茨城・栃木紀行

茨城・栃木をまわった。

まず牛久まで行く。牛久は車では来たことがあるが、JRで来たのは初めてだ。牛久から関東鉄道バスに乗ってみどりの駅まで行った。客は私だけ。桜ヶ丘団地という団地にわざわざ寄っても客はなし。そこを過ぎたあたりで外国人の客が乗ってきた。結局、乗客が二人のままみどりの駅に到着。みどりの駅はバスの乗り継ぎ駅としては便利な位置にあると思うのだが、バスの利用客はあまりいないのか。

みどりのからつくばエキスプレスに乗って守谷へ。これは混んでいた。守谷からは立つ客が出るくらい。守谷では4分接続で関東鉄道常総線に乗り換える。1日フリーきっぷを買った。関東鉄道は運賃がけっこう高くて、フリーきっぷは1500円するが、今回の守谷から大宝で途中下車して下館まで行くという行程だとフリーきっぷを買ったほうが安い。大宝には大宝八幡宮があった。大宝城趾もあるが、あくまでも跡のようで散策路をよくわからないままに歩いて終わった。今日乗った関東鉄道の2本の列車はいずれも1両編成だったが、それで十分な客数だった。1時間に2本走っていてその合間に快速も走らせていてそれなりに便利だと思うのだが、客は少ない。下館から乗ったJR水戸線は4両か5両編成で立ち客がでるほど混んでいた。

下館から小山に出て栃木に行く。栃木に来たのは二回目。前回は中心街で折り返したが、今回は新栃木駅まで歩いた。観光客もそれなりにいた。古い街を歩くと、思いがけないような店や建物があっておもしろい。

新栃木から東武日光線に乗って新古河まで行く。北川辺町初上陸。しかし、すぐに渡良瀬川を渡り茨城県古河市に入る。古河では歴史博物館に入る。個人的には古河公方に関する展示が見たかったのだがあまりなくて、古河藩とその家老鷹見泉石に関する展示が多かった。入館料は400円だが、桃まつりの季節ということで300円で入れた。

古河からはもうJRに乗って帰る。グリーン車に乗ってしまうことにした。浦和までだとぎりぎり550円である。ちょうど中年女性の団体と乗り合わせる。グリーン車乗り場に位置取っていたのでまさかグリーン車に乗るのではないか、その気になれば車内料金を払ってでも乗りそうだし、と思っていたら、列車が来るやいなや普通車の乗り場に散っていった。人は団体になると頭が悪くなる傾向にあるが、中年女性はその傾向が顕著になると思う。