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日本共産党が危ないという記事。この記事では、財政面での日本共産党の危機について触れている。党員の高齢化などが原因で党の機関紙である「しんぶん赤旗」の売上の減少で党財政が逼迫。資産の切り売りや関連会社の貸付金を引き上げなどで乗り切っているが、ゆくゆくは赤字の「しんぶん赤旗」の発行停止と政党助成金の受け取りを行うしかない、としている。
財政面の細かいところは存じ上げないのだが、厳しいであろうということはわかる。
あと、目に見える結果として、今年に行われた統一地方選挙では、41の道府県議員選で前回94議席獲得したのだが、80議席と数を減らしている。政令指定都市が増えて、区単位で選挙区が分割して共産党に不利になったという側面もあるが、党勢の衰退そのものが大きな一因だろう。民主党が敗北したと言われているが、実はそれ以上に共産党は負けている。それでもそれほど話題になっていないということ自体、共産党の存在感が薄くなってきているように感じる。
志木駅で活動している共産党の人も、みんな高齢者ばかりで、あまり未来を感じられない。外側からはわからない組織的な問題もあるのだろうが、それ以前に、現代の空気感に対応できていない、ということなのかもしれない。