敷金・礼金なしの賃貸物件のトラブルで提訴へ

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080918-OYT1T00502.htm

家賃の滞納をしたということで、鍵を勝手に交換されたり、違約金を支払わされたり、家から追い出されたりしたとのこと。確かにやりすぎだとは思うが、

今回、提訴を予定している30歳代の男性は、日雇い派遣として働いていた2年前、インターネットで同社の物件を見つけ、家賃5万8000円で、ロフト付きワンルーム(6畳)の部屋に入居した。

と、私が住んでいるところよりも家賃が高かったりする。ロフト付きだって。

こういう物件が低所得の若者に人気があると記事には書いてあるけど、低所得者までワンルームアパート、マンションに住むと、バストイレ共同で家賃が安い、というような物件が無くなってくるように思う。私が学生時代に住んでいたのは、バストイレ共同で台所は部屋についていて家賃が18000円。よく入り浸っていたところは台所も共同だった。今では学生すらワンルームに住む人が多くなっている。しかし、共同だけど安い物件というような選択肢が無くなると、それこそワンルームマンションorネットカフェ、という極端な二者択一になってしまうように思うのだ。そういう下地がこのような悪質な業者をはびこらせる原因になっているようにも思う。

コメント

  1. 陽炎 より:

    敷金礼金無しという一見格安と思える物件のみを求める借家人の意向も賃貸状況を悪くさせている。悪質な業者を無くし、良い賃貸を増やすためには、以前のようにある程度の礼金、敷金を払うようにすべき。なぜなら良い家主は、現在のような敷金礼金ゼロゼロ状況(さりとて悪質業者のように動けない)では、悪質な借家人に怯えているから。

  2. Tenty-17 より:

    今の賃貸状況がどうなっているかはよく知りませんが、過当な価格競争はよくないとは思います。