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俳優の高岡蒼甫がTwitterで、「8」(フジテレビ)を見ない、韓国のTV局かと思う事もしばしば、という内容でフジテレビ批判をしたことが話題になった。その後の展開はともかく、最初は韓国関連のプログラムを多く放送するフジテレビに対する批判だったわけだが、批判された側のフジテレビを擁するフジサンケイグループの産経新聞、産経スポーツでは「高岡蒼甫、嫌韓ツイートで事務所退社」という見出しで報じている。メディア側で対立軸をずらしているようにも感じる。
テレビ、マスメディアというものは自分が善であるということを前提としている。そうでなければ、報道の説得力が生まれない。そこで自分に矛先に向いた際に、その矛先を逸らそうとする。そこで、高岡・高岡支持層vs韓流・韓国、となればしめしめだ。
そういった中、今日起きた、東海テレビが番組の中で「怪しいお米」「汚染されたお米」「セシウムさん」という不適切な表示を放送した件。それが、岩手県産のお米のプレゼント当選者発表のフリップに書かれていたのだからたちが悪い。どう考えても責任は逃れられない。この落とし前はどうつけるのか。
東海テレビはフジテレビ系列というのはちょっとこじつけな感があるが、テレビ、マスメディアの本質というのはもっと探られてしかるべきだと思う。