野口悦男「とっておきの温泉 危ない温泉」

前半は温泉の問題点を記していて、後半は厳選した百の温泉を紹介している。一人称が「俺」というのが珍しい。若干感情任せなきらいがある。温泉紹介は、著者の住居の関係か、温泉そのものが偏っているのかはわからないが、東日本の温泉が多く、西日本の温泉が少なかった。余談だが、私が住んでいたところの近くにあった温泉が紹介されていた。