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NHKの連続テレビ小説「花子とアン」の人気に、「筑豊の炭鉱王」と言われた伊藤伝右衛門ゆかりの福岡県飯塚市が沸いている。ヒロインの「腹心の友」、葉山蓮子(れんこ)が結婚した嘉納伝助のモデルとなったのが伝右衛門だ。市内の旧伝右衛門邸や商店街の展示館は来場者が急増。
今のNHK連続テレビ小説の主人公が村岡花子なわけだが、その友人の嫁ぎ先に注目が集まったということで、実際に始まる前はここまで人気があがることになるとは思わなかっただろう。
こうして、NHKのドラマのゆかりの場所になると、人が集まるという傾向ができあがっている。今日行った千葉県の館山でも、戦国時代に当地を治めていた里見氏をNHK大河ドラマの主人公にしようとアピールしていた。少し離れた大多喜では大多喜藩主を務めた本多忠勝・忠朝をNHK大河ドラマの主人公にしようとしている。ちなみに次の大河ドラマの主人公は真田信繁(幸村)に決まっている。真田幸村の知名度の高さに比べると、里見、本多の知名度はいまいち低い。選ばれたとしても、2090年頃になるのではないか。