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今日は対馬の北側をまわる。厳原からだと対馬の北端まで80Km以上あるのである。かなり遠い。そういうわけで、5時40分頃ホテルを出た。
まずは万関橋を見る。対馬を北に進む場合は必ず通る橋である。今回は歩いて渡って観光した。さすがに朝早すぎるので他に人はいなかったが、帰りに通ったら韓国人団体旅行客が歩いていた。
その後、旧豊玉町まで進み、和多都美神社、烏帽子岳展望台とまわる。和多都美神社は11年前にバスで仁位まで来て歩いて神社に行った記憶があるのだが、鳥居を見た記憶はあるが、本殿を見た記憶がない。どこまで行ったのか今となってはわからない。かなり厳かな雰囲気が漂う神社であった。烏帽子岳展望台は曇りで景色がぼやけていたが、浅茅湾の複雑な地形を確認することができた。豊玉といえば、11年前に昼ごはんを食べた豊玉飯店という中華料理店が営業中だったのが嬉しかった。
豊玉から島の東側の道を通って、旧上対馬町にある対馬オメガ局跡地に行く。実はこの旅の大きな目的がここに行くことだった。かつては東京タワーよりも高い454.83mの日本でいちばん高い建造物であったが、現在は解体されている。そんな元日本一の対馬オメガ局だが、博多港でもらった対馬の観光マップには載っていない。実際に行っても10mほどの突起が立っているだけなので何でもないのだが、こういうのはロマンなのである。
少し進んで比田勝の街に入る。対馬の外れにあるし、韓国との国際船も着く場所なので街の規模は案外大きいのではないかと思ったが、そうでもなかった。その後は温泉に入って、豊砲台跡、韓国展望所とまわる。韓国展望所で韓国人団体旅行客と遭遇。自撮り棒を持っている人が多い。
旧上県町佐須奈のあたりで対州そばととんちゃん丼を食べる。とんちゃんがことのほかおいしかった。このあたりでごはんを食べられるような店はこの店くらいしか見当たらず、昼時だけあって混んでいた。
その後は馬を見て、ヤマネコを見て、厳原まで戻る。朝早かったこともあって、おつかれ気味になった。でも、前から行きたいと思っていた対馬を堪能することができた。
帰りは飛行機で帰る。福岡便は平日ということもあって経費で乗っているような客が多い。