全日空副操縦士が酒気帯びで飛行機の出発が遅れる

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http://www.asahi.com/national/update/1023/SEB200810230004.html

出発前の検査で副操縦士から規定を超えるアルコール分が検出されたため、飛行機の出発が1時間半遅れたという。普通、こういう場合は交代要員がいると思うのだが、いなかったのでその副操縦士のアルコール検査を繰り返しやって、規定値以下になったところで出発になったという。もし、2時間やっても3時間やっても規定値以下にならなかったら、それだけ待たせるつもりだったのか。乗客からすれば腹が立つ話だ。

仮に急病になったとか、不慮の出来事のことを考えても、やはり交代要員はおくべきだと思う。飛行機というのは、機材にしても、人員にしても、けっこうかつかつでまわしている感があるのが不安材料だ。あと、全日空は日本航空よりも経営基盤はいいようだが、この前のシステム障害など、細かいトラブルが多いように思う。

もっとも、この副操縦士もプロ意識に欠けているとは思った。8時5分の発のフライトで、12時間以内の飲酒はいけないからと前日の20時に切り上げたというが、現に検査にひっかかってそれが原因で自分の仕事に悪影響を及ぼしてる。38歳だというからそれなりにキャリアはあると思うのだけど。逆にそういうのが慢心につながるということか。