Views: 11
本日、衆院選公示を迎えるにあたって、誠に僭越ながら、獲得議席予想をしてみた。こういう予想を立ててもだいたい当たらないのだが、表に出してみる。投票率は前回なみという想定。裏では全選挙区+比例区の予想をしたが、それは公表しない。
政党 | 議席数 |
---|---|
自民 | 171 |
公明 | 30 |
民主 | 246 |
社民 | 9 |
国民新 | 4 |
日本 | 1 |
大地 | 2 |
共産 | 9 |
みんな | 2 |
無所属(野党系) | 2 |
無所属(平沼G) | 2 |
無所属(その他) | 2 |
民主党が二百台後半、という予想も出ているが、個人的にはそれほど風は吹いていないように思う。前回衆院選では小泉改革への前向きな支持が確かにあったが、今回は自民党が駄目なので民主党はどうだろう、という後ろ向きな支持だ。もっとも今後の展開いかんでは、民主党側に20~30程度の上積みはあるかもしれない。
前回の選挙では自民党が圧勝したが、比例区では自民と民主の差は16しかなかった。選挙区で167の差がついた。要するに比例区では差がつきにくいということである。にも関わらず、自民党は比例区での票の上積みを目的として、舛添要一参議院議員を比例東京ブロック1位で擁立する動きを見せた。本人が拒否をして話はなくなったが、比例区の候補にするよりは、参議院議員、かつ無派閥で党内では比較的中立であるという立場を活かして、当落線上にある選挙区からの立候補者の応援に使ったほうがいいのではないか。ここにきて人気者を比例1位に立てるという戦法を繰りだそうとする自民党はどうしようもない。舛添議員は自党の候補者の危機感の乏しさに苦言を呈したが、他にもそういう空気を指摘する声もあり、民主党云々よりも、自民党がいろいろな面で自壊している様相だ。
みんなの党の趨勢が読めないのだが、準備期間不足もあって埋没するのではないか。「みんな」の党だが、結局、個人の力に拠るのでは。新党大地が2というのは、予想獲得票数をドント式に当てはめたらそうなってしまったのだが、あり得ない数字ではないと思う。