第44回衆議院議員選挙が公示

山口節生先生が新党「自民党民主党過半数割後の政治を主導する新党」を結成!埼玉15区から”諸派”として立候補。長い、長すぎる。略すらできない。ニューディールの会はどうしたんでしょうか。

今回注目しているのは、自民党の比例区での立候補者の擁立の仕方。民主大物に対抗する候補者の順位を高くしているのは従来通り。岩手・玉沢、東京・土屋、三重・平田の三氏はそれぞれ、小沢、菅、岡田の民主党幹部と対決。逆に、羽田孜氏を相手にする長野・岩崎氏は前回まで得られていた優遇措置は得られず。本人は「晴れて小選挙区で戦える人間として認められたと受け止める」とコメントしているが、羽田氏の地盤は地元では圧倒的だけに、苦しそう。他にもいわゆる「刺客」候補を上位に擁立していて、これは比例で上位にするから立候補してよという密約があったという見方もできるが、何が何でも自民党公認候補がその選挙区で当選することで空白を作らないことによっていわゆる「造反」議員が自民党に復活できないようにする、という見方もできる。自民党が有名な人を擁立しているというが、私自身はあまり知らない人が多い。カリスマ主婦の藤野真紀子さんなんて全然知らない。山古志村の村長はそれなりに有名だけど、地震に遭った小さい村の村長というだけで有名になった感もある。周辺の他の首長だって山古志村の村長くらいのことはしていたと思うし、特に優秀というわけではなさそう。

民主党の北海道は女性候補を単独1位で擁立するとか言っていたが、結局逢坂ニセコ町長を擁立。中途半端な知名度がある女性候補よりはよっぽどいい。

あと、新党の棲み分けはこんな感じ。

大地…北海道

国民…東北、北陸信越、中国、九州

日本…南関東、東京、東海、近畿

なし…四国

思えば、国民と日本の代表はどちらとも北陸信越が地盤だ。大地が1議席とれるかとれないかといったところで、他は比例では難しいのでは?