自民党が東国原宮崎県知事に衆院選出馬要請

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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090623-OYT1T00759.htm

自民党がそのまんま東を担ぐのであれば、民主党がかとうかず子を担げば、そのまんま東無能力化。

自民党の古賀誠選挙対策委員長が宮崎県の東国原英夫知事を次期衆院選の自民党公認での出馬打診したところ、地方分権の提言をマニフェストに盛り込むことと、自身を自民党総裁候補とすることを求めた。出馬要請をしたという事実だけで、自民党にとってはもうマイナスではないか。その上足下を見られたのだからかなりのマイナスである。今まで気がつかなかったけど、古賀さんも大敗する選挙の責任者になりかねないということで相当焦っているのではないか。

立候補する選挙区はどうするかという問題については、あるスポーツ新聞には比例東京ブロックと書いてあった。これについては真偽不明だが、そもそも東国原知事はこれまで地方の立場で主張してきたわけで、そういう人を比例東京ブロックに持っていく、というのはよく分からない。比例東京ブロックから立てば持論が変わるかもしれないが、そうなればまた批判にあうだろう。何でもいいから人気がある人持ってこようという発想か。そもそも、東国原知事って人気があるのか?という疑問も感じなくはないが、政治家の中では人気があると言ってもいいのかな。

東国原知事に対して、大島理森国会対策委員長は「総裁になりたいなら、国政での経験、研鑽を積んで、期待が集まってからだ」と発言したそうだが、国政での経験を積む間に期待が無くなっていくと思う。今回の騒動は東国原知事が勝手に自民党総裁になりたいと言っただけで、「麻生降ろし」とは結びつかないと思うのだけど、自民党内に早く辞めてほしがっている人が多いのか、そういう言葉も踊っている。逆に野党としては麻生総理のままで選挙をしてほしいと思っているのではないだろうか。