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今日は帰る日である。まず奄美博物館に行った。あたりはフリーマーケットで賑わっていたが、博物館は開館間際ということもあってか客は私だけ。昭和的な博物館だが、奄美のことはほとんど知らないので、新たな知見はあった。
名瀬の街をぶらぶらした後で、空港のほうに向かう。最後に奄美パークに立ち寄った。以前に奄美空港があった場所に立っていて、空港の滑走路跡が残っていた。ここにある田中一村記念美術館に行ってみる。ちょうど全国から田中一村の作品集めたを特別展をやっていた。この美術館にはけっこう客が多かった。個人的には「不喰芋と蘇鉄」という作品に感銘を受けたが、この作品は個人所蔵となっているので、この特別展でなければ見られないのだと思う。他に見られる機会もあるかもしれないが。
奄美空港から東京行きの飛行機に乗って帰る。帰りは隣が空いていた。空港からは和光市までバスに乗って、和光市から東上線で志木まで乗る。
初めて行った奄美だが、島の人は親切な人が多かった。ただ、観光地として見た場合、それほど著名な観光地があるわけでもなく、景勝地での見せ方もいまいちだったりする場所が多かったりする点が気になった。
あと、奄美のバス会社道の島交通は、いわさきコーポレーション系の奄美交通との競合時代もあったりで路線バス好きとしては前から注目していた会社だが、地方のバス会社にしては運転士さんの態度もよくて、好感が持てた。私が最初に乗った笠利町と名瀬を結ぶバスや、瀬戸内町のあたりで見たバスは空いていたが、名瀬中心部で何度か乗ったバスはどのバスもけっこう客が乗っていたし、島に定着している感がある。Wikipediaには「岩崎バス表記のバス停(社名変更後も一部残っていた)」と書いてあったが、前身の「岩崎バス」の表記のバス停は見かけた。競合相手だった奄美交通の表記のバス停もけっこう残っている。全部置き換えるのはたいへんということなのだろう。
名瀬中心部は個人商店や小さな店も多く、けっこうはやっているようだ。名瀬中心部の北側には、大型郊外店もあるが、棲み分けができているのであろう。
今回奄美大島で撮った写真をPicasaにアップした。