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九州でハッピー・バースデー 3日目

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今日の目的は九重”夢”大吊橋である。数年前から行きたいと思っていたのだが、なかなか行きにくい場所でその機会がなかった。今回、ここに行くことを最優先して旅程を選んだ。

日田から特急に乗って豊後中村まで行く。豊後中村で降りる人がそれなりにいると思ったのだが、降りたのは私だけだった。豊後中村駅にコインロッカーがあったので荷物を預ける。もっとも、未確認ではあるが大吊橋の事務所でも荷物は預かってもらえそうであった。大分方面から来た客もいたようで、大吊橋方面に行くバスに乗る人は数人いた。かなり小さいバスである。細い道を通っていくのでそれくらいがちょうどいいのだが、普通のサイズのバスもすれ違いで走っていたので、小型のバスだけが走っているわけではないようだ。大吊橋最寄りの大吊橋中村口で降りたのは、私と女性二人組だけであった。大吊橋中村口バス停から大吊橋までは歩いてすぐである。このバス停は屋根付きの待合所も完備であった。大吊橋を渡るために500円払う。これで往復ができる。ここまで観光客をあまり見かけない旅であったが、ここでは観光客が多くいた。

バスで豊前中村まで戻り、普通列車で大分で出て、ソニックに乗って今回の旅を締める。乗るのはもちろんグリーン車である。ここでは半分以上の座席が埋まった。ソニックの座席は高級感はあまりないと感じるが、コンセントがついているのはありがたい。

博多でもつ鍋定食を食べて、福岡から飛行機に乗って一気に東京へ。10分くらい遅れたが、ぎりぎりで志木方面行きのバスに乗ることができた。空いていて快適だった。

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九州でハッピー・バースデー 2日目

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今日はまず川内から新幹線で一気に北上する。乗るのは例の切符があるのでもちろんグリーン車。人生初の新幹線グリーン車である。初めてなのでそこはかとない緊張感が。おしぼりと飴をもらった。川内から久留米まで乗って私以外の客がいない、貸し切り状態であった。

久留米で荷物を預けて、新鳥栖経由で佐賀に出る。佐賀からは市営バスに乗って昇開橋前で降りる。かつての国鉄佐賀線の橋であった筑後川昇開橋を見にきた。佐賀県側はもろどみ一番館というちょっとした観光物産所みたいなものがあった。橋は歩行者のみ渡ることができる。時間帯によっては橋桁の一部が上がっていて渡れないのだが、私が行ったらちょうど橋桁が下がっていくところで、動いている様子を見られて、かつ、すぐに渡ることができた。福岡県側は筑後若津駅の跡地を示す表示がある。また、近くには大川昇開橋温泉もある。

大川からバスに乗って柳川に出る。柳川といえば柳川鍋、ということで昼食は柳川鍋定食を食べた。ここから堀川バスで瀬高に出て、佐賀線疑似完乗である。瀬高行きのバスは、乗客三人で、他の二人は西鉄柳川から少し行ったところで下車、と厳しいことになっていた。

瀬高から久留米に戻り、時間があったので久留米城趾に行って、荷物を取り出して、特急ゆふいんの森に乗る。全席指定席の観光特急を謳っているだけあって、写真撮影サービスなんかもあったりする。私は1号車に乗っていたが、2号車は貸し切りなのかなんか騒がしかった。

今日は日田に泊まるので日田で降りる。日田到着前に、豪華寝台列車[ななつ星]が1番線に停車するというアナウンスが流れた。改札口に面しているのが1番線なので自ずとそちらに行くことになる。行ってみたらちょうど[ななつ星]が入線してきた。外からしか見えないが、やはり豪華な列車だ。

日田では宿の近くの日田焼きそばの店に行こうと思ったものの17時頃に行っても混んでいたので、駅前の食事処に行く。ビールと唐揚げ定食。唐揚げは骨つき。骨つき唐揚げがあるのは知っていたが食べたのは初めてだ。味噌汁は甘めで、そういう味を楽しむのも旅の醍醐味である。あとは宿の温泉に入って、宿の近くで買っておいたラムネを飲んで。

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九州でハッピー・バースデー 1日目

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今日から三連休ということで、九州に行ってくる。今月が誕生月なので「ハッピー・バースデイ♪九州パス」という、JR九州の新幹線を含めた特急自由席乗り放題+グリーン車・指定席が6回まで乗車可、という切符を使うことにする。

志木から鉄道で羽田空港まで行き、羽田から鹿児島まで飛行機で飛ぶ。三連休初日のわりにはスムーズに着いた。鹿児島空港から国分駅までバスで行き、国分で件の切符を買った。

国分から鹿児島中央まで出て、そこから枕崎に行くためにバスに乗る。JR乗り放題ではあるが、鹿児島から枕崎であればJRで行くよりバスで行くほうが速い。行きと帰りで同じ行程ではつまらないので、行きはバス、帰りはJRにした。あと、本来であれば今日は枕崎に泊まりたかったのだが、二軒電話予約を試みたもののホテルがいっぱいだった。鹿児島市内でもめぼしいホテルがなく、今日は川内泊となっている。新幹線が使えれば鹿児島から川内は遠くない。

枕崎では16分の接続で坊津行きのバスに乗り換える。枕崎でコインロッカーに荷物を預けてトイレに行ってと算段していたが、一時はバスが10分以上遅れて気をもんだ。結局、10分弱遅れでバスは枕崎に到着。坊津行きのバスはちょうど今のバスが着いた場所から発車するという。目の前に観光案内所があってコインロッカーの場所を聞いたらトイレの前にあるという。全てがコンパクトにまとまっていて、算段どおりに事が進んで、無事坊津行きのバスに乗ることができた。

坊津はかつては安濃津(三重県の津)、博多津(福岡県の博多)と並んで三津と称されたほどの水上交通の要衝であったが、今はひっそりとした港町である。輝津館という歴史資料館に行ってそのあたりを一通り識る。江戸時代は密貿易で栄えたが、「享保の唐物崩れ」という取り締まりを境に貿易では成り立たず、漁業に転身したとのこと。ただこの輝津館も、私以外に入館者がいなかった。いろいろ観光案内図などは町中にあるのだが、観光客もあまり見当たらなかった。ましてやバスを使ってくる人などほとんどいないのであろう。

バスで枕崎に折返し、枕崎といえば鰹ということで鰹料理を食べる。「枕崎船人めしSP」なるものを食べた。最近枕崎で売り出しているようである。あと、「鰹の腹皮焼き」も。様々な鰹料理を堪能した。

枕崎から山川乗り換えで鹿児島中央まで2時間20分。指宿までは本当に空いていた。指宿からは乗る人はいたが、それほど混まず。鹿児島中央からは新幹線で川内へ。接続が悪く駅ナカ施設で買い物をしようとしたら、21時で軒並み閉まってしまい、結局ファミリーマートでお買い物ということに。

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第3回かんとうみんてつモバイルスタンプラリークリア

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今日、上毛電気鉄道の中央前橋駅で第3回かんとうみんてつモバイルスタンプラリーを完全制覇した。

今まで3回ともクリアしたわけだが、3年連続行った駅もあるわけで、さすがに毎年毎年同じ駅に行くのものどうかと思う。そういうわけで、今回で39事業者の駅の完全制覇は終わりにしようかと思う。来年以降は参加するにしても、行ったことがない駅だけにしておこうかと思っている。

ところで現在のコンプリート者数は82名。最終的には100名前後といったところか。また参加者数は4000人ちょっとである。去年に比べると減っているような印象。


瀬戸内島めぐり 2日目

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壬生川からJR普通列車で伊予西条まで行く。なお、切符は今治から東京までの片道切符を買ってある。3両つないでいるだけあって余裕がある車内だった。西条はうちぬきのある水の都として知られている。1時間強、西条の街を歩いてみた。たしかに水の都としては日本でも一、二を争う場所と言えると思う。

伊予西条からまたまた普通列車で観音寺まで行く。1両編成でけっこう混んでいたが、新居浜で降りる人が多く、がらっと空いた。観音寺では琴弾公園に行く。例の有名な寛永通宝の砂絵を見る。上から見るには展望台まで昇らないといけないわけだが、歩行者は琴弾八幡宮の参道を上るのがいいと思う。行きは狭い車道を上っていったが、帰りは参道を下っていった。

善通寺から丸亀まで更に普通列車で行く。丸亀からは本日の島めぐり。塩飽諸島の本島に行く船に乗る。今年2月の旅程を検討しているときに、丸亀から本島経由で岡山県の児島まで行くルート、要するに船で四国から本州に渡れるルートを発見して一人感動した。そのときは旅程に組み込めなかったのだが、今回、その乗り継ぎをすべくやってきた次第である。丸亀から本島に渡るフェリーはかなり大きく、新しい立派な船だった。船上からは瀬戸大橋が見えるが、客が地元の人だけということもあって、そちらに興味関心を向ける人はいなかった。本島への滞在時間は30分程度。小学校、中学校、駐在所など公共施設は揃っていたが、商店などはなさそう。丸亀からの船に乗っていた人が買い物袋をさげていたことがそれを裏付けているか。レンタサイクルや軽食をとれそうな店はあった。本島から児島に行く船は高速船であった。船内でお金を払う。この船も瀬戸大橋の近くを通る。しかも瀬戸大橋の下をくぐる。電車が走っているところを見られて、観光船みたいなものであった。

児島に着いたらあとは帰るだけである。今回は帰り間際に島に行くということでバッファをとって遅めの新幹線を予約してあったが、1時間早い新幹線が空いていたのでそれに乗変することにした。新幹線の中ではビールを飲んだり眠ったりして、帰路へ。

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瀬戸内島めぐり 1日目

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昨夜、横浜から夜行バス「DREAM SLEEPER」に乗って福山までやってきた。「DREAM SLEEPER」は去年10月にも乗っている。定刻より少し早めに福山に着。

福山からJRで三原に行き、三原から船に乗って生口島の瀬戸田まで行く。かつては瀬戸田町であったが今は尾道市になっている。瀬戸田には耕三寺という有名な寺があってここを見て回るつもりもあったのだが、バスやら船やらの時刻を見て旅程を組み立ててみるとここでの時間がとれず、今回は外側から見えるところだけ見るだけになった。時間が早くても寺くらいは見られると思ったのだが、寺の敷地自体が9時にならないと開かないようである。

瀬戸田から因島の市役所があった土生までバスで行く。このバスは終始客が私一人だけだった。寂しい。途中赤崎という場所で数分間停車する。ここは生口島と因島を結ぶフェリーの乗り場になっていて、自動車でも橋を渡るより料金が安いということが売りになっているのだが、日曜日は全便運休となっていた。土生の菓子店でははっさく大福を買った。因島産のはっさくが入った大福である。思いの外はっさくが瑞々しかった。

土生港から今治行きの芸予汽船の船に乗る。因島土生から、上島町の四島、今治市に入って伯方島、大島と結んでいく船だ。土生から乗ったのは4人である。私以外の客は弓削までで降りていった。弓削で10人くらいが乗ったが、いかんせん乗客が少ない。来年1月から減便するというが、やむを得ないことなのだろう。私は伯方島の木浦港で下車。伯方といえば、伯方の塩、ということで伯方の塩ラーメンを食べる。有名人の色紙がいっぱいあった。このあたりで特徴のある店となるとこの店、ということになるのだろう。

木浦から歩いて、尾浦港まで行く。ここから大島の宮窪港行きの船が出ているのだが、時刻表と看板しかなく、待合所もない船乗り場で、近くに船が泊まっているからまだいいものの、少し不安になる。乗ったら乗ったで、古いのは仕方がないにせよ、船室の四方が覆われていて外から遮断された空間になっていて、なんか異様である。途中寄港する鵜島から乗ってきた子供が二階に昇っていったのでそういうのもありかと思ったが、降りたとき見てみると、普通ここには昇らないような、というような場所であった。実際に来てみないとわからないものである。

宮窪港から歩いて村上水軍博物館に行く。入館料300円相当の施設と言うべきか。東国の山育ちの私としては、西国の海の知識が希薄なので、そういう知識を補えたのはよかった。

その後、村上水軍博物館から更に歩いて友浦港に行く。ここから芸予汽船の今治行きの船が出ている。もっともこの友浦というところは閑散としたところで、バスの接続もよかったりよくなかったりする。宮窪港に船をつけたほうがいいと思うのだが、事情があるのだろうか。そういう不便なところだからか、乗降者は私のみ。その前からの乗客も10人程度だった。

今日は今治から少し離れた壬生川で泊まる。今治から西条のあたりで宿を探したら、壬生川にけっこう安くてよさそうなところがあったのでそこに泊まることにした。

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温泉12ヶ月 2013年

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今年も毎月温泉に行ったということで。

1月:武雄温泉(佐賀県)
武雄温泉元湯に入る。11年ぶりの訪問。ぬる湯でも43度ある暑めのお湯である。外の券売機のところに湯温が表示されている。
2月:松原天然温泉(大阪府)
河内天美駅から無料送迎バスに乗っていった。黄金湯という特徴的な泉質である。大阪府内では一、二を争う泉質ではないか。
3月:河内温泉(静岡県)
河内温泉金谷旅館。千人風呂という混浴の広い風呂が特徴である。前回来たときはほぼ貸し切りだったのだが、今回は女性の客も含めて客がぽつぽつといた。
4月:板橋前野温泉(東京都)
前野原温泉 さやの湯処。小さいが「本物の温泉」の浴槽がある。休日で1000円は東京23区内にしては安いか。東上線ときわ台駅からバスに乗って行った。
5月:新八温泉(青森県)
行きは長苗代駅から徒歩で行き、帰りは八食センターに寄ってからバスで八戸駅に出た。宿泊施設も併設されている。かなりきれいな施設でお湯もまずまずよかった。
6月:洞爺湖温泉(北海道)
洞爺山水ホテル和風。泊まりがけで行ったが一人には過分な部屋で朝食つきで5000円以下とお値打ちである。浴槽はこぢんまりとしているが、その分源泉掛け流しのお湯であった。洞爺湖温泉でも有名どころの大きなホテルは循環である。行きは路線バス行ったが、帰りは一人でも駅まで送迎してもらった。
7月:雲の上の温泉(高知県)
檮原町にある道の駅ゆすはら敷地内にある。少なくとも雲の下にはある。元々の泉温が低いので加温しているのであろう。
8月:稲城天然温泉(東京都)
南多摩駅から歩いて行く。源泉かけ流しの浴槽は一つ、あとはそうでないのが何種類か、という都心郊外にありがちな構成の温泉施設。
9月:南郷温泉(滋賀県)
滋賀県に温泉は少ないのだが石山駅からバスで行けるこの温泉に来た。二葉屋という旅館の日帰り入浴を利用する。それほど大きくない浴槽が一つあるだけではあるが、リニューアルしたばかりということで施設は新しかった。
10月:大平台温泉(神奈川県)
大平台温泉姫の湯。小さな内湯が一つ、洗い場四つだけのシンプルな温泉である。客はけっこういた。地元の人なのかと思いきや、駐車場にはけっこう遠くのナンバーの車が停まっていた。湯温は高めである。
11月:古牧温泉(青森県)
古牧温泉元湯に入る。古牧温泉は中学校の修学旅行、その後個人で来て以来、三度目だ。当時から運営会社が変わっているが、元湯のほうは昔と変わらない感じである。いや、老朽化が多少目立つか。地元の人らしき客がけっこう訪れていた。
12月:川治温泉(栃木県)
薬師の湯に入る。洗い場と浴槽がある場所が完全に分離しているという珍しい構造だった。混浴露天風呂もあるが雪が降っていて寒いということもあってそちらには入らず。入っている人もいなかった。

今年で4年目になる温泉12ヶ月であるが、今までで秋田県、山形県、茨城県、千葉県、新潟県、長野県、山梨県、愛知県、岐阜県、京都府、奈良県、鳥取県、岡山県、広島県、山口県、徳島県、香川県、長崎県、大分県、宮崎県、鹿児島県の温泉は未訪である。けっこうある。そのくせ、今年は青森県の温泉には二つも行っている。まあ、とにかく温泉に行くことが主題なので、穴を開けずに温泉に行き、なるべく未訪の県を少なくする方向で考えていきたい。


南東北三連休 3日目

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今日は石巻から柳津まで出てBRT大船渡線に乗る。以前乗ったときは朝早くて乗客が少なかったが、今日は柳津の時点で10人弱とまずまず。志津川で降りる人が多かった。半年前に乗ったときよりも専用区間が増えていた。ただ、専用区間では感応式の信号がいくつかあってそこでは必ず停車するようになっている。相変わらずあまりRapidではないなと思う。ただ、専用区間が多いほうが運転士としては負担が減るであろう。

気仙沼から鹿折唐桑まで歩いてそこからまたBRTに乗る。以前に乗ったときはかなり混んでいたのだが、今日は空いていた。三陸道という名前で新しいトンネルが供用されていて、BRTはそのトンネルを通っていく。臨時で設定されている奇跡の一本松バス停で降りる。奇跡の一本松あたりは工事が進んでいて、半年前に来たときと様子が変わっていた。松の近くまで行けるようにもなっていた。

帰りは時間の都合と一度乗ってみたかったということで岩手県交通のバスに乗る。気仙沼まで乗ってそこからJR大船渡線に乗り換えるつもりだったのだが、もうバスで一ノ関まで行ってしまうことにした。JR大船渡線の鍋弦の部分をショートカットするので気仙沼から一ノ関までは所要時間はバスでもJRでもほぼ一緒である。

帰りは一ノ関から新幹線に乗って。さすがに満席であった。


南東北三連休 2日目

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今日は石巻港から船に乗って田代島に渡る予定だった。港まで行って船に乗ろうとしたら「日帰りですか」と聞いてくる。どういうことかというと、午後になると天候的な問題で船が出なくて帰れなくなる可能性があるという。さすがに帰れなくなるのはまずい、ということで渡航を断念した。

そういうわけで石巻から女川まで行ってみる。女川の一つ手前の浦宿までは鉄道が通じているが、そこから先は代行バスにに乗っていく。女川駅の代行バス乗り場は高い所にある運動公園の近くにある。この近くには町役場や仮設住宅がある。女川中心部は低所はほぼ更地である。女川に来たのは15年ぶりである。そのときは駅から魚市場のほうに歩いていったが、市場は復興したようだが、建物などはなくなっている。壊れた建物などはいくつか案内板とともに残されていた。運動公園などはかなり立派で原子の発電所のお金の力を感じるとところもあった。全体的には復興に前向きになっている印象を受けた。

その後、石巻に戻って少し市内を回って、夕方になって居酒屋で一献。石巻は人口に対する居酒屋が日本一とか、日本一だったとか、本当かどうかは知らないが。ただ、駅を出るとそれほど賑やかな感じではないのだが、チェーンの店を中心に居酒屋がやたらと目立つ。そういうわけで飲もうということで、ホテルに近い居酒屋に。食べたのは、サンマの刺身、クジラの刺身、ホタテバター焼き、柳カレイの焼物。クジラの刺身は初めて食べたけど、高いわりにはわりと普通というか。経験値をあげるために食べたというか。柳カレイも初めて食べたけど卵も入っていてなかなかおいしかった。サンマ、ホタテは定番のおいしさ。


南東北三連休 1日目

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今日から南東北を旅する。先月と同じく三連休乗車券を使っていく。

まずは、福島まで新幹線で行く。福島までは各駅停車のやまびこ仙台行きに乗っていく。大宮の時点では混んでいたが、進むにつれて乗客は減っていく。福島の時点ではだいぶ空いていた。仙台まで行くとなるとはやて、はやぶさを使うのだろう。

福島から南相馬行きのバスに乗る。福島と南相馬を結ぶバスは福島交通と東北アクセスの二社が運行している。東北アクセスの便のほうが時刻がよかったのと、東北アクセスが南相馬地元の会社であることと、福島交通には因縁があるなどから、東北アクセスのバスに乗ることにした。あまり大きくないバスだったが乗客は9人だったので余裕はあった。途中で大型の東北アクセスのバスとすれ違ったので種類があるのだろう。途中、道の駅川俣でトイレ休憩をした。飯舘村も通ったのだが、飯舘牛を扱う店は軒並みつぶれていた。

南相馬市、旧原町市ということになるが、中心部はわりと平常通りなのかなという印象。ただ、駅近くのヨークベニマルが営業していなくて、ヨークベニマルの他店舗と仮設住宅などを結ぶバスが運行していた。どのみち車で買い物に行く人が多いので、影響を受ける人はそれほどいないということか。

原ノ町から相馬までJRに乗る。この区間は部分的に復旧している。やはり電車は速い。2両編成だったがそれで充分な客数だった。相馬に着いて少し街を歩く。中村城跡に行った。平安時代からある城だそうだ。碑や像が多かった。

相馬から亘理まで代行バスに乗ることにになる。代行バスだが駒ヶ嶺は駅の駅前に入り、その他の中間駅は駅から離れた場所に停まる。そもそも新地、坂元、山下は震災で駅で被害を受けているし、街の中心部に近い国道近くに停まったほうが利便性は高い。この区間は2017年頃に鉄道が復旧するという見込みだそうだ。復旧したらまた来たいところである。途中、高速道路の工事や、復興作業のトラックなどで交通量が多いところがあって渋滞し、数分遅れで亘理駅に到着した。

亘理から仙台に移動して、夕飯食べて、石巻までの直通快速に停まる。現在、仙石線は一部区間が運休しているが、東北本線、石巻線で仙台からノンストップで石巻まで行く列車が走っている。気動車の3両編成で、この時間に仙台を出る列車は軒並み混んでいるのに、この列車はだいぶ空いていて少し悲しかった。やはり仙台-石巻の移動客はだいぶバスに取られているということか。小牛田にくらい停まってもよさそうなものなのだが、あくまでもノンストップである。もっとも、仙石線が復旧するまでの期間限定ではあるのだが。