紀州の旅 3日目

今日は最終日。前に寄ってよかった湯浅に再度寄ってみる。醤油関係の建物が建っている地区にも足を運んでみる。正直、ファーストインプレッションに比べると印象が弱い感じもした。ちょっと垢抜けたのかもしれない。それでもいい街並みではある。

和歌山に進む。和歌山では駅の地下にあるお好み焼き屋でお好み焼きを食べるのが恒例となっていて、今日も食べようと思ったのだが、なんと地下の食堂街がなくなっていた。がっかりである。近鉄百貨店の地下にお好み焼きの店があったので代わりにそこで食べた。

次はわかやま電鐵に乗る。最近では、終点貴志駅の駅長を猫に据えて、もっとも猫が駅長業務をするわけではなくあくまでもマスコット的な存在ではあるが、たいそうな人気を誇っている。和歌山から乗ったのは「おもちゃ電車」という車内の内装が凝っている列車で、乗客も多かった。以前、南海時代とわかやま電鐵になってから一回づつ乗ったことがあるが、こんなに客がいることはなかったと思う。なお、一日乗車券を650円で買った。貴志駅に到着するが、駅舎はなかった。建て替え工事中とのことである。たま駅長は駅から少し離れた場所で、ケージに入れられていた。駅長なんだか普通の猫なんだかわからない扱いである。人が殺到という感じではなかった。新しい駅舎ができたら、たま駅長がしかるべき場所に据えられるのものと思われる。

和歌山に戻って、和歌山城に行って、和歌山の街をぶらぶらする。ぶらくり丁、往時は賑やかでそれに比べると今はひっそりしているのだろう。それなりに賑やかなところもあったが、場所によっては閑散としているところもあった。

和歌山から大阪に向かう。時間があったので水間鉄道に乗ることにした。JR和泉橋本駅から石才駅まで歩き、石才から貝塚まで乗る。水間鉄道もPASMOに加盟したということなので、PASMOはないがICOCAで乗ることにした。ちょうど見かけた水間観音行きは4両編成で乗客も多そうだった。貝塚行きは2両編成で乗客は多くなかったが、この時間にしてはそれなりと言うべきか。

貝塚からりんくうタウンでまで南海で行き、りんくうタウン界隈で夕食を食べて、JRで関西空港に行く。りんくうタウンはちらと見た感じだと人が多そうだった。

関西空港から東京羽田空港に飛行機で飛ぶ。関西に行き来する際は新幹線を使おうと決めているので、今回はおそらく最後の関西空港になると思う。その最後を飾るにふさわしく、遅れている国際線から乗り継ぐ客を待つということで遅れて出発した。機内は、卒業旅行帰りの学生とおぼしき若者、いかつい黒人、アラブの人と、バラエティあふれる客層になった。

今日は東京モノレール~山手線~東武東上線で帰宅。高速道路が混んでいそうだったのでバスは使わないことにした。これからバスの使用頻度が減るかもしれない。それ以前に飛行機の使用頻度が減るわけだが。