春の九州 1日目

今日からゴールデンウィークで五連休に入る。そういうわけで九州に行く。

今回はスターフライヤーの飛行機に乗って行く。さすがに満席。スターフライヤーは革張りシートの高級感もあるが、ACコンセントもあり、USBで充電できるポートもあるのがいい。羽田空港で離陸するまでに時間がかかったが、北九州空港に着いたのはほぼ定刻。

今回の旅の第一目的は北九州市八幡東区にある河内藤園である。最近になって有名になって私も知ったのだが、藤が好きで、藤の名所はいくつか行った私としては是非とも行きたい場所であった。ただ、ここに行く路線バスはない。途中までは行くバスはあるがそこから3Kmくらい歩く必要がある。近くにある温泉の送迎バスがあるのだが、基本的に温泉に行く人のためのものである。まずどうやって河内藤園まで行こうか、というところから考えていく必要があるのだが、北九州空港には乗合タクシーというのがあって、たとえば八幡東区であれば基本的にはどこでも3090円で行ける。八幡駅からタクシーで行ってもそれくらいかかるというから、北九州空港からその値段で行けるというのはお値打ちと言えるだろう。そういうわけでその乗合タクシーを予約することにした。乗合と言っても利用客は私だけで、空港から河内藤園までまっすぐ行けた。

大蔵の都市高速をくぐるあたりまでは順調に進んだが、そこから渋滞に陥る。道路工事をしていて片側交互通行をしている影響もあったのだが、基本的には河内藤園がその渋滞の原因である。とにかく車が進まない。このまま藤園までタクシーで行くといつ着くのかかからない。路線バスの終点である上重田を500mほど過ぎたあたりでタクシーを降りて歩くことにする。河内藤園に続く道は基本的には緩やかな上り坂。直前はけっこう急な坂になる。2.5Kmくらい歩いたことになるか。そこまでして来た河内藤園であるが、道から藤園の入口に向かっていくと数十メートル離れた藤棚から藤の匂いがぶわっとしてくる。これはすごいと思った。あとは行った人が価値を決める問題だとは思うが、遠方からでも一回は行ってみてもいいのではないかと思う。

河内藤園に行った後は近くにある河内温泉に入る。温泉は空いていた。ただし温泉に入らない人でも利用できる食堂は混んでいて、とりあえず売っていたパンで腹を満たす。温泉の送迎バスだが、八幡駅を10:15に出た送迎バスが12時過ぎの時点でまだ着いていないという。タクシーを降りたときに前のほうに送迎バスがいたので、そのバスだろう。あのままタクシーに乗っていたら、私が藤園を出た時刻になってもまだ着いていなかった、ということになる。そういうわけで送迎バスはあまり頼りにならなさそうなので歩いて帰ることにする。だいたい2.5Kmくらい歩いた時点で八幡駅に向かう送迎バスに抜かされたのであちゃーと思ったが、西鉄バスの上重田バス停に着いたら、ちょうど路線バスが上重田に着いたところであれがすぐに折り返すだろうということで、路線バスを待つことにする。上重田のバス停で降りて河内藤園へと歩いていく客は多かった。帰りのバスは概ね順調に進んでいった。しかし逆側の車線の渋滞は更にひどくなっていた。

バスを終点のイオン八幡東まで乗って、近くのスペースワールド駅からJRに乗って小倉に行く。今回は小倉で二泊する。天気の問題があるので、北九州に三日滞在できる旅程にして小倉で二泊することにした。予報によると今日がいちばん天気がよかったので、結果的に初日に主目的を果たしたことになった。

小倉では時間があったので北九州モノレールに乗ってみる。この前乗ったときは企救丘から志井公園まで歩いたが雨が降ってたいへんだった、ということしか覚えていない。

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