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読んだのはけっこう前のこと。上巻、中巻の密度に比べると下巻の密度が薄いように感じた。北越戦争がなんかあっけない。Wikipediaには丸谷才一が司馬遼太郎のことを「全体の五分の三あたりのところから雑になる」と評したと書かれているが、まさにそんな感じだ。まあ、つまらないかおもしろいかと聞かれればおもしろい。
- 作者: 司馬遼太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2003/10/01
- メディア: 文庫
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