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今日は江田島市に行った。行ったことがない市に行ってみようということで。
江田島市は能美町、沖美町、大柿町、江田島町が合併してできた市である。主に東能美島、西能美島、江田島の三つの部分から成り立っている。以前は能美島と江田島は海で隔てられた別々の島だったそうだ。能美島は昔から東西に分けられた名前がつけられているそうだ。江田島市は倉橋島を通じて本州と橋でつながっているが、公共交通的には陸上ではつながっていない。そういうわけで、船で行くことになる。まず、広島宇品港から高速船で旧能美町の中町港に入り、バスで旧大柿町に寄ってから、旧江田島町のゆめタウンに出て、そこから小用港行って、小用港からフェリーで呉に出た。
島内は江田島バスが走っている。第3セクターだそうで、運賃が安かった。ゆめタウンがバスの結節点になっていて、ゆめタウンから小用の間は運転本数も多い。ゆめタウンの近くの店で刺身定食を食べた。身が引きしまっていた。江田島といえば旧海軍兵学校であるが、見学に時間もかかるので寄らなかった。島内を自転車で走っている人が多かった。
呉に着いて呉市海事歴史博物館(大和ミュージアム)に行く。個人的には特に思い入れもないのだが、わりと話題のスポットということで行ってみた。ここは人が多かった。映画等の影響だろうか。入館料は500円とまあまあ高いが、それなりに展示品は多い。その流れで、海上自衛隊呉史料館(てつのくじら館)に行く。ここは無料だ。海上自衛隊のPR施設といった様相だ。ただ、潜水艦の内部を見られるような展示はよかった。
その後、音戸の瀬戸のほうまで足を伸ばす。音戸渡船口でバスを降りて、音戸の渡しに乗ってみた。大人70円で、渡し賃は音戸側の乗り場で払う。船が海に泊まっていて、私の姿を確認するとこちらに寄ってきた。乗ってみるとけっこう楽しい。数分で向こう岸に到着。その後、音戸界隈を歩く。けっこう住宅が密集している。瀬戸内の港町の雰囲気がよく出ていて、いい感じだ。あと、けっこう病院の数が多い。何か理由があるのだろうか。
呉に戻って後は帰るだけである。だけど、旅はもう少し残っている。