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http://www.asahi.com/politics/update/0618/TKY200906180259.html
JR東海が、リニア中央新幹線を長野県の希望に沿って南アルプスを北に迂回するルートで造ると、直線ルートで造るのに比べて、建設費が6400億円増える、という結果を発表した。
この記事の長野県知事の発言を見る限りだと、県も迂回ルートに固執するというより、落としどころを探っているという感じではないだろうか。差分額はやはり大きいし、長野県といっても、迂回ルートに執着しているのは諏訪地域を中心とした南信の北部と中信の南部くらいで、飯田地域はむしろ直線ルートのほうがいいし、北信や東信はどっちでもいいけど、迂回ルートにして財政的負担をかぶるのは御免、と思っているのではないだろうか。長野県があまりごねてリニアの建設時期が遅れるとなると、他の県から冷たい視線を浴びることになって長野県が孤立することになり、そこまでして迂回ルートにこだわることはないのでは、と考える。