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茨城に行った。茨城と言えば「ときわ路パス」という、茨城県内のだいたいの鉄道に乗れるというフリー切符がある。乗れないのは関鉄龍ヶ崎線と、つくばエクスプレス。あとは、JRと三つの鉄道線が乗れる。これは茨城県内のJRの駅でしか売っていない。そこまで運賃別払いなのはいいとしても、その駅で切符を買うために一度改札を出る、というようなことをしなければならない。いちばん近い駅は取手なのでまずそこまで行く。取手までは新松戸から直通列車があり、取手では5分の乗り換え時間があって、その間に切符を買う、つもりだった。ところがそれは平日ダイヤの話だったのだ。新松戸に来た列車は我孫子までしか行かない。とりあえず我孫子まで乗る。予定変更か、と思っていたら、上野からの取手行きの列車が来た。これに乗ると取手での乗り換え時間は3分。取手に着いて、急いで切符を買って、グリーン券も買って、またホームに戻る。ぎりぎりだった。これはおすすめできない。「ときわ路パス」を買える券売機は少ない(緑色の券売機では買えず、薄紫色の券売機で買った)ので、券売機に先客がいたらまず間に合わない。
長時間乗るのでグリーン車にした。普通車は学生なんかでけっこう混んでいた。データエントリー作業が進む。
大津港まで行って、そこから特急列車で引き返す。常陸多賀まで乗るのだが、自由席特急券が720円なのだ。よくよく考えると高いな…。特急で急ぐ理由は、ここから那珂湊まで行って魚でも食べようと思っていたのだ。そしたら停車駅ではないはずの高萩で長時間の停車。何かと思ったら、車が線路に落ちたらしい…。けっこうお腹が減っていたので、結局那珂湊での昼食はあきらめ、30分遅れで着いた日立で降りて昼食を食べることにした。日立なら駅前にめぼしい店があるかと思ったのだが、めぼしい店はなく、そば屋はまだ開店していなかったので、ハンバーガーになった。
勝田に行って、ひたちなか海浜鉄道に乗る。茨城交通時代には乗ったことがあるが、ひたちなか海浜鉄道に転換してからは乗ったことがなかった。ときわ路パスで乗ることができる。1両編成でけっこう混んでいた。1両編成だから混んでいるのだが。そもそも1両編成が1時間に1~2本という体制で収益をあげるのは難しいと思う。実際どうなのかはわからないが。那珂湊で下車して、殿山駅まで歩く。途中、那珂湊港に至る道を歩いたのだが、車道は渋滞して、歩いたほうが速いくらいだった。そのナンバーを見てみると、ほとんどが県外ナンバーである。こういうのを見ると、ひたちなか海浜鉄道がもったいなく感じる。殿山から阿字ヶ浦まで乗って、また折り返す。阿字ヶ浦まで乗った人全員が折り返し組だった。海浜鉄道だけど、ほとんど車窓から海は見えません。
帰りは水戸線~関東鉄道~つくばエクスプレス~武蔵野線という経路で帰る。帰りの武蔵野線が混んでいた。最近、よく武蔵野線に乗るのだが、こんなに混んでいなかったのにな。