紀州の旅 2日目

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昨日は串本の浦島ハーバーインというホテルに泊まった。浦島ハーバーホテルに隣接しているホテルである。浦島ハーバーホテルはそれなりのお値段がするはずだが、浦島ハーバーインは普通のビジネスホテル並の値段で、温泉の風呂と朝食は浦島ハーバーホテルと共用になっていて、一人~二人で泊まる分にはかなりお値打ちといえる。朝食はバイキングで、お腹いっぱい食べてきた。

今日は白浜温泉に行く。串本から白浜まで普通列車で行って、白浜駅からバスに乗る。駅前の案内所で一日フリー切符(とくとくフリー乗車券/1000円)を買った。白浜温泉は見所が少しづつ離れているので、ある程度まわるつもりがあれば、フリー切符を買ったほうが得だと思う。

まず、湯崎で下車し崎の湯に行く。海に面した露天風呂が魅力な湯であるが、なんせ今日は風が強くて波が高い。営業しているのかな?と思って行ってみたら、湯壺が二つあって、海に近いほうは閉鎖されていたが、海から遠いほうは入れるとのことだった。この波の高さでは閉鎖されるのはやむを得ないだろう。そういうことなので、入ってきた。先のバスのフリー切符に100円割引券がついている。泉質はけっこうよかった。なかなか開放感がある。男湯のほうは外から丸見えである。女湯はさすがに見えなかったが。

さらに、バスに乗って三段壁に行く。ここは海に面した崖がすごい。自殺者が多いのか、それを思いとどまらせるような看板が立っていた。あと、三段壁洞窟というのがあって、入場料が1200円あって、例の割引で100円安くなるがそれでもけっこう高いので、行こうかどうか迷っていたが、行ってみることにした。三段壁の岩場を掘った洞窟になっている。岩場に波しぶきがかかる部分が見られることができるが、人が多くてゆっくり見ることができない。あと波が高いからか立ち入り禁止になっている部分もあった。値段ほどのことはないなという印象。

この後、バスに乗って千畳敷に行く。ここもここで見応えのある景色である。更に、白良浜に行って、昼ご飯食べて、円月島を見て、白浜駅に戻る。最後のバスは少し遅れて、バスと列車の接続時間が2分弱ほどしかなくなって焦る。私は行かなかったが、とれとれ市場というところにバスが寄って、そのあたりの道は混んでいたのが大きかった。とれとれ市場は乗降客も多く、その施設もかなり混んでいた。コインロッカーに預けた荷物を急いで取り出して改札に入るときは既に列車が入線してきていた。コインロッカーに荷物を預けなければまだ余裕があっただろうが、預けなければ白浜をまわるときにたいへんだったので、この選択肢はあっていたと思う。

紀伊田辺まで出てそこから寄り道して御坊に行く。なんか青春18きっぷを使っているっぽい小団体がいて、2両編成の普通列車が混雑する。今日は御坊で泊。