今日の東上線(080619)

行きはいよいよ副都心線直通渋谷行きに乗ってみることにする。7時41分発。7時30分過ぎに志木駅に着いた。渋谷行きを待っている人はほとんどいなかった。7時36分発の普通池袋行きを見送ると、7時46分発普通池袋行きを待つ人の行列ができはじめる。渋谷行きを待つ列もできるものの、そのうち7時46分発を待つ行列のほうが長くなってくる。列車が入線してきたので乗り込む。席はまだだいぶ空いている。発車間際で乗ってくる人がけっこういたが、それでも席は半分以上空いている。ありえない。朝霞台、朝霞と進むが空席は埋まっていくものの、まだ座ろうと思えば座れる席はあった。和光市に着く手前で停車を繰り返す。定時だと和光市7時50分着だが、着いたのは7時53分。既に3分遅れている。和光市で完全に席は埋まった。和光市からは東京メトロに入るが、停まる駅停まる駅でどんどん人が乗ってくる。この列車は8両編成だからそれが災いしているのではないかと思っているうちに小竹向原に到着。ここで半分くらいの人が西武有楽町線から乗り入れてきた新木場行きに乗り換えていった。向こうはだいぶ混んだと思うけど、ホームドアがあってよく見えなかった。こちらはだいぶ空いた。この時点で定時より約5分遅れている。池袋でも降りる人が多くて、池袋以降はこの時間帯に都心の電車がこんなに空いていていいのか、というくらいの混雑度になった。有楽町新線並みである。遅れは東新宿での通勤急行待避待ちのタイミングで若干解消された。東新宿では1分ちょっとくらいしか停車しなかった。そういえば、池袋で「新宿三丁目、渋谷にお急ぎの方は次の通勤急行にお乗り換えください」というアナウンスがあってもよさそうなものだったが、なかった。ワンマン運転だからできないのだろうが。結局、渋谷には定時よりも3分遅れで到着。3分しか遅れなかったといったほうがいいだろう。渋谷でJRに乗り換えて職場の最寄り駅へと行く。

混んでいるのは地下鉄成増から小竹向原まで、あとは空いていた。空いているのは個人的には望ましいことだが、270円の追加運賃を払って乗るほどのことではないか。この先、副都心線が浸透すれば終始混むかもしれないが。ただ、現状では副都心線は客のニーズにマッチしていないことは確かである。

帰りは19時過ぎに池袋駅に着いたのだが、JR山手線で帰ってきて東上線ホームのほうを見たら、ホームからあふれんばかりに人がいる。もしかしてダイヤが乱れているのではないかと思い、東上線ホームへと行ったら、人はほぼいなくなっていた。どうも、19時8分発の急行の入線時刻が遅いので、人が貯まっていたようだ。確かに、TJライナーを挟む関係で、19時8分発の前の急行は18時50分になり、18分も間が空いている。その上、線路を共有する普通列車の発車時刻が19時3分発でそれが発車してからの入線なので、ホームに人が貯まってしまう。平時でもこの状況になっているのを放置しては危ないのではないだろうか。私が乗ったのは19時13分発の準急。そこそこ混んでいた。この準急は所要時間で言えば外れで、通常池袋から成増までは無停車であれば10分で着くのだが、この列車は12分かかる。途中、のろのろ走る箇所があった。成増で普通列車からの乗り換え客を受けて乗客が増えるも、あとは乗り換え客を受けずに走るので、乗客は次第に減っていった。