2009年09月一覧

10月1日から新座市内循環バスが運行

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http://www.city.niiza.lg.jp/news/091002/09100202.php

10月1日、すなわち明日から新座市内循環バスが運行される。以前、新座市役所を中心に新座市の南部を東西に結ぶ新座市シャトルバスというバスが走っていたが、2007年6月に廃止されている。

新座市のホームページに詳細が掲載されたのが今日のこと。明日から運行されるのに今日ようやく載った。新座市役所を軸に北循環と南循環があって、北循環右回りが3便、左回りが4便、南循環右回りが3便、左回りが4便で計14便となっている。だいたい4時間間隔で運行されている。はっきり言って本数が少ない。このあたりの路線バスは1時間で数本運行されることが当たり前。しかも、このバス、新座駅には乗り入れるのだが、清瀬市内の清瀬駅はもちろん、新座市内にある志木駅にも乗り入れない。清瀬駅と新座市境は数百メートルの位置だが、そこは市境の壁があるのだろう。しかし、志木駅南口は完全に新座市である。このあたり既存バス会社との関係など、いろいろと事情があるのだろうが、駅前にはにいざほっとぷらざがあり、その他飲食店もあるのでバスを待つにはいい環境である。そういう場所から市内循環バスを利用できないというのは価値が低い。

そういう状況でわざわざ市内循環バスを利用するのは、限られた条件の人しかいないのではないか。限られた条件の人という意味では、病院や市の公共施設を利用する人の利用を想定しているようで、停留所もそういうところに多く設定されているが、一方で、利用者にとっては逆に不便になるというケースもあるようだ。以下、日本共産党新座市委員会が出しているにいざ民報から。

市内循環バスの運行と同時に、老人福祉センター循環バスが終了となります。『広報にいざ』8月号に時刻表が掲載されると、老人福祉センターの利用者から「バスの到着時間が10時からのサークルの開始時間に間に合わない。」「少人数のサークルでは続けるのが難しくなる。」「センターは4時に閉まるのにバスが来るのは40分後。とても外では待てない。」などの苦情が寄せられました。

石島議員は、「この時刻表では、北循環の第2老人福祉センターには朝7時24分、次のバスては11時9分に着くことになる。南循環の第1老人福祉センターでも朝7時12分か、11時2分着になり、10時からのサークルには間に合わない。老人福祉センターは75歳近い方が利用者の半数位で、自転車で遠くから来るのが難しい方もいる。センターに置いてある『市長への手紙』の用紙がなくなるほど利用者の皆さんが心配していると伺った。改善、見直しが必要ではないか。」と質問しました。

http://www.jcp-niiza.com/minpou/1333.html#01

なお老人福祉センター循環バスは無料だった。新座市内循環バスは70歳以上と障がい者手帳を持っている人は無料だが、基本的には有料である。いろいろ考えると、老人福祉センター循環バスを廃止するために理由として新座市内循環バスを運行するのではないのか、新座市内循環バスは要らないのではないかとすら思ってしまう。新座市は形がいびつなこと、他の市町村と比べれば既存の路線バスが充実していることから、循環バスというのはなかなか難しい。駅、市役所と公共交通空白地域を単純に結ぶ形式のほうがいいのかもしれない。

いずれにせよ、今年中には一度乗るつもりである。余力があったら明日乗ってみるか。


デイリーポータルZ友の会開始

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デイリーポータルZが有料の携帯電話サイトをオープン。お金の話が生々しい。

現在、DPZの収入源は、AdSense広告で月間60~70万円、グッズが月間20万円ほどで、合計すると月80万円程度だ。友の会で会員が1万人集まれば、1万人×105円で105万円の収入が見込める。

対するDPZの運営コストは、ライターに支払う原稿料が月間200万円と、社員などの人件費が月間600万円程度。合わせると約800万円になる。友の会に1万人が入ったとしても総収入は200万円足らず。大赤字のままだが、「原稿料ぐらい出るといいなぁ……」

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0909/28/news040.html

こういう情報が表に出てくることは健全だけど。社員の人件費をそのままサイトの運営コストに計上するのは違う気もするが、今のところ原稿料すら賄えていないといのが現状のよう。

デイリーポータルZは定期的に見ているので友の会に入ってもいいと思うけど、今のところDocomoだけしか対応していなくて、auの私は入れない。この後回し感がauだね。3キャリア同時というわけにはいかなかったのだろうか。リソースに限度があるのはわかるのだが。


自民党新総裁に谷垣禎一氏を選出

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http://www.asahi.com/politics/update/0928/TKY200909280203.html

前々から言われていたとおり、自民党新総裁に谷垣禎一氏が選出された。自サイトに詳細をまとめてみた。

http://politics.free-active.com/note/index.php?%BC%AB%CC%B1%C5%DE%C1%ED%BA%DB%C1%AA%2F2009%C7%AF

議員票では谷垣氏が過半数を確保。次いで西村氏、河野氏となった。党員票でも谷垣氏が過半数を確保した。河野氏は一定の得票は得たが、谷垣氏には及ばず。宮城、神奈川、和歌山の三県でのみ谷垣氏に優っている。西村氏は地元の兵庫、石川、宮崎では30%前後の得票を得ているが、総合では10%に満たない得票となった。

河野氏は一定の支持は得たが、やはり急進的な路線を懸念する声が大きく、安定感のある谷垣氏が選ばれたということだろう。ただ、「公家集団」とも揶揄される宏池会そのままのイメージで、無難な党運営に終始するするのではないかという懸念がある。河野氏については、けっこう過激にある有力者を批判しているので、党内には「河野許すまじ」と思っている人もいるだろう。そうなると、次のシナリオとしては「河野新党」か。祖父の河野一郎は新党結成を企図したものの説得され断念し、父の河野洋平は新自由クラブを結成するも結局自民党に出戻っている。谷垣氏の優勢はわかっていたことなので、当然その次のことは考えているとは思うが、与党も巻き込んだ小政界再編の始まり、というのは考え過ぎか。

もっとも、一致団結の旗印を名目に、そのままなんとなくみんなでやっていくのかもしれない。

自民党総裁選そのものの感想といえば、期間がちょっと長すぎるのではないか。まだ投票日になっていないのか、と思ってしまった。この前も、総裁選を行うことで世間の注目を自民党を向けるようにしたものの、後半は麻生楽勝の観測が流れてだれてしまった。党の規則で期間が決まっているのだろうが、もう少し期間を短縮すべきかと思う。全体的なスピードのなさが自民党の命取りになる可能性がある。


幸福実現党は衆院選の後もまだ続く

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衆院選が終わってすっかり幸福実現党のことに気を留めなくなっていたのだけど、10月の参院補選に候補を擁立するということを知って、久々にホームページを見たら、党のトップが代わっていた。

9月2日に本地川瑞祥党首代行が衆院選の結果をの責任をとって辞任し、その日に新しい党首代行に改めて本地川瑞祥氏が就任して、更に今まで空位だった党首にも就任。責任をとって辞めたのではなかったのか。ところが、9月12日には大川隆法総裁、本地川瑞祥党首が辞任。新たに木村智重氏が党首に就任。今年の5月にできた幸福実現党の4代目の党首となる。党首代わりすぎ。

ところで、10月の参院補選に際して、幸福実現党はホームページで候補者の緊急公募をしていたが、9月18日に公募を開始して、締め切りが9月19日の午前9時。公に募るつもりがあるのか。そして、候補者が決まったのが25日なのだが、神奈川、静岡、どちらともNPO団体「いじめから子どもを守ろうネットワーク」の関係者である。このNPO団体のポスターはさとうふみや氏が描いていた。あと、自民党の義家弘介参議院議員がアドバイザーとして名を連ねているようだ。


八ツ場ダムに思うこと

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八ツ場ダムの建設是非が取り沙汰されているが、西吾妻出身の私としては、この問題については、単純に反対とか、賛成とか明言できない複雑な思いを抱いている。もともと反対という気持ちではあったが、あれだけ工事が進んでいるわけだし、翻弄された地元民の気持ちを思うと、明快な意見はなかなか出しにくい。

民主党としては政権公約通りであるということなのだろうが、そもそも八ツ場ダムがある群馬5区には民主党は候補を擁立していない。私の記憶によれば、民主党は群馬5区に候補を擁立できずに一時は自民党現職の小淵優子氏の無投票という可能性もあったが、結局社民党が前の選挙で群馬1区から立候補した、前橋に住んでいる候補を擁立した。その他、幸福実現党も候補を擁立している。最初から群馬5区から民主党議員を出すことを放棄しているのである。それだけに好き勝手なことを言えるのではないかとも勘ぐってしまう。

とはいえ、建設中止のメリットがあるのであれば、中止すべきだろう。建設中止によって建設費の拠出がなくなるという意見もあれば、それに伴う補償費が嵩んで結局お金がかかる、という意見もある。立場によって意見が変わっているだけのことなのだろうが、このあたりを客観的な視線で整理して、中止のメリットを明確に打ち出した上で意見を出してほしいところである。

八ツ場ダム建設で恩恵を受けるといわれている自治体の首長は、中止の方針にブーイングであるが、地元の反対と比べると当事者である感覚が感じられない。単に、今まで打ち出してきた方針にケチをつけられていることに腹を立てているだけではないか、と。

なんかこの問題は金の話が前に出ているように感じるのだが、私が反対する理由としては、やはり自然を破壊することの懸念だったりする。「耶馬渓しのぐ吾妻峡」の吾妻渓谷にも影響を与えるし、その下流もダムの影響はあると思う。ダムを観光の目玉にするという構想もあるようだが、大都市圏に近いダム湖は観光客というか訪れる客はけっこう多いが、あの場所だと交通も不便なので、期待するような起爆剤にはならないかと思う。


転職業界の広告を見て

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「私の年収低すぎ」とかいう転職業界の広告があるが、実際のところこのご時世、高い収入を得られる仕事は余程きついとか、たいへんとか、スキルが必要とか、そういう仕事に限られるのではないかと思う。収入が原因で転職をするのはリスクが高いのではないだろうか。実際転職したら逆に収入が下がる結果になって生活を維持できなくなった、という話も聞く。基本的には転職業界の煽り文句に乗ってはいけない、ということになるのか。


秋月から甘木に行くバスの時刻表

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昨日、秋月に行ったのだが、甘木と秋月を結ぶ甘木観光バスのホームページにはバスの時刻表が載っていない。甘木鉄道のホームページには甘鉄甘木駅からのバスの時刻表が載っているが、甘木に向かうバスの時刻表は載っていない。そういうわけで、秋月の郷土館前バス停から甘木駅に向かうバスの時刻をここに書いておく。

(平日・土曜)6:21、6:52、7:17、7:55、8:51、9:36、10:48、11:48、12:48、13:53、14:58、15:33、16:03、16:56、17:49、18:19、19:49、19:17

(日曜・休日)7:51、8:21、8:56、9:28、10:23、11:16、12:04、13:36、14:36、15:36、16:36、17:16、18:11、18:46

ちなみに、郷土館前から甘鉄甘木駅までは所要時間20分くらい。10:23のバスに乗って、甘木10:46発の甘木鉄道の列車に間に合った。けっこうぎりぎりだったので、途中で大量乗車、大量下車するなどして少し遅れたら間に合わないだろう。

*追記(2011/11/22)

当記事は未だに参照回数が多いのですが、甘木観光バスの時刻は現在のところ、朝倉市のホームページに掲載されています。時刻も変更されているようです。上記は当時の時刻ということで、最新の情報については朝倉市のホームページ等、別の情報を参照して頂くよう、お願いします。


五島・九州の旅 5日目

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今日はまず秋月に行った。前々から気になっていた場所だが、甘木からバスで単純往復ということで、なかなか行く踏ん切りがつかなかった。

甘木から甘木観光バスに乗る。私の他に数人が乗った。20分程度で秋月に到着。古い街並みが残っているこぢんまりとした街である。秋月城趾は中学校になっているのだが、この中学校もいい建物だった。秋月郷土館にも入ってみたが、500円するわりにはいまいちかというのが正直な感想。秋月の歴史について触れてはいるが、予備知識についての説明が不足している感じがした。

その後は福岡に移動。博多駅前で正午にお昼ご飯を食べることになる。混んでいるとは思ったが、うどん屋に空きがあったので、そこに入った。福岡はうどんもよく食べられていたはずである。その後、福岡市内を回って、西鉄貝塚線に乗ることにする。部分廃止されてから初めて乗る。客数はまずまずと言ったところか。新宮からは津屋崎まで代替バスが通っているが、それには乗らずに新しくできたししぶ駅まで歩いてみることにした。西鉄の線路があったところは駅に近い箇所はバス乗り場になっているが、後は空き地になっている。開発計画があるらしく、それに反対する横断幕が貼ってあった。要するに住宅を建てるつもりらしい。ただ、このあたりは新興住宅地になっていて、線路の跡地以外にもまだ家が立っていない土地が残されていた。それだけ住宅の需要があるということなのか。ししぶのあたりも住宅地の開発が進むようだ。

帰りは北九州空港から帰る。当初、この旅の後半は熊本、大分に行く予定で、大分空港から帰る予定だったのだが、飛行機がとれなくてその北の北九州空港から帰ることにした。しかし、熊本、大分に行くことをやめたので、福岡から北九州に行って北九州空港から帰るというルートになってしまった。飛行機は早めに着いた。もうみんな早く帰りたいということだろう。これからバスに乗って帰る。

今回、初日は移動と長崎を軽く観光、二日目、三日目は原付で島をめぐり、四日目、五日目で従来型の鉄道を中心とした公共交通機関を使ってまわる、という感じで、バラエティに富んだ旅程で、よかった。やはり何か一辺倒というよりは、その地にあった手段で旅行するのがベストではないかと思う。


五島・九州の旅 4日目

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今日はのんびり鉄道の旅。佐世保から松浦鉄道まわりで伊万里まで行って、筑肥線、唐津線、長崎本線、鹿児島本線と通って久留米まで至った。かつて路線バスの旅で通ったところなどにいくつか行って、懐かしさを感じたり。

天気予報では雨ということで、確かに雨は降っていたが、ほとんど小雨だったり、降っていなかったりで、それほどの支障はなかった。

今日は久留米に泊。新幹線の工事がだいぶ進んでいた。今まではJR久留米駅周辺よりも西鉄久留米駅周辺のほうか賑やかだが、新幹線が停まることである程度はJR駅周辺も開発が進むのだろう。


五島・九州の旅 3日目

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今日はまず福江港から中通島の奈良尾港に渡る。高速船で30分。奈良尾で降りる人はそこそこいた。奈良尾から有川に移動するのだが、これが無料のシャトルバスが運行されている。これに乗った。本当は路線バスに乗ろうと思っていたのだが、無料のシャトルバスがあることを発見してしまい、こちらのほうが無料だし早いしで、乗らないわけにはいかない。一応、西肥バスに委託運行されており、このバスの実績が悪ければ廃止されてしまうかもしれないので、こちらに乗るのも悪くはないだろう。このバスには十数人の客がいた。

有川では、先日の福江に続いてまたレンタルバイクを借りる。ここは昨日のうちに電話で予約しておいた。電話したら、「予約してくれておいたほうがいい」とのことである。昨日、今日とレンタカー難民の人を見かけた。やはり予定が決まったら早めに予約しておいたほうがよさそうである。ここは5時間2300円で1日3000円だった。

上五島では、結果的にはぐるっと島をまわっただけということになる。食事もなかなか店がなくて青方のラーメン屋で味噌ラーメンを食べた。味噌ラーメンなのに細麺というのが珍しかった。青方から奈摩に抜けてそこから北上する道の景色がよかった。天気予報では午前は天気がよいが午後から雨というような予報だったが、9時半頃に降られて後は降られなかった。天気予報が全然当たってないが、あまり降られないのはよかった。

五島は海がエメラルドグリーンできれいだった。これなら沖縄に行かなくてもいいではないか、と思ったが、沖縄より五島のほうが行きづらいか。五島空港には東京との直行便を望む看板が立っていたが、さすがに東京との直行便は難しいのではないかと思う。関西への直行便は季節限定で運行されている。

有川から五島産業汽船の高速船に乗って佐世保に行く。この船が、座席の席が少なくてあとは桟敷席という珍しい船だった。定員も30人くらいかと思う。乗ったのが遅かったので桟敷席に座ることになったが、早くから乗っていた人は横になっていた。けっこう揺れを感じるが、それほど気持ち悪くはならなかった。

佐世保に来たということで、佐世保バーガーを食べてみる。実際、観光案内所の前には佐世保バーガーの地図があって、だいぶ売りになっているようだ。駅前でテイクアウトの店があったのでそこで買うことにした。注文するにも少し行列ができていて、注文してから30分くらい待つことになる。できあがると教えておいた携帯電話にコールが入る。駅前のホテルに泊まっていたので、部屋で待っていた。スペシャルバーガーというのがおすすめのようなのでそれを食べた。いちばん高いバーガーなのだが。ハンバーガーというと、はっきりいってファストフード店でしか食べないのだが、そういうのに比べると味はやはりおいしい。比べること自体失礼なのかな。サイズはレギュラーなにしたがけっこう大きい。女性とか小食な人には小さいサイズのものもあるので、それがいいと思う。