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スカイマークの機長が、体調不良で声が十分に出ない客室乗務員(CA)を交代させようとしたところ、西久保慎一社長と井手隆司会長が認めず、逆に機長を交代させて運航を強行していたことがわかった。
(中略)
同省によると、問題が起きたのは2月5日の羽田―福岡便。チーフ格のCAは風邪の治りかけで大きな声が出せない状態だった。出発前に気づいた外国人機長が「避難誘導などに支障をきたす」と交代を指示した。
ところが、事態を聞きつけた西久保社長は「健康上、問題はない」として認めず、安全統括管理者の井手会長も「会社の命令」として交代なしに運航するよう指示したという。機長は「安全が確保できない以上飛べない」と拒否したため、社長らは機長を交代。次の機長がCAの交代なしの運航を受け入れ、約1時間遅れで出発させたという。
http://www.asahi.com/national/update/0309/TKY201003090353.html
何これ。前代未聞。普通、社長がここまで口出しすることはないと思うのだが。機長を交代するなら客室乗務員を交代しろよ、と。意味がわからない。体調不良で交代するような前例を作りたくなかったのか、それともこの乗務員の個人的な事情が何かあったのか。よくわからないが、まず何を優先にすべきかということを考えれば、体調不良の乗務員を乗客と接する職務につかせるのは問題だし、機長の判断は真っ当である。
これだからスカイマークは、で片付けていいものか考えてしまうが、あまりいいイメージはない会社ではある。