Views: 9
今日は、TOKYO DOME CITY HALLで行われたピエールフェス2015に行ってきた。ピエールとは凛として時雨のドラマー、ピエール中野のことである。去年もピエールナイトというイベントが行われて行きたい気持ちはあったのだが、日程が三連休にぶつかって、旅行の予定があったので行けなかった。今年は普通の土日に行われ、行くことができた。
東京ドームの近くにあるということで池袋から丸ノ内線に乗って後楽園まで行く。わりと家から近い。16:00開場/開演ということだが、自分が入場できたのは16:10くらいだったか。そこから終演が21:00過ぎ。5時間ほぼぶっ通しで、おじさんがんばりました。
ピエール中野(DJ)→神聖かまってちゃん(ライブ)→石毛&ノブ[the telephones](DJ)→清竜人25(ライブ)→掟ポルシェ(DJ)→ピエール中野ソロ&カオティック・スピードキング(ライブ)→大森靖子(ライブ)→ピエール中野(DJ)、という順で、DJとライブのステージが別なので、転換の時間は大森靖子の前の20分のみで、あとはずっとぶっ通し。とても全部通しでがっついていは体力が持たないので、かまってちゃんが終わって掟ポルシェが始まるまでは、トイレ行ったり、後ろのほうでビールを飲んだりしていた。
ピエール中野はDJは盛り上がったけど結局のところ他人の曲じゃん?っていうことで、やはり彼の真髄はドラムプレイであろう。時雨のドラムソロもやったし、他の曲もやって、セッションのカオティック・スピードキングでは、今まで見たことがない長尺の激しいドラムプレイは凄まじかった。
神聖かまってちゃんはみさこのドラムプレイが好きなんだけど、位置的に見えづらかったのがちと残念。ライブを見るのは2回目なんだけど、の子は他の出演者をあげますよね。かまってちゃんの場合、ファンの人が本当にかまってちゃんの音楽に救われて生きているような感じがして、邪険にはできない感じがある。
telephonesはよく知らないんだが、わりと正統派のDJプレイをしたんだと思う。武道館でライブをするだけあって、けっこう盛り上がっていた。
清竜人25も初見。コンセプトは知っているが、個人的には女の子の声がアニメっぽい感じもあって、あまり好みではないかな。まだデビューして半年ちょっとなのだが、けっこう盛り上がっていて、ファンもだいぶついているんだなという感想。
掟ポルシェも初見だが、面白いことをするに違いないと思い、前のほうで見た。流した曲はアイドルの私が知らない曲(「大きな愛でもてなして」は大森靖子と来来来チームでカバーしていたので知っていたが)だったが、掟ポルシェが客のいるスペースに飛び出して、客の女子が怯え逃げ惑う光景が繰り広げられていた。日曜日でもドラッグはダメ、ゼッタイ。
そしてトリの大森靖子。妊娠している中で、昼は舞台をこなし、そしてこの夜の公演。でも、そういうことはその場では本人は出さないし、感じさせないステージであった。もっとも、この前の中野サンプラザのときは公表すらしていなくて、そういうことはみじんも感じなかったし。(その前の岡山あたりでは体調が悪いというようなことを言っていたが。)1曲目の「hayatochiri」はこのバンド編成で聴くのは初めてで、ちょっと驚きであったが、”飴ちゃん”からの「焼肉デート」とか、やはり盛り上がる「ミッドナイト異性清純交遊」とか、珠玉アレンジの「音楽を捨てよ、そして音楽へ」とかよかったし、フェスでアンコールというのもなかなかすごいと思ったけど、このフェスのトリにふさわしいいいステージだったと思います。