音楽一覧

フジファブリック志村正彦が急逝

http://natalie.mu/news/show/id/25685

本当、この報を聞いてから未だ動揺しているわけだけど、自分より若くて、現役バリバリで、何の前触れもなく、という点では、今年いちばん衝撃を受けた訃報かもしれない。

山梨県富士吉田市出身ということで知っていて、私は都留市に住んでいたから、山梨の郡内出身のミュージシャンなんてあまりいないので、個人的に親しみを持っていた。

残念なんだけど、こういうことって絶対ないとは言い切れない。もちろん自分の身にも。やはり精一杯生きないと、と改めて思う。


ZAZEN BOYS/凛として時雨ライブ at LIQUIDROOM

ZAZEN BOYSと凛として時雨のツーマンという、私としては夢の組み合わせのライブが恵比寿のLIQUIDROOMで行われた。永田町のローソンで発売と同時に買ったらチケットがとれた。

18:00開場、19:00開演ということで、18時に仕事を定時で終えて、恵比寿に向かう。職場から恵比寿まではそれほど遠くなく、18時半前には着いた。そんなに客は入っていなかった。平日で仕事をしている人には、19時に来れるのもぎりぎりという人も多いかもしれない。また、スーツ姿の人が開演前に仕事の電話らしき電話を受けて歩いていた。いろいろたいへんです。チケットはSOLD OUTだとは思うが、それほどぎちぎちではなかった。案外、片方のライブしか見ないという人もいるのかもしれない。

最初はZAZEN BOYS。実は3年ぶり。吉田一郎が加入してから初めてのライブである。けっこうマニアックというか、わかりにく曲を多くやったという印象。わかりやすさを排して音の高みを追求している感がした。生でなければ再現できない、自分達以外にはなしえない音を。それをあの場でやるという向井の思惑を、私は勝手に考えたのである。

次に20分間くらい入れ替えがあって、凛として時雨。こちらはストレート。今日はわりと前の方で見たが、最前はすごいことになっていた。最初のワンマンのときは本当に大人しかったのに…。私も年齢が年齢なのでほどほどにと思っていたが、「DISCO FLIGHT」ではさすがに跳ねざるをえない。1曲やったらかなり疲れた。他にも個人的な最近のベストトラックである「JPOP Xfile」を演ったのは嬉しかった。途中、声があまり出ていないような感じもしたが、聴いているほうはそれどころではなくノっている、というのも事実。

21時45分頃、終演。双方、持ち味を発揮したいいライブだったと思う。


アベフトシ死去

http://natalie.mu/news/show/id/18966

職場のパソコンでInternet Explorerを起動したら、デフォルトサイトでmsnが表示されて、気になる言葉ということろに「アベフトシ」とあったので、珍しいと思って何気なくクリックしてみたら、飛び込んできたのは訃報だった。あんまりだ。

もう、ショックとしか言いようがない。今日はthee michelle gun elephantのCDを聴いて偲びます。


凛として時雨『just A moment』購入

やはり凛として時雨というバンドはすごいね。前半5曲の怒濤の楽曲は凄まじい。インスト挟んで、後半4曲は「Telecastic fake show」「moment A rhythm」と聴き馴染みの曲を含んでいるということもあるからか、ちょっと勢いが落ちているという感があった。それでも、全体的に過去2枚のアルバムに比べると確実に進化している。

このインタビューがおもしろかった。

──確かに、なぜかはわからないんですけど、「JPOP Xfile」は345さんが”JPOP!”と叫んでることに意味があるんだと思います。

TK:

345は最初、歌うのをすごい嫌がってたんですけどね(笑)。

345:

だって、そのほかの歌詞はいっさいわからなくて、一番最初に出てきた言葉が”JPOP”だったから。いきなり「ここで”JPOP”って叫んで!」って言われたら嫌じゃないですか(笑)。

http://www.newaudiogram.com/premium/097_shigure/

確かに、嫌だ。

just A moment

just A moment


第1回CDショップ大賞に相対性理論「シフォン主義」が選ばれる

http://www.asahi.com/showbiz/music/TKY200905120304.html

ここで相対性理論の文字を見るとは思わなかった。本屋大賞のCD版、ということで始まったらしいCDショップ大賞に相対性理論「シフォン主義」が選ばれた。「ハイファイ新書」ではなくて「シフォン主義」、というのは2008年にリリースされたものから選んだということかな。いや、確かにすごいけど、”大賞”というのはちょっとアンマッチかもと思ったり。

ノミネートされた作品の中で私が3枚選ぶのならば、相対性理論、たむらぱん、フジファブリック、かな。


根岸孝旨つながりで

私のMP3プレイヤーには、月替わりくらいで一つのアーティストの楽曲をまとめたフォルダを入れてあるのだけど、今回はプロデューサーで一つのフォルダを作ってみた。根岸孝旨プロデュースでまとめて、DOG HAIR DRESSERS~つじあやの~GRAPEVINE~COCCOという流れ。DOG HAIR DRESSERS、久しぶりに聞いて懐かしかった。コッペル~オレンジジュース~BOARD GAME、まではよかったな。

で、DOG HAIR DRESSERSについて調べたら、今は太田朝子、成義の姉弟と、元GRAPEVINEの西原誠らで、Dropというバンドを組んでいるらしい。知らなかった。びっくりした。今でも音楽活動をしていることを嬉しく思ったりもした。

ギャザーシューズ

ギャザーシューズ

LOW-NIN

LOW-NIN

約10年前のCDだけど、10年前はメジャーレーベルからCDを出しているバンドが今よりも多くて、自分の好みのバンドも多かったように思う。今はメジャーとインディーズの垣根がだいぶ低くなって、小規模インディーズレーベルから出た相対性理論なんかが大売れしたりする。どちらがいいのかはわからないけど。


人気音楽グループリーダーをコカイン所持で逮捕

http://sankei.jp.msn.com/entertainments/music/090204/msc0902042343002-n1.htm

人気ヒップホップグループ「練マザファッカー」のリーダーがコカイン所持で逮捕。私はこのグループのことを全然知らなかったのだが、テレビ番組に出たり、テレビコマーシャルに出たりしていたらしいので、確かに人気ヒップホップグループと言えるだろう。その前に、この件に関連して「自称ミュージシャン」の男も逮捕されているのだが、実はこのグループのメンバーだったようだ。それならば「自称」をつける必要がなかったのでは。「俺はミュージシャンだ。」と言い張っても、「お前なんか知らない。」ということになれば、「自称」をつけられてしまうのだろうか。「自称」だったり、「人気」だったり、めまぐるしい。

ヒップホッパーとしては大きいことを言っていても、法廷では殊勝に「反省しています」とか言うのだろうか。

それでも、記事に載っている写真は若麒麟容疑者である。


阿部真央デビューアルバムオリコンデイリーチャート9位

http://www.zakzak.co.jp/gei/200901/g2009012651_all.html

「オリコンデイリーチャート9位」とか「iTunes Music StoreでもJ-POPアルバムデイリーチャートが相対性理論に次いで第2位を獲得」とか、だったら相対性理論のほうがすごいのでは、と、ちょっと無理矢理感のある記事だなと思ったら、ほぼ同じ記事が別にあった。おそらく、夕刊フジが記事の配信を受けたのだろうね。

阿部真央、「ふりぃ」しか聴いていないけど、初めて聴いたときは、椎名林檎っぽいなと思ったが、二度目に聴いたときは、椎名林檎よりも、90年代のガールズポップのかおりを強く感じた。アレンジとか、展開とか。私が10歳若かったら支持していたと思う。


相対性理論『ハイファイ新書』購入

相対性理論、ここにきて、一気に注目を集めている感がある。オリコンアルバムチャート(デイリー)でも4位に入っている。EXILE、いきものがかり、Mr.Children、相対性理論、GIRL NEXT DOORという順。唯一、紅白歌合戦に出ていない、とかそういう次元。音楽市場の縮小で、相対的に順位が高くなっているともとれるが、一般的にはほとんど無名なバンドがこの順位というのは、すごい。

なんでこの順位かと言うと、実は相対性理論とは、人気声優が勢揃いしたユニットなんですよ。嘘だけど。

発売日=私の誕生日に購入。個人的なキラーチューンは「地獄先生」と「四月革命」。まあ、キャッチーだよね。「四月革命」は、相対性理論の楽曲の中ではいちばん好きだな。

最初聴いたときは後半が単調に感じたが、楽曲を何度も聴いて個性がわかってくると、そうは感じなくなった。「ルネサンス」なんて、詞をみると「メイドさん ごくろうさん / だんなさん ありがとさん / メイドさん ごくろう算数 / だんな算数 ありがと算数」って、なんだこりゃと思うけど、これをこれだけのの楽曲に仕立てるのは、かなりの才能だと思う。

ハイファイ新書

ハイファイ新書


凛として時雨「moment A rhythm」購入

メジャーレーベルからの初めてのリリースとなったのだが、1曲入り、16分50秒、3000円、ってやりたい放題なのだが、これは環境が変わってもやりたいようにやっていきますよ、という意思の表れ、であればいいと思う。一般的な感想は「高い」だろう。そうだろう。それでも、オリコンチャートを見るとそれなりに売れているみたいだ。まあ、本作について言えば、ポピュラリティはあまりないし、それなりにいるコアな支持層に売れればOKなのだろうけど。

曲はといえば、気がついたら16分50秒たっていた、という感じであった。好きなタイプではないけど、クオリティは高い。

moment A rhythm

moment A rhythm