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ザ選挙の復活と政治情報サイトのまとめ

選挙情報を集めたサイト「ザ・選挙」が休刊していたことはかつて記事に書いた。その後継続ということになったもののの更新が行われてない状態だったのだが、そのコンテンツを引き継いだ「ザ選挙」が公開となった。中黒がなくなっているが、「ザ・選挙」のコンテンツを引き継いだサイトとなっている。ただ、表示の不具合があったり、「ザ・選挙」のサイトは存続しているものの「ザ選挙」のリンクが貼っていなかったり、そもそも「ザ・選挙」と「ザ選挙」で何だかややこしかったりする。

私は知らなかったのだが、去年の12月に「ザ・選挙」の盗用サイトの閉鎖という騒動があったようで、その盗用したとされるサイト「REAL POLITICS JAPAN」は、閉鎖してはおらず普通に公開されている。ただ、古いデータは消したのか、新しいデータしか存在していない。サイトデザイン自体は「ザ・選挙」に似ている。「ザ選挙」は今のところ休刊中のデータがないので、そこを部分的に埋める存在となっている。

あと、「政治山」というサイトも立ち上がったようだが、こちらはほとんど準備中である。

他にも私が管理している政治情報ライブラリもあるのだが、こちらはほぼ国政が守備範囲で、地方までは扱っていない。前述三サイトは地方まで扱おうとしているので、データが整備されればその価値は高くなるといえよう。

「ザ・選挙」が休刊になったこともあって、この手のサイトがどのようにすれば事業として成り立つのかということを考えたのだが、私としてはいい答えは見つからなかった。Yahoo!あたりの大手サイトが運営して、他コンテンツとのシナジー効果を得るくらいだ。「ザ選挙」は有料会員を募ってその会費を元に運営していくようだ。ただ、月額630円というのは少し高いと思う。

以降余談だが、前に自分が「過去の国政選挙の結果をHTML化しようかなぁ。今まで「ザ・選挙」があるからいいやと思ってやっていなかったんだけど。基本的に一度作ればメンテナンスも不要だし。1955年以降の衆院選であれば、やる気があればすぐにできる状態ではあるんだ。やる気があれば。」と書いたのだけど、過去の国政選挙の結果は衆院選は既にHTML化済み、参院選も作業中で、ちゃんとやっていて自分偉い、と勝手に思った。


民主党衆議院議員16人が会派離脱願を提出

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20110217-OYT1T00566.htm

民主党の小沢一郎元代表に近い、比例選出の衆議院議員16人が会派離脱願を提出したとのこと。「民主党政権交代に責任を持つ会」という新会派を作るという。メンバーは以下のとおり。

比例区 氏名 当選回数 参考
比例東北 菊池長右ェ門 1回 岩手
比例東北 高松和夫 1回 秋田
比例北関東 川口浩 1回 茨城
比例北関東 石井章 1回 茨城
比例南関東 水野智彦 1回 千葉
比例南関東 石田三示 1回 千葉
比例南関東 相原史乃 1回 神奈川
比例東京 渡辺浩一郎 2回 東京(11区)
比例東京 川島智太郎 1回 東京(9区)
比例東海 笠原多見子 1回 岐阜
比例東海 小林正枝 1回 静岡
比例東海 三輪信昭 1回 愛知
比例東海 大山昌宏 1回 愛知
比例近畿 豊田潤多郎 2回 京都(4区)
比例近畿 熊谷貞俊 1回 大阪
比例近畿 渡辺義彦 1回 大阪

比例下位当選なので、次の選挙で当選する可能性は低い。これは2005年の衆院選で自民党で比例下位当選した人と同じことである。そういうこともあってわりと後先考えない行動もとれるのだろうが、会派は離脱するが離党はしない、というのもわかりにくい。成り行き次第で様々な行動をとれるようにするためなのだろうが、どうしても本気度が低いととらざるを得ない。岡田幹事長からは「無効と承知でやったのだろう。」と言われているし。

個人的にはもうこうなったら菅民主党と小沢民主党に分かれればいいのに、とも思っている。


愛知県知事選、名古屋市長選、名古屋市議会解散住民投票の結果

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110207ddm002010100000c.html

昨日行われた、愛知県知事選挙、名古屋市長選挙、名古屋市議会解散住民投票は、河村たかし前名古屋市長の思惑通りの結果となった。国政が云々と言うが、多少良かったとしてもこの結果は覆らなかったであろう。

焦点は河村x大村のタッグがどこまでうまくいくかということだ。選挙を前にしては仲良しこよしを保つだろうが、それぞれ市長と知事になってそれが続くかということ。河村市長はこのままのスタンスで行くのだろうが、大村知事のスタンスは未知数。古巣自民党との関係も気になる。河村流の改革路線とは一線を画すようになるかもしれない。また、中途半端なスタンスにならざるを得ないかもしれない。そういうわけでこの蜜月がいつまで続くかわからない。藤前干潟であんなに仲が良くしていた二人も…、ということも考えられる。

個人的には、河村市長についてはファンでもアンチでもないんだけど、まあ好きにやればいいんじゃないですかね。


菅第2次改造内閣発足

昨日、菅第2次改造内閣が発足。「問責決議が出されたからということではない。」ということだが、結果的には問責決議の対象となった大臣は交代となり、かつ規模も小規模なので、問責決議ありきと見なされても仕方がない内容だ。

菅首相とは社民連時代から一緒で、関係が深い江田五月氏が法相で入閣したのはプラスだろうが、入閣させるのであればなぜ前の改造でせずに、問題発言で辞める羽目になった人を任命したのか、と思う。また同じグループからとってつけたように新しく入っている。

改造が小規模ということもあるが、基本的には目新しさもなく、インパクトに乏しいという印象。与謝野大臣と海江田大臣が同じ選挙区だから云々、というのは、そもそもそういう選挙制度なのだから、組閣で改めて問題にするのもおかしいとは思う。問題があるとしたら選挙制度のほうだ。野党から与党に移った議員なんて過去にざらにいるわけで、今回だけ大きく問題にするのもどうかと思う。まあ、私個人は昔からそれほど好きな政治家ではないが。

政権浮上になるとは思えない今回の内閣改造だが、野党としても攻め手に欠く感もある。結局、安倍~麻生内閣と続いてぎりぎりまで衆議院を解散しなかったように、民主党内閣が解散を先延ばしにすると、野党としてはどうしようもなく、とりあえず批判するしかない。あと、野党側の次期衆院選の選挙協力体制が固まっていないのも問題だ。民主党は民社国三党で選挙協力をすることを固めた上で衆院選に勝利して政権を取ったわけだが(その後社民党は政権から離脱したが)、自公で行くのか、他の党も交えるのか、もしくは別の枠組みなのかというのが定まっていない。自民党+公明党が消極的に協力でも勝てそうな気がするが、みんなの党の勢力が強くなると、与党批判票が割れて民主党に利する結果になる可能性もある。そのあたりを詰めた上で選挙に臨んだほうがいいと思うのだが。


大江康弘参議院議員が幸福実現党を離党

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20101227-OYT1T01077.htm

入党が5月だったので、わずか7ヶ月の党員。これで幸福実現党は国会議員が0に。

公の理由としては、沖縄県知事選挙での方針の不一致が挙げられているが、大江議員のネット上での日記を見ると、それ以前から党に対する不満があったことも窺える。

幸福実現党も勇ましいことは言っているが、選挙に出ればほとんど票がとれず、党首もコロコロ変わって、政党としてのヴィジョンに欠けている節がある。金と気力が続く限りは活動を続けていくのだろうが、いつまで続くのだろうか。


茨城県議選で民主党が苦戦

http://www.asahi.com/politics/update/1212/TKY201012120154.html

茨城県議選で民主党は現状維持の6議席に留まった。最低でも2ケタという目標を掲げていたので、これは敗北と言ってもいいだろう。

議席を確保したところを見ると、日立は無風区でそもそも民主党が強いということもあって2議席確保。水戸、筑西は2人擁立して共倒れは免れたが、下位当選。土浦も2人擁立して1人当選。ただ、当選した現職と落選した新人の差が激しく、現職はわりと盤石。古河も候補が元総和町長ということでわりと盤石だった。結果的に共倒れはなかったので、少し前の松戸市議選のように擁立戦略は大きくは間違えていなかったと思う。

落選した候補の多くが風頼みでないと当選できないレベルの候補で、今回はその風が吹かなかった、というのが実際のところではないか。ただ、この結果の民主党関係者のコメントを見ていると、あいつが悪い(暗に自分は悪くない)と言っているようで、こんなんじゃダメだろうなぁ、とは思う。


沖縄県知事選で仲井真弘多氏が再選

http://www.asahi.com/politics/update/1128/SEB201011280015.html

沖縄県知事選では現職の仲井真弘多氏が、伊波洋一、金城竜郎氏を破って当選。事実上、仲井真、伊波両氏の一騎打ちになったのだが、伊波氏が仲井真氏の票数を上回ったのは、宜野湾市(伊波氏の地元)、大宜味村、今帰仁村、読谷村、北谷町、北中城村、中城村、西原町。他は仲井真氏が伊波氏の票数を上回っている。トータルでは4万票弱の差がついた。

普天間基地移設問題については、当初仲井真知事は県内移転を指向していた。ところが、途中から県外移転に転向。伊波氏は国外移転を掲げていたものの、沖縄県レベルからすれば県から外への移転ということには変わらず、その違いは当初に比べれば少なくなったと言えよう。さすがに県民感情を考えると、知事も県内移転の主張を通すことは難しいと考えたのだろう。一方で県内移転を主張している自民党本部は仲井真知事を支援した。これは、事情が変われば県内移転も容認してくれるだろうという期待があるのだと思う。そして、これは今の民主党政権もそう願っている節がある。

私個人としては、国外移転をすべきだと思うのだけど、これは基地をただ外に移転すればいいというわけではなくて、日本の国防全体を考えて米軍が日本にあることが是か非かと最初から検討すべき、という考えによる。

ただ、現時点での沖縄県知事の考えは「国内移転」なわけで、そうなると日本のどこかが移転先ということになる。以前に移転先としてあがった徳之島がかなりの拒否反応を示したけど、そういうことが各地で起こる可能性もないとは言えない。

基地移設問題については、立場によっても意見が異なるだろうし、国防という今まで日本が積極的に触れてこなかった問題が絡むだけになかなか難しい。

民主党は参院選に続いて、沖縄県知事選でも候補を擁立せず、推薦も出さず、自主投票という形になったわけだが、民主党の地元選出の衆議院議員は伊波氏を支援した。こうなったら、沖縄の民主党議員は独立して「沖縄民主党」でも結成したほうが、次の衆院選のためにはいいのではないか。そうなっても、どうせ民主党は対立候補を出してこないだろうし。

あと、幸福実現党のメディアでの無視されっぷりがすごかった。金城竜郎候補が得た13116票は、前回の参院選よりも2300票ほど票を増やしている。県内移転という主張は、現政府や自民党と同じ意見なのだから、幸福実現党の金城竜郎候補に相乗りしてもおかしくなかったのではないだろうか。いや、おかしいか。唯一の所属国会議員である大江康弘参議院議員は政治家なので自党候補を擁立せずに保守系の仲井真候補を支持すべきと主張して党と対立。離党するという話も挙がっているが、今後、動きがあるかもしれない。


菅改造内閣が発足

http://www.asahi.com/politics/update/0917/TKY201009170228.html

菅改造内閣が発足した。鳩山内閣時代から大臣だった人はほとんどが変わっているが、前原国交大臣が外務大臣に横滑り。そして、北澤防衛大臣が唯一の留任。ある意味泥をかぶる役目を果たすということなのか。

他にも謎な部分もあるが、ある程度は菅カラーを出せているのではないだろうか。ただ、鳩山内閣が党内の有力者を集めた内閣だったので、それに比べると地味な顔ぶれという感もある。仕事ぶりで存在感を示してほしいものだが。


民主党代表選で菅氏再選

http://www.asahi.com/politics/update/0914/TKY201009140397.html

民主党代表選で菅直人代表が小沢一郎元幹事長を破って再選。キャプションには大差とあるが、国会議員票は菅412vs小沢400、地方議員票は菅60vs小沢40、党員・サポーター票は菅249vs小沢51で、党員・サポーター票で差がついた様相。この党員・サポーター票というのが、衆議院の小選挙区単位で最も得票が多い候補に1票入るという仕組みで、党員・サポーターの票の総数の差はこれほどの大差にはなっていなかった模様。2005年の衆院選で自民党が大勝したり、2009年の衆院選で民主党が大勝したけど、実際の票数の合計の差はそれほど大きくない、みたいなものか。

菅続投で焦点となるとは人事であろう。特に、現役の閣僚の多くが菅支持を打ち出したが、それと関係なく、菅色を出した内閣改造を行うことができるか、ということに注目していこうと思う。


民主党代表選が告示

読売新聞の、菅、小沢陣営の総決起集会参加者リストがすごい。

◇菅氏総決起集会

◆衆院◆

渡部恒三〈14〉、岡田克也〈7〉、土肥隆一〈7〉、鉢呂吉雄〈7〉、細川律夫〈7〉、池田元久〈6〉、玄葉光一郎〈6〉、仙谷由人〈6〉、前原誠司〈6〉、安住淳〈5〉、荒井聰〈5〉、末松義規〈5〉、中川正春〈5〉、石毛えい子〈4〉、生方幸夫〈4〉、加藤公一〈4〉、小宮山洋子〈4〉、笹木竜三〈4〉、長妻昭〈4〉、牧野聖修〈4〉、阿久津幸彦〈3〉、泉健太〈3〉、菊田真紀子〈3〉、近藤洋介〈3〉、篠原孝〈3〉、田嶋要〈3〉、田村謙治〈3〉、高井美穂〈3〉、津川祥吾〈3〉、津村啓介〈3〉、手塚仁雄〈3〉、寺田学〈3〉、長島昭久〈3〉、松本大輔〈3〉、稲見哲男〈2〉、小川淳也〈2〉、城井崇〈2〉、郡和子〈2〉、中川治〈2〉、藤田一枝〈2〉、本多平直〈2〉、三谷光男〈2〉、村越祐民〈2〉、柚木道義〈2〉、若井康彦〈2〉、阿知波吉信〈1〉、井戸正枝〈1〉、稲富修二〈1〉、小原舞〈1〉、大西健介〈1〉、岡田康裕〈1〉、柿沼正明〈1〉、金森正〈1〉、神山洋介〈1〉、川越孝洋〈1〉、工藤仁美〈1〉、黒岩宇洋〈1〉、小山展弘〈1〉、後藤祐一〈1〉、斉木武志〈1〉、斎藤勁〈1〉、阪口直人〈1〉、柴橋正直〈1〉、高井崇志〈1〉、高橋昭一〈1〉、高邑勉〈1〉、竹田光明〈1〉、玉木朝子〈1〉、仁木博文〈1〉、橋本博明〈1〉、花咲宏基〈1〉、平山泰朗〈1〉、藤田大助〈1〉、藤田憲彦〈1〉、三村和也〈1〉、矢崎公二〈1〉、谷田川元〈1〉、山尾志桜里〈1〉、山崎誠〈1〉、山田良司〈1〉、湯原俊二〈1〉、吉川政重〈1〉

◆参院◆

江田五月〈4〉、小川勝也〈3〉、岡崎トミ子〈3〉、小川敏夫〈3〉、福山哲郎〈3〉、芝博一〈2〉、白真勲〈2〉、林久美子〈2〉、藤末健三〈2〉、前川清成〈2〉、蓮舫〈2〉、相原久美子〈1〉、石井一〈1〉、大河原雅子〈1〉、風間直樹〈1〉、金子恵美〈1〉、今野東〈1〉、徳永久志〈1〉、中谷智司〈1〉、松浦大悟〈1〉、石橋通宏〈1〉、田城郁〈1〉、難波奨二〈1〉

◇小沢氏総決起集会

◆衆院◆

羽田孜〈14〉、赤松広隆〈7〉、田中真紀子〈6〉、東祥三〈5〉、海江田万里〈5〉、川内博史〈5〉、小林興起〈5〉、滝実〈5〉、平野博文〈5〉、山岡賢次〈5〉、黄川田徹〈4〉、中山義活〈4〉、伴野豊〈4〉、松野頼久〈4〉、三井辨雄〈4〉、吉田公一〈4〉、市村浩一郎〈3〉、奥村展三〈3〉、小泉俊明〈3〉、神風英男〈3〉、鈴木克昌〈3〉、高山智司〈3〉、中塚一宏〈3〉、中津川博郷〈3〉、仲野博子〈3〉、樋高剛〈3〉、松木謙公〈3〉、松宮勲〈3〉、山口壮〈3〉、笠浩史〈3〉、青木愛〈2〉、石関貴史〈2〉、太田和美〈2〉、岡島一正〈2〉、梶原康弘〈2〉、古賀敬章〈2〉、階猛〈2〉、辻恵〈2〉、橋本清仁〈2〉、福田昭夫〈2〉、松崎哲久〈2〉、宮島大典〈2〉、渡辺浩一郎〈2〉、若泉征三〈2〉、豊田潤多郎〈2〉、若井康彦〈2〉、金子健一〈1〉、村上史好〈1〉、渡辺義彦〈1〉、萩原仁〈1〉、岡本英子〈1〉、玉城デニー〈1〉、菊池長右エ門〈1〉、畑浩治〈1〉、川島智太郎〈1〉、福嶋健一郎〈1〉、三輪信昭〈1〉、石原洋三郎〈1〉、石井章〈1〉、空本誠喜〈1〉、笠原多見子〈1〉、木村剛司〈1〉、高野守〈1〉、田中美絵子〈1〉、相原史乃〈1〉、岸本周平〈1〉、川口浩〈1〉、高橋英行〈1〉、石森久嗣〈1〉、高松和夫〈1〉、熊谷貞俊〈1〉、石田三示〈1〉、三宅雪子〈1〉、小野塚勝俊〈1〉、水野智彦〈1〉、野田国義〈1〉、佐藤夕子〈1〉、中後淳〈1〉、中野渡詔子〈1〉、黒田雄〈1〉、小林正枝〈1〉、松岡広隆〈1〉、大谷啓〈1〉、加藤学〈1〉、橘秀徳〈1〉、大山昌宏〈1〉、柳田和己〈1〉、坂口岳洋〈1〉、矢崎公二〈1〉、菅川洋〈1〉、皆吉稲生〈1〉、奥野総一郎〈1〉、和嶋未希〈1〉、向山好一〈1〉、山本剛正〈1〉

◆参院◆

輿石東〈3〉、田中直紀〈3〉、森裕子〈2〉、広野允士〈2〉、前田武志〈2〉、平野達男〈2〉、主浜了〈2〉、中村哲治〈1〉、佐藤公治〈1〉、室井邦彦〈1〉、牧山弘恵〈1〉、外山斎〈1〉、谷亮子〈1〉、川崎稔〈1〉、安井美沙子〈1〉、藤田幸久〈1〉、米長晴信〈1〉、相原久美子〈1〉、一川保夫〈1〉、大久保潔重〈1〉、行田邦子〈1〉、武内則男〈1〉、姫井由美子〈1〉、田城郁〈1〉、小見山幸治〈1〉、平山幸司〈1〉、横峯良郎〈1〉、藤原良信〈1〉

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100901-OYT1T00966.htm

推薦人名簿も。

【菅氏】

▽衆院 渡部恒三〈14〉、岡田克也〈7〉、土肥隆一〈7〉、鉢呂吉雄〈7〉、玄葉光一郎〈6〉、藤村修〈6〉、前原誠司〈6〉、中川正春〈5〉、野田佳彦〈5〉、長妻昭〈4〉、牧野聖修〈4〉、菊田真紀子〈3〉、岡本充功〈3〉、藤田一枝〈2〉、井戸正枝〈1〉、金森正〈1〉、山尾志桜里〈1〉

▽参院 江田五月〈4〉、北沢俊美〈4〉、岡崎トミ子〈3〉、白真勲〈2〉、林久美子〈2〉、蓮舫〈2〉、大河原雅子〈1〉、石井一〈1〉

【小沢氏】

▽衆院 赤松広隆〈7〉、海江田万里〈5〉、川内博史〈5〉、中山義活〈4〉、伴野豊〈4〉、松野頼久〈4〉、三井辨雄〈4〉、小泉俊明〈3〉、笠浩史〈3〉、太田和美〈2〉、岸本周平〈1〉、田中美絵子〈1〉、野田国義〈1〉、皆吉稲生〈1〉、村上史好〈1〉

▽参院 田中直紀〈3〉、岩本司〈2〉、大久保勉〈2〉、那谷屋正義〈2〉、前田武志〈2〉、川崎稔〈1〉、武内則男〈1〉、谷亮子〈1〉、外山斎〈1〉、米長晴信〈1〉

http://www.yomiuri.co.jp/feature/20100806-849918/news/20100901-OYT1T00576.htm

代表選前には、鳩山前首相が全面対決を回避しようとする動きをしていたが、ここで双方が妥協してなんとなくそのまま菅首相、という流れこそ不幸なのではないだろうか。鳩山前首相の賞味期限切れ感が際だつだけだった。ここは堂々と選挙をして代表を決めるべきであろう。

菅氏を支援する人に中に、現職閣僚が多くいるのが気になる。菅首相は9月の代表選後に大幅な内閣改造を行うとして、自分が首相に就任したときには、ほとんどの大臣が鳩山内閣から留任する形となった。鳩山内閣の失敗の責任をとるべき大臣たちの多くがそのまま残っているわけだが、この状況で支援を受けた大臣を代表選後に変えることができるのだろうか。一部の大臣だけ変えて、ほとんどはそのままにするのではないだろうか、という疑念が消えない。菅首相の一連の発言を見ると、自分の考えを述べるというよりは、状況にあわせて発言を行っているだけ、というように感じられる。

一方の小沢氏だが、長所と短所がはっきりした政治家なのだと思う。一般的な人気のなさは否定できない。個人的には一定の評価をうけるべき政治家だと思うのだが、それを取り巻く人がどうもよくないというか、いい人を遠ざけてしまうのか、まあ悪い人も遠ざかっているが、そういう傾向はある。組閣して、小沢グループ、旧自由党の主立った人たちがこぞって入閣するようだと目も当てられないと正直思う。