Views: 31
いつも無投票で選挙の体裁を為す必要がないのでは?という社民党党首選であるが(公明党もそうだけど)、今回はいつもとは少し違った。
今回は、沖縄県の米軍普天間飛行場の移設問題で、日米合意に対する福島氏の反対姿勢が閣内で不十分との批判から、照屋寛徳衆院議員が出馬を検討した。だが、鳩山内閣が日米合意通りの決着をすれば連立離脱も辞さない考えを福島氏が示したため、出馬を取りやめた。
http://www.asahi.com/politics/update/1204/TKY200912040207.html
しかし、これは無投票当選をしたいがための方便になる可能性はないだろうか。沖縄の米軍基地移設問題はなかなか難しい問題だと思う。社民党内部でも沖縄県に関係する議員とそうでない議員に温度差があるように思う。比例選出で沖縄県が本拠の山内徳信参議院議員は「私を殺してからやれ」と迫ったという。ただ、党全体でそこまでの気概があるのかというと、疑問がある。自民党も本部は県内移転が当たり前と思っているが、沖縄県連は県外移設を要望している。
沖縄の気持ちというのは私としては理解できるのだが、一方、アメリカは日本がアメリカの言うことを聞くのは当たり前だと思っているのだろう。その折り合いをつける力が現内閣にあるのかというと、肯定できないところである。
社民党に話を戻すと、ここで安易に無投票当選の道を選ぶことで、いよいよ進退窮まってくるのではないか、と思っている。どちらにせよ、連立離脱は遅かれ早かれ避けられないと思うので、どうせだったら参院選に向けて社民党らしさを出さないと。
コメント
福島瑞穂が普天間基地の県外移転、特に国外移転を主張しているのは決して沖縄県民や日本のためではない。
福島瑞穂が決して語ることのない真の意図は、祖国・北朝鮮に対する米軍の軍事的な脅威を無くすことである。
これらは、福島瑞穂にとっては一歩も引けない重要問題である。
彼女の政策は、夫婦別姓、外国人参政権など、およそ日本人なら到底考えられない政策であるのが大きな特徴である。
本記事をちゃんと読んでいないっぽいコメントですね。