政治一覧

幸福実現党の候補者発表と党首交代

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http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp3-20090605-503220.html

幸福実現党が次期衆院選の候補者318人の名簿を公表した。この数はかなり本気だ。名簿は党のホームページからも見られるが、だいたいた幸福の科学の関係者だ。そんな中、福井3区は越前市議会議員であるという北野光夫氏を擁立していた。この人が候補者の中では唯一の政治経験がある人かと思われる。調べてみると市議会の副議長を務めているとのこと。自民党福井県連の執行部に名前を連ねている。

あと、「杉並一のワル」「伝説のストリートファイター」として知られる与国秀行氏が比例東京ブロックから出馬するとのことだが、私は知らないです。

埼玉4区はまだ誰も立てていない。東京、埼玉は空白が多いのだが、これは立てられないというよりは、まだ発表していないけどいずれは立てるのだろうと思う。関係ないが、埼玉5区の人が私と同じ大学を卒業していた。

あと、党首が饗庭直道氏から大川きょう子氏に交代した。まだ始まったばかりなのにこの交代は謎である。饗庭さんのルックスで中年女性層を狙っているのかな、と思ったのだが。

今日も浦和で幸福実現党の人が活動をしていた。消費税廃止とか言っていていたが、そのあたりは共産党みたいだなと思った。


杉村太蔵衆議院議員が次期衆院選不出馬

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http://www.asahi.com/politics/update/0604/TKY200906040242.html

あれだけいろいろ騒いでいたのに、結局不出馬。次期参院選に出るという話もあるらしく、そうなるとおそらく比例区だろうが、まあ難しいだろう。同じ比例下位当選組の鈴木馨祐議員は為公会に入って引退する鈴木恒夫議員の跡を継いで神奈川7区から出馬、と、この違いは政治家としての資質の違いということか。


自民党世襲制限は見送り

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http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090602-OYT1T00884.htm

世襲制限が必要だけど今さら次期選挙までには覆せないから見送り、っていちばんダメな結果になっていないか。これだと、民主党の真似をしようと思ったけどうちでは無理でした、という結末だよ。世襲制限はしないが世襲で有利な部分を是正していく、という着陸の仕方にすればよかったと思うのだが。厚労省分割の件といい、ただばたばたしているだけという感じがする。

次期総選挙も禁断の10月案が出ているが、どうなるのか。サミットで点数を稼いで選挙に臨みたいという話もあるが、去年も洞爺湖サミットでそのような話があったものの結局たいした点数にはならなかった。むしろ、また国際舞台で酔っぱらった人がしどろもどろであーあ、になる可能性もある。


幸福実現党が動き出す

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朝、志木駅南口。なんと、幸福実現党が幟を立てて女性四人くらいでビラ配りなどの活動をしていた。高邑市議も一緒にいたが、たまたまバッティングしたのだろう。この時期から志木で活動するとは思わなかったが、今からフルスロットルで活動しても、9月くらいまでは持つという判断なのかもしれない。

そんな中、幸福実現党が次期衆院選の第1次公認候補17人を発表した、というが、インターネット上にはそのリストがどこにも見つからなかった。とりあえず有名どころとして報道されているのは、元ブルーハーツの河口純之助氏が比例東京ブロックから出馬。そういえば、氏が幸福の科学に入会していることは知られた事実でしたね。あと、「金田一少年の事件簿」を描いた漫画家のさとうふみや氏は福岡8区から立候補するとのこと。私は漫画の名前くらいは知っていたが、誰が描いたかまでは知らなかった。ペンネームは男性名だが女性らしい。この人も幸福の科学に入会しているとのこと。顔を出していないらしく、選挙ポスターには「前代未聞だと思うが、さとうが描いたキャラクターを起用する」と言っているらしいが、小田桐清作さんも選挙ポスターに自分が描いたキャラクターを起用しているので、前代未聞ではない。

言うまでもないが、福岡8区は麻生首相の選挙区。他にも、鳩山民主党代表の北海道9区、太田公明党代表の東京12区にも候補者を擁立したという。あと、大川総裁の妻である大川きょう子代表代行は東京10区から立候補するとのこと。この調子で全選挙区に擁立するつもりか。もう、幸福実現党が体制を整えないうちに選挙をする、という点だけでも、さっさと解散してほしいと思った。


自民党も世襲制限

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http://www.asahi.com/politics/update/0521/TKY200905210133.html

自民党が次期衆院選から国会議員の世襲制限を行うという。現職は適応外。予定候補者で該当するのは千葉1区・臼井正一、神奈川11区・小泉進次郎の両氏。しかし、無所属で立候補して後で追加公認という抜け道があるようだ。前回のホリエモンみたいだ(落ちたけど)。小泉Jr.については、逆に同情票が集まるのではないかとも思う。千葉1区はおとなしく差し替えたほうがいいかもしれない。

前にも書いたけど、私としてはこういう制限には賛成できない。今回、民主党が世襲制限をして受けがよかったから、自民党も真似をした、という感じを受ける。ここでも自民党は民主党の真似をしている。あと、自民党の世襲制限勉強会の会長が、中選挙区制から小選挙区制に移行するときに分割した選挙区の一部を親から受け継ぐという他に真似のできない世襲の仕方をした、河野太郎議員だ。

(追記)

まだ、実際に世襲制限を適用するかどうかは流動的なようだ。しかし、もっと選挙の焦点にすべきことはあるだろうに、と思わずにはいられない。


幸福の科学が政治団体「幸福実現党」を設立

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http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090520/stt0905202027013-n1.htm

幸福の科学が次期衆院選への候補者擁立を目指して政治団体「幸福実現党」を設立するとのこと。参院選の比例区だったら当選者を出しそうな感じがするけど、衆院選だとどうなのだろう。別情報によると小選挙区の全選挙区へ候補者を擁立する方針だというが、そこまでいかなくても、共産党くらい擁立すればかなりのインパクトはあるだろう。もっとも、小選挙区での当選は難しいだろうが。比例区で当選者を出せるのかというあたりが焦点になってくるか。

幸福の科学はけっこう右寄りな考えを持っているようで、先の千葉県知事選では当選した森田健作氏を応援したということも言われており、その前の参院選でも自民党候補者を支援していたという。また、かの三塚博氏を「哲人政治家」と高く評価していたとのこと。そうなると、自民党と競合することになるのか。もしくは自幸連立政権でも目指しているのか。


栃木4区の風景

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今日は栃木に行っていた。衆院選選挙区の栃木4区の地域に行ったのだが、平沼グループと言われていて次期衆院選に立候補を表明している植竹哲也氏のポスターが目立った。外から見た限りでは、自民・佐藤勉、民主・山岡賢次、植竹哲也の三つ巴といった様相である。佐藤、山岡の両氏には清新なイメージがないが、植竹氏には清新なイメージがある。もっとも、一緒にポスターに映っている平沼氏に清新なイメージがないんだけど。組織力なんかはやはり差があるのだろうが、これはけっこう対立候補にとって脅威なのではないかと感じた。

自民党が植竹氏に栃木3区に自民党公認で立候補するように要請したが断られた、という記事があったが、ここまで活動をしていて国替えをすることはないだろう。栃木3区に自民党公認で立候補したとしても、比例で優遇されない限りは当選の保証はない。それならば初心を貫ぬこうではないか、ということなのだろう。

それにしても、栃木3区はどうなるのか。こうなると自民党はお調子者の有名人を担ぐ道に走るような気がする。


小沢民主党代表が辞意表明

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http://www.asahi.com/politics/update/0511/TKY200905110235.html

小沢代表で選挙をやると思っていたら、ここに来て辞意を表明。それならば、もう少し早く決めたほうがよかったような気がするが。やはり、最近のごたごたで選挙の顔になりえないのであれば代表に留まっている意味がないと判断したのか。

後任は、菅、鳩山、岡田、というあたりが取りざたされているけど、どうもぱっとしない。菅、岡田はともかく、最近の鳩の言動をみていると、もう政治家を引退したほうがいいのではないかと思うくらいだったから、これで代表ということになると民主党もかなりやばい。

当分民主党の話題でもちきりになれば、ある意味してやったりなのだろうが。


衆議院解散のシナリオ

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http://www.asahi.com/politics/update/0411/TKY200904110096.html

過去のデータを並べてみると、記事には「三木内閣は任期満了選挙で負けた」とある。ロッキード事件の影響が大きかった選挙なので、単純に比較はできないだろうが。また、最近では、2006年、2007年、2008年と、9月に総理大臣が代わっている。もし今年の9月に選挙が行われて総理大臣が代わる、となるとそれはすなわち政権交代だ。内閣改造についても記事には書かれているが、2007年、2008年と8月に改造した内閣が短命に終わっている。最近では、大臣就任直後に問題が起きてすぐに辞任して出鼻をくじかれる、というケースもいくつかある。そう考えると中曽根元首相の言う「遅くとも6月がチャンス」のが正しいような気がするが、どうなるか。

でも、ここまできたらいつ解散してもあまり変わらない、というのも一方で正しいのかもしれない。昔は、自民党が社会、公明、民社、共産を相手にしていたのだが、今は公明党の力がないと選挙が戦えないようになっている。そうなると、やはり都議選の日程は配慮せざるをえないだろう。都議選より前に解散することはできなさそうなので、結局任期満了までずるずるいきそうだ。しかし、最近では前述のとおり9月に総理大臣が代わっている。選挙で勝てば当然麻生総理続投だろうが、負ければ政権を失う。9月には何かドラマがあるのではないか、という気にもなってくる。


世襲候補の立候補制限

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民主党が次期衆院選で世襲候補の同一選挙区からの立候補を制限する方針を出して、自民党でも世襲候補の制限が議論されている。私としては、世襲にしろ、年齢にしろ、多選にしろ、杓子定規で立候補を制限することには賛成できない。そういう規則がないと身を律することができないということを露呈しているようなものだ。実際にそうなのだろうが。お子様政党と呼びたくなる。

年齢、多選はその基準が明確だが、世襲というのはなかなか定義が難しい。祖父母、父母、兄姉が政治家で、その影響を持っている候補者は皆世襲、というのが、いちばん拡大した解釈だと思う。そうなると、次期衆院選で民主党から愛媛4区から立候補を予定している高橋英行氏は、祖父が父親が旧愛媛3区から自民党公認で当選してきた高橋英吉元衆議院議員、父が旧愛媛3区、愛媛4区から無所属、自民党、新進党から立候補して、選挙区内の市長を務めた高橋英吾前八幡浜市長、で世襲候補と解釈できるのだが、まあ、いろいろと理由をつけて世襲候補ではないということになるのだろう。

もっとも、世襲政治家が多いこと自体は憂うべきことだとは思う。世襲候補という安易な選択肢が蔓延したことが日本の政治のレベルを低くしている部分はあるとは思うが、世襲政治家が出てくる可能性を全く無くしてしまうのはよくない。別の選挙区から立候補すればいいという意見もあるが、本人がいちばん縁がある選挙区から立候補するのが自然だろう。いい世襲候補は残して、悪い世襲候補は落とす、ということができるようななることを目指すのが理想である。