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南九州4日間の旅4日目

今日は平日であるが休みをとった。わざわざ休みをとって旅行日程に組み込んだ理由は、ずはり飛行機の運賃である。三連休中とそれを外した期間の飛行機の運賃が全然違う。バーゲンフェアで買ったので13100円。定価の半分以下だ。そういうわけで1日休んだのだが、特に何をするという心づもりはなかった。考えた結果、ここ数年観光地として名が上がっている黒川温泉に行くことにした。調べてみると黒川温泉という場所は行くに不便な場所だ。熊本から直通のバスに乗っても2時間かかる。大分からも遠い、福岡からはなお遠い。そういうわけで不便な場所にある黒川温泉なのだが、評価の高さから観光客が多く訪れているという。今回、寒い時期の平日という、温泉観光地を訪れるにはこれとない機会を得ることができた。ついでにバスも乗り放題。ここは行っておくべきであろう、というわけで行ってみることにした。

熊本から九州横断バスに乗って黒川温泉まで行く。乗客は7人ほどとそれほど多くはない。平日だからか。熊本空港でもう2人を乗せて、阿蘇駅前から山を越えるべく北に針路を変える。途中、大観峰という景色のいい場所を通る。阿蘇をちゃんと見たのは30年ぶりくらいだ。当時は1歳なので当然覚えていない。南小国役場前で3人を乗せて、いよいよ黒川温泉へと到着。若干定時よりも遅れた。黒川温泉で別府方面へと乗る人がやたらと多かった。20人くらいはいた。いきなり黒川温泉の人気ぶりを知る。なお、九州横断バスというのは予約が必要なのだが、予約をとるときに窓口でSUNQパスを見せて、乗る前に窓口でSUNQパスを見せて、バスを降りたときにSUNQパスを見せなければならない。

黒川温泉では入湯手形という、旅館の露天風呂に3回入れる手形を売って好評を博しているという。それならばそれを買わなければならない。後で知ったことだが1回500円でも入れるようで、無理に買う必要もなかったのだが、こういうのは参加することに意義がある。3時間で3回入るのはけっこうたいへんだった、というか入るのは望ましくないのだろうが、入った。一館目は新明館で岩戸風呂というのがあるのだが、これが洞窟風呂みたいになっていて、入り口に「ひとりで入らないでください」と書いてある。確かに長居するとやばそうで、一回りして退散した。なお、普通の露天風呂もある。眺めがいい。二館目はいこい旅館。元々ここの若旦那が黒川温泉を人気の温泉にするように仕掛けたらしくて、ここには行ってみないとと思っていた。ちょうど脱衣場のエアコンの工事をやっていた。ヒステリーに効くらしい。私にはうってつけか。三館目はふもと旅館。ここはわりとこぢんまりとしていた。私が入ったところはどこも風呂が川沿いにあった。観光客は平日であるがそこそこいた。やはり女性客が多い。私が入ったところはどこも女性専用の風呂があって、男性の私が入ったときは他に客はいなかった。いこい旅館とふもと旅館でちょうど入れ替わりになったが。やはり、温泉は女性をターゲットにしたほうがいいと思う。入湯手形という仕組みを作ったのは大きいとは思うが、やはり黒川温泉の知名度をあげることができたということができたのが大きいと思う。あと、歩かせるような温泉街を形成することが必要だろう。歩かないとお金を落とさない。宿泊するとまた違った印象を受けるとは思うが、そんなことを感じた。

黒川温泉からは熊本空港に戻るだけなのだが、直通のバスがちょうどいい時間帯になく、二度バスを乗り継ぐ。まず、南小国役場前まで。このバスは地元の人しか乗っていなかった。南小国役場前から阿蘇駅までまた乗る。このバスが曲がりくねった細い道を延々と行く。隘路を走る路線バス好きにはたまらないが、普通の観光客には別の意味でたまらない。阿蘇駅から小国方面に行くバスがすべてそうではなく、1日1本しかない黄川経由が。このバスが到着する直前くらいに別府行きの九州横断特急が出発していったが本当は接続しているのではないだろうか。乗り継ぐような人はいなさそうだったが。

阿蘇駅からは大分から来た熊本行きのバスに乗る。このバスが10分強遅れてきた。ほぼ同時刻発の大分行きも遅れていて、どうもこのあたりを走るバスは遅れがちだ。

熊本空港からは羽田空港に飛ぶ。さすがに満席ではなかった。70%くらいの搭乗率か。羽田空港からの帰りは疲れていたのでバスで帰ることにした。志木行きの時間があわなかったので、和光市行きに乗る。空席が数席しかないくらいに混んでいた。羽田空港第2ビルから志木駅まで乗り継いで55分。これは最速のルートかもしれない。志木行きだと和光南インターチェンジを降りてから時間がかかるが、和光市行きだと和光インターチェンジを降りてから駅まですぐ、というのが大きいか。


南九州4日間の旅3日目

人吉を朝出て、熊本行きのバスに乗る。4人しか乗客がいなかった。新八代駅にわざわざ立ち寄ったが、乗降客はゼロ。やはり人吉発6時半で熊本着8時過ぎと時間帯が早すぎるのではないだろうか。

熊本でいろいろとする。郊外や市外に行こうとも思ったが、洗濯もしないといけないいし、早起き続きで疲れもでているのでやめる。それでも時間が余るので熊本城に行ってみる。天守閣を工事しているということで値引きして300円で入れた。これがけっこう見るところがあって時間がかかる。観光客が多く訪れていた。

たくさん歩いているからか、おなかが減るのが早い。その分、食事の量も増える。いいのか悪いのか。

熊本県知事選挙が近くあるが、まだ選挙らしさは表に出ていなかった。建国記念日なので右翼が街宣していたが。選挙といえば新座市議選が始まっていますが、明日の夜までは私は旅の人なので新座のことは語りません。


南九州4日間の旅2日目

今日はまず宮崎から鹿児島までバスに乗っていく。今日からSUNQパスの全九州版を使う。10000円で昨日のうちに買っておいた。バスは最終的には20人弱の乗客が乗った。小林インターの手前にある霧島サービスエリアで5分間の休憩をとる。バスにトイレがついていないので休憩がないと厳しい。鹿児島空港にもわざわざ高速道路を降りて立ち寄る。これで誰も降りなかったら無駄だなと思ったが、4人が降りた。小林、えびのからだと宮崎空港よりも鹿児島空港のほうが近いので、空港アクセスバスとしての役割も果たしているようだ。渋滞もなくスムーズに鹿児島に着。

鹿児島で用事をして、昼飯を食べようと思ったが10時半過ぎなのでまだ店がやっていない。どこかないかと探してみたら、くろいわが10時半からやっていた。期せずして有名店に入ることに。ちなみに入るのは二回目。さすがに空いていた。

その後、鹿児島空港行きのバスに乗る。鹿児島空港に行くのに鹿児島からバスに乗るのは初めてだ。国分から行くことが多かった。鹿児島空港から羽田空港に飛んでこの旅は終わり。

ではなく、鹿児島空港から更にバスに乗って人吉に行く。同じ時刻に同じバス乗り場から指宿・山川行きのバスと人吉行きのバスが出る。山川行きのバスはかなり混んでいたが、人吉行きのバスはそれほど混んでいなかった。

人吉に着く。くま川鉄道に乗ったことがなかったので乗る。まあ、別に乗らなくてもいいんだけど、せっかくだから乗っておこうじゃないか。いや、乗るために来たんだけど。列車の時刻まで時間があるのでまずバスで湯前まで行く。それほど客はいなかった。人吉から湯前まで通しで乗ったのがSUNQパスの客だ。湯前町は地味というか素朴な町だった。観光客みたいな客はほとんどいない。西米良村営バスが通りかかっているのも見たが客がいなかった。

湯前から人吉までくま川鉄道に乗る。意外にも2両編成だった。客は少ない。客が減っているので観光で集客しようとしているらしいが、あまり観光的な要素もない。結局、地元の人に乗ってもらわないとだめだと思う。あと、終着駅の駅長を猫にするとか。

人吉は人吉城に行って町を一通り歩いた。スーパーで酒とつまみを買ってきたので夕食は軽く食べようと思ったのだが、しかるべき店に入ったらしかるべきものを食べたくなり、鶏肉の鉄板焼き定食を食べ、ビールを飲む。鶏肉はよさが肉質でわかりやすい。人吉といえば温泉だが、温泉街があるというわけではなく、温泉旅館や温泉ホテルがあって、あと公衆浴場がいたるところにある。私はホテルの風呂に入った。今からスーパーで買った鯨カツと馬刺しと焼酎を飲み食べします。


南九州4日間の旅1日目

今日から南九州4日間の旅に出かける。南九州市には行かない。

羽田空港から宮崎空港までスカイネットアジア航空の飛行機に乗っていく。いつもは日本航空なのだが、ぶっちゃた話、日本航空に乗ると割引がないので高いのだ。スカイネットアジア航空は普通運賃でも日本航空に比べると安いのだ。身も蓋もない理由。ただ、スカイネットアジア航空には乗ったことがないので、一度乗ってみたいというのもあった。

三連休の初日ということで、空港の窓口にはたいへんな行列ができていた。だが、スカイネットアジア航空の窓口には全然行列ができていなかった。すぐに手続きをしてもらう。ただ満席だった。機内の居住性は日本航空の新型の飛行機に比べるとゆったりしていると思う。スカイネットアジア航空は全日空の発券システムを使っているようなのだが、受付で搭乗案内書を受け取り、手荷物検査場で搭乗口案内を受け取り、搭乗口で搭乗券を受け取る。都合、三枚の紙を受け取る。邪魔だし、資源の浪費ではないか。日本航空は、受付で受け取る搭乗券の1枚だけなはず。サイズは大きいが、手元に残るのは小さな1枚の紙片だけだ。

宮崎空港に着いてすぐにシーガイア行きのバスに乗る。イオン宮崎ショッピングセンターまで行ったのだが、運賃は600円と意外と高かった。直通で便利だが、JRで宮崎まで出て、そこからバスに乗ったほうが安い。

宮崎からJRで宮崎神宮まで行ったのだが、普通列車が1時間に1本くらいしかなく、しかも2両編成で混んでいた。休日同時刻の東上線よりもかなり混んでいる。しかもワンマン運転で、合理化で乗客が不利益を受けている。私の中では鉄道に乗りたくない理由の一つになっている。宮崎中心部に帰ってくるときはバスに乗った。こちらは普通に座れた。

宮崎といえば、最近は東国原知事が注目を集めている。そこで県庁に行ってみた。観光名所になっていた。土曜日だから県庁は閉まっていると思っていたら玄関が開いている。行ってみると、東国原知事の写真が引き伸ばしてあるパネルがあって、携帯電話の撮影機能で撮影している人がいた。なんだか恥ずかしい気分になってその場にいられなかった。近くにある物産館も混んでいた。

今晩は宮崎牛を食べたよ。おいしかったけど、牛肉の味のよしあしはよくわからないというのが本音。

宮崎は東京よりは暖かいが、外を歩くには防寒が必要。ただ、室内は余計に暖房をきかせていて暑いくらいだったりする。宮崎の人が寒がりだからだろうか。


久しぶりにニューシャトルに乗る

久しぶりにニューシャトルに乗った。約3年ぶりか。大宮から乗る。午後二時くらいだったが、鉄道記念館駅で降りる人が多かった。他もさいたま市内で降りてしまう人が多い。

特に目的がなかったが原市で降りる。上尾市原市だと、上尾・市原市みたいだ。原市からバスに乗って上尾駅まで行く。そういえば上尾にプライベートで行くのは初めてだった。以前、仕事できたことはある。上尾にプライベートで、という言い方も妙ではあるが。


誕生月の四国4日目

4日目と言っても今日は帰るだけの日。

児島からサンライズ瀬戸に乗る。児島から乗る人も何人かいた。あとはサンライズを満喫するだけ。乗るたびに思うが、これに乗って通勤したい。東京で下車して非日常の世界は終わり、今から日常の一員として溶け込む。


誕生月の四国3日目

今日はまず大洲に行った。大洲は一回来たことがあるが、夜暗くなってから着いて一泊して朝明るく前に出た。来ていないのも同然だ。一応、観光の宣伝をそれなりにしている街ではあるが、行ってみての感想は観光的な要素は若干あるものの、それほど観光客を受け入れるような整備はされていないように感じた。大洲城はそれなりに金をかけているようだが、10分くらい敷地にいて、来る客は一人もいなかった。大洲は肱川を挟んで肱北と肱南に分けるようで、大洲城や市役所などがある昔からの中心地は肱南だが、肱北には伊予大洲駅がありその近くにフジグランがあり、さらにその北東には郊外型の大型店が並んでいる。

八幡浜に行ってみる。八幡浜といえば、九州に渡るフェリーに乗るために何度か来たが、それはいつも夜だ。もう一回昼間に来たがほとんど滞在しなかった。意外と言っては失礼だが、商店街があって賑やかな街だった。

松山から伊予大洲まで朝乗った特急はかなり空いていたが、午後に八幡浜から松山まで乗った特急は混んでいて、ここでは指定席をとった甲斐があった。

松山からは児島までグリーン車、児島からはサンライズ瀬戸、という夢の乗り継ぎ。結局、今回グリーン車に2回しか乗らなかったが、JR四国でグリーン車を設定している特急列車が少ないのだからある意味仕方がない。ただ、乗ってみて、隣席に他の人が座るくらいの混雑度だったらグリーン車の意味はあるけど、そうでなければ別に普通の指定席でいいと思った。帰りの特急はフル停車。すなわち、伊予北条、高瀬、詫間に停まる。児島に2分くらい遅れて着いた。今回は遅れてくれたほうが嬉しい。

サンライズは今回はソロ。児島から寝台特急券と乗車券を普通に買った。今回、行きが夜行バス、帰りが寝台列車なのは、飛行機が高かったからである。九州だと飛行機を使わざるを得ないのだが、四国だとまだ代案がある。


誕生月の四国2日目

徳島から高徳線特急に乗る。バースデーきっぷ利用なので指定をとったが、3両編成で指定席は16席しかないのだ。あとはすべて自由席。これならあえて指定をとる必要はなかったかもしれない。昔でいうところの急行レベルに停車駅が多い。

讃岐津田乗換えで造田まで行き駅から15分くらい歩いて広瀬橋バス停からさぬき市コミュニティバスに乗る。2分くらい早着した。乗るときにどこで降りるかを申告する。運賃は均一100円で安い。大川バス本社前で降りて、近くにある長尾駅から琴電に乗る。前回長尾に来たときは、大川バスで三本松に抜けたのだった。

高松まで行って、昼食にうどんを食べて、予讃線特急に乗る。2両編成という短さ。宇多津で岡山から来た列車と連結して8両編成になるわけだが。旅客需要としては、高松から:岡山からが1:3、ということか。2両編成のメリットは、改札口からいちばん遠い車両でも、それほどは遠くはないということだ。車内改札印が餡麺麭男のデザインだった。

観音寺から松山までグリーン車に乗る。もちろん、バースデーきっぷの恩恵。今回、初グリーン。予定だともう1回乗る。2人がけは全くあいていたが、1人がけは既に3席埋まっていた。JR西日本のドア故障の影響ということで遅れてきた。観音寺の時点で8分遅れ、松山に着いたのが6分くらい遅れ。乗る時間が遅れるのは腹立たしくなるが、降りる時間が遅れるのは問題ない。

前にもどこかで書いたかもしれないが、松山はイメージとして熊本に似ている。路面電車もさることながら、JR駅前がそれほど賑やかではないかとか、松山市駅が熊本交通センターで、大街道が通町筋・水道町。実は来月熊本に行く予定なのですが。


誕生月の四国1日目

昨夜、浜松町バスターミナルから高速バスに乗って徳島にきた。バスに乗ったらペットボトルの緑茶が置いてあって、前の人が置き忘れたものか、そもそも前の人がいるのか、と思ったが、実はサービスだった。運賃は10000円だが、緑茶が100円だとしたら実質9900円と言えよう。みみっちい計算だ。

徳島駅6時50分着、で、徳島6時52分の列車に乗る。20分も早着したのでできた芸当。この間で、コメントをいただいたとおりバースデーきっぷを購入し、コインロッカーに荷物を預けて、売店でおにぎりを買って、トイレをすませた。

四国の中小都市でいちばん活気があるという阿南市に行く。確かに四国の中ではいちばんかもしれないと思った。

徳島に戻って時間が余ったので吉野川市に行ってみる。以前、鴨島駅を列車で通ったら駅前の様子が気になったので。鴨島駅前は田舎にはないような店もけっこうあって、徳島線の沿線ではいちばんの市街地ではないだろうか。

夕飯は前回来たときにも行ったラーメン屋に行った。


栃木方面に行く

栃木方面に行った。早起きのご褒美でグリーン車に乗る。1階席に乗って貸切だった。もっとも普通車も浦和の時点ではがらがらだったが。京浜東北線に乗る中で撮り鉄の人を多く見かける。正月の時期に走る臨時列車を撮るのだろうか。

日光市に行く。一般的に言われる日光までは行かない。杉並木公園に行った。水車が売りらしいが、冬季ということで動いていなかった。行くならば冬以外がいい様子。

上今市駅から新鹿沼駅まで東武鉄道に乗ったが、下今市駅の時点で私ともう一人しか客がいなかった。2両編成なので、1両1人。新鹿沼までにもう2人が乗ってくる。下今市駅のホームに人がけっこういたのでみんな乗ってくるかと思ったら、先行する特急列車に乗っていった。

鹿沼の百貨店の特設会場で、100万円以上する刀剣が売っていた。鹿沼、侮れない。

宇都宮に戻り、昼時だったので餃子を食べる。宇都宮で餃子となるといつもみんみんに行っているが、昼時なのでどうせ混んでいるだろうと思い、手前の餃子店が何店か固まっているところの一つで食べた。ちなみにそこの店は空いていた。みんみんも覗いてみたが、やはり行列ができていた。まあ、そういうことだ。今日食べた店も外れというわけではなかったが。

帰りの旅行は冗談の旅行ではないので、普通車に乗って帰った。