Views: 7
http://www.asahi.com/politics/update/1127/OSK201211270043.html
嘉田由紀子滋賀県知事を代表とする日本未来の党の結成が発表された。原発を段階的に削減する「卒原発」など六つの主要政策を掲げる。国民の生活が第一や、減税日本・反TPP・脱原発を実現する党(そもそもこの政党、正式に届出を出しているのかが不明なのだが…)も合流する方針だという。みどりの風も合流、または連携と報じられている。
「第三極」の注目株だった日本維新の会はここまでに他党から秋波を送られてきたわけだが、たちあがれ日本→太陽の党と合併して、みんなの党とは連携を模索しているものの(それでも遠慮なしに候補者を立ててはいるが…)、減税日本は拒絶してきた。もともと、国民の生活が第一、社民党、新党大地・真民主、減税日本の「国民連合」という連携軸があったわけだが、その中から国民の生活が第一と減税日本が発展解消した形になっている減税日本・反TPP・脱原発を実現する党が日本未来の党に参加して、日本維新の会とは異なる「第三極」勢力の結集を目指すことになる。新党大地・真民主は連携することになるのだろうが、社民党はどうするのだろうか。ここまでで国民の生活が第一と候補者がバッティングしている選挙区がいくつかあり、あまり連携がとられていないようにも思える。孤立の道を進んでいるような気もする。
これで、次期衆院選は大まかに、民主・国民新vs自民・公明vs維新(・公明)vs未来vsみんなvs社民vs共産、という対立軸になるのか。その7勢力の全てが候補を擁立しているのは今のところ宮城1区のみだけだが、5勢力が候補を擁立している選挙区は現時点でも多々あり、小選挙区制始まって以来の多候補による選挙戦になりそうだ。
なお、次期衆議院議員選挙の候補予定者は以下にまとめてある。最新情報を更新するように努めている。日本未来の党については正式に発足してから反映させる予定。