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今日は弘前から浪岡に行く。浪岡駅前温泉に入った。300円で、昔ながらの銭湯といったたたずまいだった。ただ、お湯は黒く正真正銘の温泉である。それほど広くないが、客は少なく、ゆったり入ることができた。
浪岡からはJRで青森に行くが、ちょうど浪岡駅にSL津軽路号が停まっていた。見学者が多数いて、ホームにもたくさん人がいた。入場券を買って入ったようだ。ブラスバンドの音も聞こえて賑々しい。SLは少し遅れて発車した。そのあおりからか、私が乗った普通列車も少し遅れた。単線なので、遅れが連鎖する。
青森に行って昼食を食べて、棟方志功記念館に行く。小さい施設だが、こういうのは展示を見てインスピレーションを得るか、得ないか、ということなのだと思う。ただ、標準を考えると、あの量であの入館料は少し高いような。
青森から今日泊まる町までどうやって行こうかとなると、当初は新幹線に乗ろうかと思ったが、バス会社が苦境ということで、青森から十和田観光電鉄バスに乗って、十和田市まで行き、そこから更にバスに乗っていくことにした。これは昨日決めた。青森から乗った乗客は七人くらいか。途中、七戸十和田駅に寄っていき、そこから乗ってくる人もいた。
十和田市をぶらぶら歩いてみると、唐突に水玉が。やはり草間彌生の作品であった。意外なところで遭遇。あくまで個人的な感想だが、草間彌生の作品は野外にあったほうが映えるのではないか。