JR東海が用意したリニア中間駅のイメージ

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http://company.jr-central.co.jp/company/others/_pdf/info_31.pdf

基本、改札口とトイレしかない。切符を買うスペースすらない。(全車指定席で「新たな販売システム」で切符を買うので駅で切符を買う必要はないとのこと。)更に「※地上駅の1Fは「駅」の施設部分を除いて地元等の賃借可能部分であり、地元等の負担で、地元等が必要とする施設を作っていただき、様々な機能を併せ持つ複合施設としての駅とすることもできます。」との注釈つき。

リニア中間駅の費用負担は地元が負担するかJR東海が負担するかで綱引きがあったわけだが、2011年11月にJR東海が負担するということで決着している。そのときに必要最低限の施設のみを作ると謳ってはいたわけだが、実際にイメージを見てみると、割り切っているなー、と思う。特に地元が既存の新幹線駅のイメージ(駅構内に物販スペースがあって観光の窓口になるような感じ)を持っていたら、このイメージを見たら驚くだろう。

基本的にはJR東海が費用負担して、政治の介入をなるべく無くす、というのが基本路線なので、JR東海のこの方針自体は間違っていないと思う。いずれにせよこの件についてはJR東海がイニシアティブを握っているわけで、地元自治体もあまりごねないほうがいいんじゃない?と思う次第。