Excel vs LibreOffice Calc

ここ数年はずっとLibreOffice Calcを使っていたのだが、パソコンを改めるにあたってExcelを使うことにした。何だかんだ言っても仕事では使っている。LibreOfficeは今まで普通に使えたのが、ここ何ヶ月間で急に動作がもっさりするようになって、マシンスペックの低さも原因なのだろうが、バージョンアップを重ねる不安材料というのが、Excelよりも、ある。そういうわけで、スプレッドシートファイルもodsではなく、xlsxファイルで作るようにする。あまり機会はないかもしれないが、PowerShellで扱えるようになるというメリットもある。
最初はExcelが使うようになれば、LibreOfficeはもう使わなくて済むのではないかと思ったのだが、一点だけ、LibreOffice CalcにできてExcelにできないことがあった。サジェスト入力である。どういうことかと言うと、セルにデータを入力する際に、同じ列に途中まで入力したものと一致するデータがあると、自動的に入力を補完してくれる機能である。場合によっては邪魔なこともあるが、特にデータを大量入力する際にはこのような機能があったほうが便利なときがある。Excelにも知らないだけで似たような機能があるのではないかと思い軽く調べてみたが、VBAを使ってそういう機能を作りました、というようなサイトはヒットしたが、そういう機能はExcelとしてはないようであった。参照や通常の更新であればExcelでいいのだが、こういうサジェスト入力を頼るようながっつりとしたデータエントリーをしたい場合は、LibreOffice Calcのほうがよさそうである。そういうわけで、ファイルフォーマットはxlsxにするとしても、アプリケーションは当面は併用ということになる。なお、LibreOffice Calcは普通にxlsxのファイルを開くことができる。