近畿の旅1日目

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10月6日の話。

新宿から奈良行きの奈良交通の夜行バスに乗る。天理まで乗った。けっこう眠れた。最近は夜行バスに乗ることは少なくなったが、乗ったとしても昔と違って眠れなくて困る、ということはない。ありがちな3列独立シートだった。奈良交通といえば、2×1のシートで空いていて2席を使って寝ていった、という思い出があるが、それは20世紀の話だ。

本当は八木まで行きたかったのだが、そちら方面のバスが満席だったので天理にした。もっとも、JRの駅に用事ができたので、天理のほうが好都合だったと思える。天理といえば、未だに大学時代の友人の「こどもおぢばがえり」一人コントを思い出す。天理から近鉄を乗り継いで橿原神宮前まで行く。なお、今日から3日間、スルッとKANSAI3daysチケットを使用する。

橿原神宮前からバスに乗って岡寺前まで行く。岡寺の最寄りバス停、かと思ったが、実際は前と呼ぶには離れているようだ。行くつもりがなくて、行こうかとも思ったが、やはり行かないことにした。目的地は石舞台古墳である。このあたりの名所・史跡は行けばきりがないが、名前くらいは知っている石舞台古墳、高松塚古墳に行ってみようと思っていた。

石舞台古墳は、実はお金を払って中に入らなくてもそれ自体が外から見える。外から見た感じでは単なる石ではないかと思っていたが、お金を払って近づいて見てみると、外から見ただけでは感じなかった感動を覚えた。ただ、想像力とか、歴史のロマンを感じない人にとっては単なる石かもしれないな、とは思った。

その後、実際のメインイベントを経て、高松塚古墳に行く。こちらは、工事中で古墳自体は無いようなものだ。一応、資料館みたいなものに入ったが、やはり本物を見て得られるような感動はなかった。

橿原神宮に寄って、奈良方面に行く。西ノ京駅で降りて、薬師寺、唐招提寺が近いが、拝観料が800円、600円だったの入らず。なんでこんなに高い金を取るのか。客を選んでいるのか。

奈良から大阪に出る。大阪市営地下鉄今里筋線に乗った。乗車率は50%を超すことはなかったが、あれは混みようがないような路線だ。今里から井高野まで通しで乗ったのは私くらいか。短距離乗車が多いのも特徴だと思う。井高野から相川までバスに乗ろうと、相川行きのバス停に行ったら、全然昼間のバスの便がなくて驚く。歩いてもそれほど遠くはないと知っていたが、歩くつもりがなかったので道がわからない。どうしようかと思っていたら、赤バスという循環バスがあって、それがちょうどいい時間にあったので、それに乗って相川まで行った。

今日、明日と大阪で泊。