技術的に詳しい人の話だと現時点では対応する周波数の関係から、auからiPhoneがでてもやはりつながりにくいのでは?とのことである。(私は全然詳しくないのでよくわからないのですが…)

ただ消費者にとって、選択肢が増えることはいいことだ。Appleの方針に従えたのはソフトバンクくらいだとは思っていたが、やはりAndroidの攻勢もあって、Appleもかつてよりは軟化しているのであろう。あと、ソフトバンクからauにユーザーが流れるのでは、という憶測もあるが、それらも含めて、動向が楽しみではある。


佐賀県武雄市が市のウェブサイトをFacebookに移行

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1107/29/news054.html

佐賀県武雄市が現在の市のウェブサイトを閉鎖して、Facebookに移行するとのこと。市長がFacebookを積極的に利用しているらしい。

気になったのはこのくだり。

「検討を始めた当時、Facebookではアカウントを持っていないとページを閲覧できなかったため、『市民全員が見られないホームページというのは良くないのでは』という反対意見もあった。しかし、検討を重ねているうちにFacebookが仕様を変更し、アカウントを取得しなくてもページを閲覧できるようになったため、『それならば大丈夫』ということで意見がまとまった」

このときは、武雄市にとってプラスになるような仕様変更が行われたということなのだろうが、逆にマイナスになるような仕様変更が行われた場合どうするのか、そういう自覚はあるのか、ということ。ウェブサービスに慣れた利用者であれば、こういうのは織り込み済みで使うのだろうが、市のウェブサイトを利用するユーザー層は様々で、仮にFacebook側が急に仕様変更したり、障害が発生したりして市のコンテンツが見られなくなった場合、市が「Facebook側が悪い」と説明しても理解できない利用者だっているだろう。そうなると、何故Facebookに移行したのかということが問われることになる。

はっきり言ってこれ冒険だと思う。一部のコンテンツのみFacebookを利用するとか、そういった段階的な手順は踏めなかったんですかね。


Firefox 4のサポート打ち切りに不満の声

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1106/27/news011.html

Firefoxのバージョンアップサイクルが変わり、Firefox 4がリリースされてすぐにFirefox 5がリリースされ、古いバージョンはサポートしないということで不満の声があるという。せっかく業務システムをFirefox4系に対応したのに、またメジャーバージョンアップか、やってられないよ、というのは理解できる。

おそらくGoogle Chromeのようにということなのだろうが、Google ChromeとFirefoxは立ち位置が違うし、同じようにはいかないだろう。これがチャンスとマイクロソフトが躍起になるのもわかる。

メジャーバージョンアップと言っても中身が大きく変わるわけではないというのはわかるが、そうなればあえてメジャーバージョンを上げなくてもいいのではと思う。6週間で上げるとなると、10年後には「Firefox 90」とかが出るのか。そこまで続くかわからないけど。


電子新聞時代はこないのか

iPadを買ったので、1ヶ月5000円くらいで国内の主要新聞を読めるサービスがあればいいと思っているのだけど、朝日新聞の有料電子版発行のニュースを見るとそういうサービスは起こらなさそうだ。結局、新聞社側としては紙の新聞ありきのようである。「デジタルが紙を食うという発想はしていない」と言ってるが、正確に言えば「デジタルが紙を食っては困る」ということなのだろう。その理由として販売店の存在があると言っている。言ってしまえばしがらみだ。普段、方々のしがらみを批判している機関がしがらみにとらわれているというのが事実である。電子版だとコストが下がるから安くなるだろう、という期待はすかされる。

方向性としてはビューンみたいなサービスを期待しているわけだが、ビューンも特別編集版ということで紙面と同じ記事は読めないようで。

まあ、今のところは現状と同じようなやり方で問題ないという認識なのだろう。本腰をいれる必要はないが、ちょっと電子版にも手をつけておこうか、くらいのスタンスか。


iPad2を買った

先週の土曜日にiPad2を買った。購入の事情はいろいろあるのだが、発売日が一度延期されて、いつ発売されるのかと期待していたくちだ。さすがに発売日には買えなかったが、ゴールデンウィークが終わって落ち着いた頃の先週の土曜日、大宮のビックカメラに行ったら、Wi-Fi版の16GBと、3G版の16GB、32GBは在庫があるということで、私がほしかったのはWi-Fi版の16GB(すなわちいちばん安い版だが)だったので、買うことにした。Pocket WiFiを持っているのでWi-Fi版で充分で、大きなデータを入れておく予定がないので、16GB版で充分となった次第。下のリンクはホワイトだが、買ったのはブラックだ。

で、iPad2であるが、ウェブブラウザとしてはかなり優秀、普通のパソコンのフルブラウザでウェブサイトを見るのとほぼ変わりなく見られる。ウェブの地図やPDFファイルも大きな画面で見られるのがいい。(そういう用途をするために買った)ただ、文字入力はパソコンと同じようにはいかない。ノートパソコンだったら、電車に乗っていても膝の上に置いてタイピング、ということは可能だが、iPadだとそれができない。テーブルのようなものがないとスムーズなタイピングは無理だと思う。テーブルのようなものがあってその上にのせてタイピングしたとしても、やはりノートパソコンを使うよりは劣る。iPadを使って作業をするとなれば、あまりタイピングを伴わない、ウェブでの調べ物を中心とした作業、ということになると思う。それであれば立ったままでも可能だ。メモ書き程度であれば、文字入力もなんとかなる。今のところ、ブラウザ等で調べた内容のメモをEvernoteに残してよそから見る、というような使い方をしている。

iPad2と一緒に買ったのは純正のSmart Cover。別売りだが、これは私として必須だと思う。あと液晶保護フィルムも買ったのだが、どうもうまく貼れない。私が不器用だということもあるが、ウェブでうまく貼るコツを参照しても、どうもいろいろ工夫がいるようだ。その他の意見も踏まえて、フィルムは使わないで使うことにした。Appleとしてもフィルムを貼るのは奨めていないようだし。とりあえず、現状ではフィルムを使わないで問題なしという境地に達している。

ノートパソコンとのすみ分けだが、さすがに二つ持っていくのは無駄な感がある。iPadで充分なときはiPadで、それ以外の場合はノートパソコンということにあるか。これまでさすがに出勤時にノートパソコンを持っていくことはまずなかったが、iPadは持っていっている。旅行時はiPadでは不十分(文章を書いたり、Windowsアプリケーションを使ったりするので)なので、今まで通りノートパソコンを持っていくことになると思う。


Evernoteを使っているけど

数ヶ月前くらいからEvernoteを使っている。最近知名度も上がって、Evernoteに関する本も売られるようになっているが、セキュリティに関する問題が顕在化した。

http://togetter.com/li/125281

http://blog.evernote.com/jp/2011/04/19/2742

サービスの特性上、セキュリティに関しては万全である必要があるとは思うが、Togetterでまとめられているやりとりによるとどうやらそうでもない?という疑念を持たざるをえないような対応も見受けられる。Evernote自体、個人的にはサービスの品質はそれほど高くないな、と思っていたりもしているのだが、この手のサービスの中では利用者も多いし、私の使いたい環境で使えることもあって、旅程などのメモを参照するという目的に絞って使っている。機密情報を入れるようなことはしていない。ただ、Evernoteをパスワード管理や、個人情報のストックに使ったり、使うことを勧めていたりしている人もいるようだ。私はクラウドとかはあまり詳しくないのだが、以前見た記事だと、セキュリティに関しての不安に対して、クラウドに何でもかんでも入れるのではなく機密情報は除外する、というような運用が考えられるということが書いてあった(外国のサーバーに情報があると日本の法律が通用しないということもあるようだ。)もっとも、個人で使う場合と企業で使う場合は事情が異なるだろうが、それこそ「想定外」のことが起きて被害を被る可能性をわざわざ高くする必要はないように思う。

さすがにザルということはないと思うけど(そうなったらサービスは終わりである)、漏れたら致命的、というような情報は入れないほうがいいのではないか、くらいの距離感を保ちたい。