温泉12ヶ月 2010年

日本は温泉大国である。私も温泉は好きなほうであるが、実のところ、去年までは温泉に行く機会が少なかった。こんなに全国をまわっているのにこれはよくない。そういうわけで、今年は温泉に1ヶ月に1回行くという目標を定めた。そして、それを達成した。

1月:十勝川温泉(北海道)
金曜日に仕事を休んで北海道に渡り、十勝川温泉に泊まった。ビジネスホテル並みの料金で、部屋はちゃんとした和室で、お湯は植物性モール泉で言うことなしだった。
2月:鳴子温泉(宮城県)
早稲田桟敷湯に入った。建物はモダンで、浴槽は木製。お湯が外から注いできて、その近くは泉温が高く、寒さにさらされた体にしみいった。
3月:串本温泉&南紀白浜温泉(和歌山県)
串本温泉のホテルに泊まる。ここもビジネスホテル並で、部屋はビジネスホテルそのものだが、浴場は隣接する観光ホテルと共通化しているという仕様。その次の日には南紀白浜温泉の崎の湯に行く。この日は波が高く海に近い湯壺は閉鎖されていた。ただ、営業していないのでは?というような気候であったので、入れただけでもよかった。
4月:サイボク天然温泉(埼玉県)
数年前から気にはなっていたが、行かないままになっていた。毎月行くとなると遠いところばかりに行くわけに行かず近場にも行く必要がある。その近場第一弾でここに来た。いろいろな風呂があってバラエティに富んでいて楽しかった。
5月:綱島温泉(神奈川県)
綱島駅から歩いて数分といういい立地である。黒っぽい特徴のあるお湯だった。全体的に昭和の雰囲気を残した施設であった。
6月:伊豆長岡温泉(静岡県)
本格的な温泉旅館だが、基本素泊まりでわりと廉価というところで泊まる。入り組んだ建物と、三ヶ所ある風呂を堪能した。
7月:にいざ温泉(埼玉県)
自宅からいちばん近い温泉である。ちょうどリニューアルオープンしたばかりであった。意外と言っては失礼だが、ちゃんとした温泉だった。
8月:宇奈月温泉(富山県)
ホテルの日帰り入浴を利用したが、なんと他に客がおらず貸し切り状態。暑い最中に温泉に入る人もそれほどいないということか。小さいが露天風呂もあった。
9月:奥多摩温泉(東京都)
奥多摩駅から徒歩圏内という立地。それほど広くなく、私は開館間際に入ったのでそれほど混んでいなかったが、その後ぞくぞく人が入っていたので、そのときは混んでいたと思う。
10月:しんとう温泉(群馬県)
箕輪からバスに乗って少し歩いて着いた。300円と安め。それほど混んでおらずのんびりできた。
11月:百観音温泉(埼玉県)
JR東鷲宮駅から近い。泉質の高さが自慢。露天風呂が広々としていてキャパシティがある。他にも何種類も風呂があった。
12月:金島温泉(群馬県)
今日行ってきた。金島駅から徒歩5分程度と近い。加温しているが掛け流し。こぢんまりとしているが、開館間際ということもあってか、それほど混んでいなかった。金っけのあるお湯だった。

毎月温泉に行くにあたってたいへんなのは夏だ。私は暑がりで、暑い中熱い温泉に入るのはなかなかたいへんだ。特に今年は猛暑と言われていただけあって尚更である。暑いときに温泉に行く場合は、少し高くてもいい施設に入って、温泉に入った後で、施設内でゆっくりしてほてりを冷ますのが必要だ。もしくは北海道に行くか。道北まで行けば夏でも猛暑ということはないだろうし。

来年もやろうかなと思っている。