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既にアナウンスがあったとおり、今年の3月末でバス共通カードの販売終了、7月末で利用終了(川崎市交通局は若干時期が異なる)となる。今まで、PASMOが使えていても、割引率のよさからバス共通カードを使っていた。これからは使いたくても使えなくなる。
PASMOを使う場合、「バス利用特典サービス」というサービスがあるのだが、このサービスの利用者にとっての致命的な欠点は、1ヶ月で使った運賃に応じて割引率が決まるということだ。1ヶ月に1000円分乗らないと一切割り引かれない。その分が翌月に繰り越せるというようなシステムであればいいのだが、そうはなっていない。ライトユーザーにとっては無割引と同じことになる。せめて、1000円未満分は翌月に繰り越せるようにすべきではないだろうか。
メリットは、鉄道とバスが一枚のICカードで乗れることか。私の場合はSuicaを使うことになるが、SuicaへのチャージにVIEWカードを使っているので、若干ビューサンクスポイントがつくことになる。バス共通カードからの切り替えで高くつく分を、ビューサンクスポイントで若干取り戻すことになるか。
それにしても、バス共通カードを未だ使っている人は多くいるわけで、利用終了のインパクトは大きいと思うのだが、それを敢行するのはやはり企業側のメリットが大きいのだろう。ただ、「使い捨てのバスカードがなくなってエコ」とか、とってつけたような理由を挙げるのはやめてほしいと思う。