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「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」というのが世界遺産になりそうだということで喜んでいる人がいるが、そもそも現時点で日本に世界遺産はどれくらいあるのか、ということで挙げてみた。
- 知床(北海道)
- 白神山地(青森県、秋田県)
- 平泉―仏国土(浄土)を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群―(岩手県)
- 日光の社寺(栃木県)
- 富岡製糸場と絹産業遺産群(群馬県)
- 小笠原諸島(東京都)
- 白川郷・五箇山の合掌造り集落(富山県、岐阜県)
- 富士山-信仰の対象と芸術の源泉(山梨県、静岡県)
- 紀伊山地の霊場と参詣道(三重県、奈良県、和歌山県)
- 古都京都の文化財(滋賀県、京都府)
- 姫路城(兵庫県)
- 法隆寺地域の仏教建造物(奈良県)
- 古都奈良の文化財(奈良県)
- 石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)
- 原爆ドーム(広島県)
- 厳島神社(広島県)
- 屋久島(鹿児島県)
- 琉球王国のグスク及び関連遺産群(沖縄県)
で、「明治日本の産業革命遺産 九州・山口と関連地域」なんだけど、岩手県、静岡県、山口県、福岡県、佐賀県、長崎県、熊本県、鹿児島県の8県にまたがっている。今までの日本の世界遺産にはないタイプである。地域だけでなく、年代にしても、各所の成立時期が江戸時代末期から明治時代後半まで50年以上の間で散らばっている。なんか、単独では世界遺産になれない場所を寄せ集めた感じだ。
並べてみてわかったが、四国には世界遺産がない。何か選ぶとすれば四国八十八ヶ所霊場くらいか。日本国が認定する日本遺産なるものには選ばれているみたいであるが。