自民党総裁選が告示

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http://www.asahi.com/politics/update/0918/TKY200909180105.html

谷垣禎一、河野太郎、西村康稔の三氏が立候補を届け出た。谷垣氏は過去にも総裁選に立候補したことがある。いわばベテラン。河野氏と西村氏は同じ年齢で40代。河野氏は今までもわりと型にはまらない言動で知られている。西村氏は傀儡呼ばわりする声も一部にあるが、谷垣、河野の両氏では納得しにくい党内右派の受け皿という面もあるだろう。

世代間対決というように捉えられているが、個人的には調和を望むか、変化を望むかという選択ではないかなと思う。今回の選挙は地方票の割合が占めるわけだが、河野氏だと「自民党をぶっ壊す part2」という解釈になってしまうのではないか。衆院選で負けてうちひしがれているときに、大きな変化を望むのだろうか。2005年の衆院選で民主党が負けて前原代表に変えたら更に駄目になったの二の舞にならないか、という不安はありそうな感じがする。とはいえ、谷垣氏だと民主党の失策を待つ状況に追い込まれそう。西村氏はそんなに知名度がないし、唐突に出馬という感なので、地元兵庫はともかく全国的な支持にはならないのではないか。

実際のところ、総裁が誰になるかというよりは、総裁の下で一致団結して党再生にあたれるか、が問題になってくると思う。また足の引っ張り合いだと、党再生は遠のくだろう。