東京電力計画停電打ち切り、夏も実施しない方向

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http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1104/08/news052.html

3月28日を最後に実施されていなかった計画停電。当初は4月末までというような発表だったが、以降は原則として実施しない方向に。夏も原則不実施の方針を掲げた。

結局、私が体験した計画停電は一度だけだった。基本的に自宅にいることが少なく、職場は東京23区内で計画停電が実施されなかった。それでも、通勤電車は計画停電のために変則的なダイヤになったりで、多少なりとも影響を受けた。

夏も実施せずに徹底的な節電で乗り切るというが、それがうまくいくかどうか。現時点で試算している供給量も何もトラブルがなかった場合に供給できる量だろうし、何かトラブルが発生すれば無計画停電の危機にもなるかもしれない。どちらにせよ何らかの影響をあると見ておいたほうがいいだろう。


東京都内の路線バス1日乗車券

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東京都内を走る路線バスの事業者がだしている1日乗車券をまとめてみた。

事業者 名前 価格(大人) 主な範囲
東武バスセントラル 足立一日フリーパス 500円 足立区、葛飾区、北区
西武バス 乗り継ぎ一日乗車券 500円 東京23区、武蔵野市
小田急バス 1日フリーパス 500円 全線
東京都交通局 都営バス23区内一日乗車券 500円 東京23区
東京都交通局 都営まるごときっぷ 700円 全線(+地下鉄、都電、日暮里・舎人ライナー)
京成バス・京成タウンバス 都内1日乗車券 500円 東京23区
京浜急行バス・羽田京急バス 都内1日乗車券 500円 東京23区
東急バス 1日乗車券 500円 全線
国際興業バス 都内乗り継ぎ一日乗車券 500円 東京23区
京王電鉄バスグループ 都区内一日フリー乗車券 500円 東京23区、三鷹市、狛江市、武蔵野市、調布市
京王電鉄バスグループ 全線一日フリー乗車券 700円 全線
関東バス 乗り継ぎ一日乗車券 500円 全線
立川バス 1日フリー乗車券「プチトラベル」 700円 全線
神奈川中央交通 一日フリー乗車券 1000円 全線

こうしてみると、23区を走るバス会社はほとんど1日乗車券を出していた。ほとんどが500円である。神奈中は1000円だが、営業エリアの広大さを考えると格安だと思う。東京都内はバス1日乗車券が充実していて、神奈川もそれなりだが、埼玉、千葉は残念な状態だ。


湘南新宿ラインが運行再開

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http://sankei.jp.msn.com/region/news/110404/kng11040420360002-n1.htm

3月14日から湘南新宿ラインが運休状態になっていたが、今日から運行再開。東武東上線も4月1日からほぼ平常ダイヤで運行している。私が普段関係する鉄道はとりあえず元に戻った状態になった。

計画停電次第では、ということになるのだろうが、計画停電もこのところ行われていない。もう行わない、ということにしてもいいと思うのだが、だめなのか。そういう見極めを東京電力ができるのかという疑問もある。


北海道南西沖地震が忘れられている

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http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104010283.html

地震発生直後、各地で渋滞が発生し車で逃げようとした人たちが車ごと津波に巻き込まれてしまったという記事。その指摘自体は正当ではあるが、このような事例は、1993年に発生した北海道南西沖地震のときにも起こっている。特に奥尻島の青苗地区は津波により壊滅的な打撃を受けたが、そのときも、高台に続く道で渋滞が発生し、歩いて避難した人は助かったが、車で避難しようとした人は犠牲にあってしまったという話は以前にも聞いたことがあった。この北海道南西沖地震で発生した津波も大津波であったと言えよう。(実際に地震発生直後に大津波警報が出ている。)よって、この記事中にある今回の東日本大震災による津波被害を「車社会を襲った初の大津波災害」と記していることは間違いであると言いたい。

地震であれば、北海道南西沖地震だけではなく、阪神・淡路大震災や中越地震も過去にあったし、原子力に関する事故であれば東海村のJCO臨界事故があった。そういった過去を教訓にしていなければいけないのに、忘れられてしまっている感がある。そうして我々はまた同じことを繰り返す。

結局、土壇場で頼りになるのは自分自身でしかない。少なくとも自分自身は過去の惨事から得た教訓をその身にとどめておきたい。


41の県議選と15の政令市議選が告示

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http://www.yomiuri.co.jp/election/local/2011/news/20110401-OYT1T00518.htm

今日、41の県議選と15の政令市議選が告示となった。地震のため、岩手、宮城、福島県議選と仙台市議選は延期となっている。

埼玉県議選も告示となっているが、私が住む新座市の南18区は、定数2のところ2人しか立候補せずに無投票に。8年前は、自民、公明、共産、無所属(民主系)が立候補していたが、4年前に自民が擁立見送り、そして今年は共産が擁立見送りで無投票の運びに。隣の朝霞はみんなの党が候補を出しているが、新座で出しても勝てそうな見込みもなく、現有議席を持っている勢力が強いので無投票もやむを得ない部分もあるが、せめて共産くらいは候補を出してほしかったとも思う。

全国的に見ると、みんなの党や大阪維新の会や減税日本などの地域政党がどれほど伸長するかが注目か。あと、地震や原発事故の影響がどのように関係してくるか。ドイツの州の選挙では、日本の原発事故が大きく影響したという。フランスの首脳が来日したのも、その選挙結果が影響しているのだろうけど、日本の地方選挙でもそういう影響が出てくるのだろうか。


花見自粛論

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なんか、花見を自粛すべきという意見が出ているよう。私個人としては一般的に言われる花見はあまり好きではない。そもそも人が多いところが好きではないし、特に夜となると寒いし、そういう環境で酒とか飲みたくないし、暗いからよく桜が見えないし。

ただ、やりたい人は自分の責任でやればいいとは思いますね。警備とか仮設トイレとかのリソースが被災地に向けられているという事情があるようだから、そういう手間をとらせない範囲で。なんかそこまで制限するのはどうかと思う。被災者の気持ちを考えて、というような意見を言う人はいるが、地震が起きなくても、飢えた人や恵まれない人というのは世界中にいるわけだし。もちろん日本にも。そうなると一生自粛しなければいけなくなる。やりたい人がこぢんまりとやればいいと思います。


通勤で持っていくカバン考

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通勤電車が間引かれて混んでいる。

それで思うのは、なんで通勤で持っていくカバンを肩掛けにしないのだ、ということだ。というのは、カバンを手で持つとそれだけで手が一つふさがる。それでつり革などを持つと手が完全にふさがる。その体勢を堅持するというのであればそれでいいが、たいていの人は携帯電話などを持って見たりする。そうなると手が足りない。そうなると人はつり革をあきらめるのだが、ふらふらして危なくなる。カバンに手をとられなければ問題ない。

網棚に載せるという方法もあるが、個人的にはセキュリティ的によくないと思っている。絶対忘れないというのであれば人の好き好きで決めればいいが、私としてはその保証は全く持てない。基本的に、荷物を網棚に載せることはない。

スタイルの問題で肩掛けカバンを敬遠するものわかるが、私は実をとって肩掛けカバンを使っている。


オール電化の功罪

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http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/news/20110323-OYT1T00569.htm

「オール電化住宅」の普及で、この3年間で東京電力管内の電力消費能力が原子力発電プラント2基分にあたる約200万Kwが増えたという記事がある。

その一方で、地震に見舞われた仙台では、電気の復旧が早く、ガスの復旧が遅れたことでオール電化でよかったという声もある。しかし、今夏に東北電力管内でも計画停電が始まり仙台市も範囲内となると、また別の評価が生まれるのだろう。

「オール電化は火を使わないから安心」というのが宣伝文句であったが、私個人としては、人間として火も使えないようになったらお終い、という気持ちがあった。そういうわけで、私はまわりにオール電化を勧めるようなことはしていない。

私としては計画停電になってもガスと水道は止まらない、という安心感はあった。高層住宅だと水道も電気を使って回しているから、それでオール電化だとライフラインがほとんど絶たれてしまうことになる。今後、電力消費を抑えていくかという方法に議論が発展していく流れになると(もっとも、そうならない可能性もあるが)、オール電化も厳しくなっていくのだろう。


12の知事選が告示

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http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110324dde018010062000c.html

今日、12都道県の知事選挙が告示された。分けてみるとこんな感じ。

現職vs共産系
福井、鳥取、島根、徳島、佐賀、大分
相乗新人vs共産系
福岡
現職vs共産系vs無所属
奈良
民主系vs自民系vs共産系(vs無所属)
北海道、三重
その他
東京、神奈川

岩手は震災の影響で選挙を延期。北海道は現職が自民系、三重は全員新人。東京は現職を自民が推すが、民主は新人を支持、他にも共産系や元宮崎県知事など多数の候補者が立つ。神奈川は自民、民主、公明が同じ新人を県連レベルで推薦。別の新人をみんなの党などが推薦。共産系も出馬。福岡は

まあ、半分くらいが実質現職の信任投票のようになってしまっている。今回知事選を行う県は元々鉄板な県が多いこと、減税日本やXX維新の会が勢いづいているがそれらの勢いが限定的であること、民主党が一時期やったように積極的に地方選挙闘争をするような状況でないこと、あたりが原因か。

なお、投票日は4月10日。


プロ野球開幕をめぐる問題

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当初、3月25日に開幕する予定だったプロ野球だが、地震の影響を受けて、パシフィック・リーグは早々に4月12日への開幕延期が決定、セントラル・リーグは予定どおり開幕する方針だったものの、強い批判を受けて、3月29日に開幕が延期することになった。

私個人としては3月25日に開幕することは問題ないと思う。ただし、それには条件があって、地震の影響を受けていない地域で試合を行うこと。試合開催地の振替に間に合わないようであれば延期もやむなし、という考えである。特に関東地方を本拠地とする球団が多いわけであるが、関東地方は計画停電が頻繁に発生するくらい、電力が切迫している。しかも、電車の本数も制限している状態で、ナイターであれば、電車がいちばん混む夕方の時間帯に観客が電車で移動してくることになる。単に球場で電気を使う以外の影響があるわけだ。

そういう事情から、文部科学省も、東京電力・東北電力管内以外での試合の実施、もし行う場合でもナイターは避けるようにという通達を出した。これはまったく正しい。それを受けてパ・リーグは開幕後、関東ではナイターの試合は行わないようにするようだが、セ・リーグは4月3日まではナイターを避けるが、5日以降は「減灯ナイター」と銘打ってナイターを行う方針を打ち出した。

4月5日以降になったら状態がよくなっているかはわからないが、少なくとも交通機関が影響を受けているような状態で、減灯するにしてもナイターで野球の試合をするのは理解に苦しむ。4月5日からは東京ドームでナイターの3連戦がある。このあたりに「球界の盟主」読売ジャイアンツの意向があるかと勘ぐってしまう。(ちなみに3月25日からの3連戦も東京ドームで試合があった、25,26日がナイターで、27日がデーゲーム)

4月5日に状態が回復していればいいのだが、そうでない場合は現方針を見直すべきであろう。あと、3月29日~4月3日まで横浜で6連戦があるが、これは静岡でやればいいのではないか。静岡に移転するとかしないとか言っていたし。静岡は中部電力管内なのでとりあえず電力の心配はない。まあ、急には無理かもしれないが。