2022年02月一覧

宮脇俊三「ローカルバスの終点へ」沖泊

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宮脇俊三著「ローカルバスの終点へ」の精読企画。1987年から88年に書かれた記述内容が2022年現在どうなっているのかを中心に記していく。基本的に月末更新。今回は沖泊(島根県八束郡島根町)。
島根町は2005年に松江市と合併している。本書には沖泊には松江から東回りと西回りの二つの路線がある、という記述がある。氏が乗車した西回りは旧鹿島町の講武を経由する路線で、東回りは旧島根町の中心である加賀まで直接行く路線かと思われる。現在は、東回りが旧鹿島町の御津止まり、西回りが加賀の潜戸観光遊覧船乗り場があるマリンプラザ前止まりとなっている。要するに、松江からのバスは沖泊までは行かない。沖泊までは松江市の島根コミュニティバスが通じている。マリンプラザ前から沖泊まで行くバスはけっこう本数があるのだが、御津から沖泊に行くバスの本数は平日のみ1日1本である。そういう意味では御津乗り換えにはなるが「西回りの沖泊行は一日一本のみ」は変わらないことになる。ただ、御津からマリンプラザ前で更に乗り換えれば、1日3本にはなる。土日祝日は御津から旧島根町に行くバスは運行していない。なお、コミュニティバスは沖泊を経由して野井、笠浦まで行く路線となっており、沖泊はローカルバスの終点ではなくなっている。
当時は沖泊には民宿が四軒あったそうだが、今ではなさそうである。集落と少し離れた場所にマリンパーク多古鼻というバンガロー施設があり、そこでの宿泊が可能である。


週末日記-春萌

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昨日は守谷に行ってきた。二時間ほど街を歩いて、岩井行きの急行バスに乗る。このバスが乗客が私だけだった。小絹まで北上してそこから西に進むというルートである。岩井から野田市行きのバスに乗るが、こちらはそこそこ客がいた。全員が愛宕駅前で降りていく。私は櫻木神社に寄って梅郷駅から東武野田線に乗って帰る。
今日は軽く多摩あたりに繰り出した。


フォン・ド・ヴォーのスパイシービーフカレー

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フォン・ド・ヴォーというと何やらすごいもののような気がするが、味はというとわりとオーソドックスなビーフカレーだと思う。ビーフが主役だが、マッシュルームが入っているのも、王道なビーフカレーだ。83点。
下のおいしそうな写真は無印良品のサイトからの引用です。


週末日記-小旅

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今日は週末ではないが先週末、昨日のことを書いておく。
先週土曜日は沼南の温泉に行ってきた。行きは我孫子駅から徒歩、帰りは柏駅までバスに乗る。温泉はけっこう混んでいた。その近くの道の駅は更に混んでいた。このあたりにあまり娯楽がないから集中するのか。バスは大津ヶ丘あたりからけっこう人が乗ってきた。帰りは流山に寄っていく。流鉄に乗った。未だにSuicaとか使えないのだが、運賃も安いし、良くも悪くも変わらないなと。
先週日曜日は近場ということで上尾市の平方に行く。行きは川越駅から上尾駅行きのバスに乗ったが、だいぶ手前の川越氷川神社に行く人が多数いた。平方はかつては上尾よりも栄えたというが、今はその隆盛の名残が若干ある程度である。帰りは大宮に出る。
昨日は、日本中央バスの高速バスに乗って群馬に行く。池袋から新前橋まで乗った。過去にも乗ったことがある路線だが、そのときは川越的場から前橋までだったか。客は6人ほどであった。新前橋から群馬総社まで行き、街を歩く。駅徒歩圏内に古墳がいくつか残っている。その他歴史資料館にも行った。総社は江戸時代の藩主だった秋元氏の影響が今でも残っている。ただ、居城であった総社城の遺構はほぼ残っていない。高崎に出て少し歩いて、新幹線で戻る。新幹線は自由席に乗ったがだいぶ空いていた。


GSV053.象潟(秋田県にかほ市)

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象潟の九十九島はかつては浅い海に九十九島と呼ばれる島が浮かぶ風景が広がっていたが、1804年の象潟大地震で隆起し、陸地に島のような小山が並ぶ風景となった。長崎県にも九十九島があるが、象潟のほうが元祖である。
ストリートビューでは、象潟橋から鏡島に向かっていく。象潟九十九島巡りの王道は蚶満寺から北に向かっていくルートのようだが、そちらにはストリートビューのデータがないので…。象潟橋には説明板があり、少し離れた場所には船つなぎ石がある。羽越本線の踏切を渡ってしばらくすると「九十九島コース きたかたさんぽみち」の小看板が立っている。かなり細い道に入って島というかこんもりとした山というか丘のようなものが見える。知識がないと元島というのもわからないかもしれない。


GSV052.定義(宮城県仙台市)

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定義について、私は油揚げで知ったのだが、元々は平貞能、転じて定義に由縁がある場所で、江戸時代に平貞能の従臣の子孫がこの地に西方寺を建立し、周辺に門前町を形成していったとのこと。
ストリートビューでは、定義交流センターから山門を通って西方寺本堂へ向かっていく。定義交流センターの隣には定義バス停があり、まさにゲートウェイの役割を担っている。シンプルな観光案内板が見えるが、「商店街、表参道」のほうに向かっていく。口に近いところにある定義とうふ店は、おそらく定義でも有名な店なのだと思う。最新のデータだとまだ朝早いのか店がやっていないのだが、2011年のデータでは店先で食べている人の姿が見える。その先にも店が数軒ある。阿吽像がある山門を抜ける。境内の敷地はかなり広い。山門あたりはわりと狭々とした感じなのだが、本堂のあたりはけっこう広々とした印象である。本堂の近くには如来像もある。少し離れたところには庭園と五重塔もある。


岐阜三連休 3日目

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今日はまず大垣から樽見鉄道に乗る。高尾という駅まで行った。実は行くのは二度目である。隣の駅まで歩く時間はなく近くのダムまで往復する。その後織部で降りて、道の駅に行く。織部展示館は10時からオープンという情報だったが、9時台でも開いていた。古田織部の出身地ということで、織部推しなのである。その後、本巣、北方と行き、バスでパレットタウンおおのという道の駅へ行く。ここからにしみのライナーという名古屋行きの高速バスが出ている。大野で乗ったのは5人ほど、名神大垣で乗った人はおらず、安八で乗った人が2人。
今日は数日前までは終日雨という予報だったが、直前で午前は降らないということになって、結果的には名古屋に着いたときに雨が降った。あんかけスパゲティを食べて帰る。名古屋は人が多かった。帰りの新幹線は行きほどは空いていなかったが、それでも隣は空いている状態である。


岐阜三連休 2日目

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今日はまず大垣駅からバスで輪之内町まで行く。朝に大垣から外に向かうバスにしては利用者がけっこういた。ただ、輪之内町まで行く人は私ともう一人だった。
輪之内町をぶらぶら歩いて、海津市に入る。お千代保稲荷は以前に行ったことがあるが、近くまで来たので再度行ってみた。参拝客が途絶えない。門前の商店街もご時世的に常時よりは寂しい感じなのだろうが、それでも賑わいがあった。
ここからは海津市コミュニティバスで今尾、高須と回る。どちらも江戸期には行政的な核があった街である。締めに海津市歴史民俗資料館に寄ってこのあたりの歴史を学ぶ。
バスで駒野駅まで出て、ここからは養老鉄道の旅になる。揖斐まで行って大垣に戻った。鉄道が残っているだけあって、利用者は少なくない。
今日も大垣に泊。


岐阜三連休 1日目

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今日から三連休は岐阜に行く。新幹線はすごぶる空いていた。
名古屋から名鉄で岐阜に行く。ここから岐阜の旅。加納の町を歩く。江戸時代には宿場があり、藩庁があり、岐阜ではなく加納がこのあたりの中心地であったわけだが、今は昔という感じだ。その後、バスで墨俣まで行き、墨俣一夜城などに行く。中では資料館になっているが、秀吉の業績が墨俣築城後も含めて多く紹介されていた。その後バスで大垣に行く。奥の細道むすびの地記念館などに行く。芭蕉のような旅というのも憧れはあるが、時間とか色々なところに行きたいとかなると、やはり乗り物に乗るのが便利である。
今日は大垣で泊。


GSV051.小岩井農場(岩手県雫石町)

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個人的にだが「小岩井」とついた乳製品に弱い。なんかいいものだと思ってしまう。小野義眞、岩崎彌之助、井上勝の名字の頭文字をとってできた小岩井農場。盛岡駅からバスの便が出ている地域の名所ともなっている。
ストリートビューでは、小岩井駅から小岩井農場に向かっていく。駅前にはキャメルマートという地場コンビニがあるが、ストリートビューのデータが2014年と古く、現在は存在していない。県道131号線から県道219号線に入り、最初に見える小岩井農場の施設が植木植物園である。なんせ小岩井農場の敷地は広大である。更に進むと「小岩井農場本部」がある。小岩井農牧株式会社の本社は東京だが、小岩井の主要部署がここにある。だいぶ走って小岩井農場の中心地に到着。駐車場の敷地に売店はソフトクリームを売る店があった。そこを過ぎて左に曲がって少し行った先に小岩井農場の一本桜がある。ストリートビューのデータは5月で、花は咲いておらず青々とした桜の木が見える。その背後には岩手山が見える。