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インターネットで犯罪予告をして逮捕されるということが相次いで報道されているが、各事例を見ると逮捕して名前が全国に報道されるのもやり過ぎではないかと気もしている。治安維持に躍起になっている感を受けるが、これは秋葉原で起きた殺傷事件が原因というよりは、7月7日から行われる北海道洞爺湖サミットの影響ではないかと思う。
そのサミットも、週刊誌情報だけど、地元の人に歓迎されていなかったり、環境問題への取り組みを謳っていながら環境に悪い面もあったり、反グローバリズム活動に対する懸念があったり、個人的には負の面のほうが大きいのではないかと思ったりもする。一般的には国民の関心をあまり集めていないようにも思うが、サミットにまつわる事件でも発生すれば、一気に負のイメージが広がることになる。サミットを成功させて内閣支持率を上げる、みたいなことを福田内閣は一時期言っていたような記憶があるが、成功しても当たり前で関心は持たれず、失敗すれば大打撃で、そういうシナリオを描くことは甘いと言わざるを得ない。前回の九州・沖縄サミットは当時の小渕首相の沖縄に対する思いがあって実現してそれなりの意味があるが、今回の北海道洞爺湖サミットはなんで北海道?という気はする。