2020年11月一覧

山陽福岡の旅 4日目

今日は小野田からちょっと下関に寄って、ようやく福岡県に入る。福岡は最終日のみ。
小倉ではゼンリンミュージアムに行く。開館時間にあわせて行くという満の持しようだ。地図の博物館だが、どちらかと言うと日本の江戸時代とそれより前の地図の展示が多い。あと、世界の地図の割合も多い。個人的には安土桃山時代に日本に滞在して地図を作ったイグナシオ・モレイラの業績と、長久保赤水の地図の正確さに感銘を受けた。あと、やはり伊能図はすごい。床に印刷された伊能図と窓から見える小倉城は写真が撮れる。リバーウォーク北九州という複合施設内にあり、エスカレーターを上っていったらやたらと若者がいるので、もしかしたらみんなゼンリンミュージアムに行くのかと戦々恐々としたが、そんなことはなく、映画鑑賞やゲームなりをしに来たようであった。
その後、田川方面に行ったり、資さんうどんの本店に行ったりする。資さんうどんは二回目で、前回食べなかったぼた餅を今回食べたのだが、おいしかった。塩気があるうどんの後に食べるから余計においしいのかもしれない。ただ、けっこう米なのでお腹はいっぱいになる。
今回は北九州空港から帰る。朽網駅からバスに乗るが、乗客は2人だった。飛行機はスターフライヤーに乗る。満席ではなかったがけっこう乗っていた。羽田空港から和光市行きのバスに乗ろうとしたのだが、何故か乗ろうと思ったバスの乗車券が買えず、久々にモノレール、山手線、東上線のルートで帰る。なんだかんだでいちばん混んでいたのは東上線だった。


山陽福岡の旅 3日目

今日は雨。
岩国からJRに乗って柳井港に行き、そこから船に乗って上関町まで行く。祝島まで行く船である。柳井から乗る人はあまりいなかったのだが、室津、上関と乗る人がわりといた。あと、荷物を輸送するという役割も持っている。
そういうわけで上関町を初訪問。上関大橋を歩いて渡るというプランだったのだが、なんせ雨が降っているので無理せずバスに乗ることにする。上関海峡温泉鳩子の湯に入る。このあたりは温泉があまりないということもあってか、わりと客がいた。ここで昼食も食べる。鳩子とはNHK連続テレビ小説の主人公とのこと。自分が生まれる前の話ではあるが、昭和後半という意味ではそれほど古いわけではない。
戻りは上関から柳井までバスで出た。客は少ない。柳井からはJRにひたすら乗って今日の宿泊地である山陽小野田市まで行く。小野田線沿線なのだが、小野田から行くとそこで1時間くらい待ちになるので、宇部、居能経由で行く。柳井から宇部まで2時間弱かかる。両方とも新幹線が停まらないし、快速とか欲しいところ。
小野田に着いた頃には雨は止んでいた。


山陽福岡の旅 2日目

今日はまず呉線経由で広、呉と行く。呉線も久々に乗るが、なんだかやたらと徐行する。
呉からバスで熊野町に行く。けっこう区間利用者が多く、停まらないバス停が少ないくらいだった。
熊野町といえば筆。そういうわけで筆の里工房に行ってきた。ここは筆の展示もあるのだが、特別展の陽明文庫展が素晴らしかった。目玉は国宝の藤原道長自筆の御堂関白記。これには心を持っていかれた。他にも天皇や空海の直筆など。東京で特別展があれば行列になったりするのだろうが、こちらは全然余裕があった。
熊野から広島までバスで出る。その後、広島から岩国までバスで。今日は岩国で泊。