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子供の頃は、群馬、北海道の降雪地帯に住んでいた。その経験もあって雪が嫌いである。雪かきしないといけないし、通学で使うバスは遅れるし(そういうことで一時期はバスも嫌いだった)、地吹雪の中歩くとなると寒いし。まさに雪に辛酸をなめさせられた少年時代であった。今にしても雪が降るところには住みたいと思わないし、雪があるところにわざわざ行きたいと思わない。
雪が降らないところに住んでいる人の、雪に抱いているロマンシズムのようなものに対して一貫して否定的な立場だった私だが、やはり当事者になってみないとわからないものがあると思う。雪って嫌だよねー。