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http://news.mynavi.jp/news/2015/08/10/458/
JR北海道は留萌本線の留萌~増毛間を2016年度中に廃止する意向であることを発表した。
増毛には今年の4月、稚内に行くつもりが宗谷本線が不通になって行けず、代わりに留萌に泊まる、という予定にない形で行くことになった。このとき留萌~増毛間は雪崩の危険性があるという理由で不通になっていたのだが、そのことを私は現地を訪れるまで知らなかった。全国的にはさほど報道もされていなかったと思う。そういうわけで増毛にはバスで往復した。日曜日の午前中だけあって、増毛に向かう行きはほとんど客がいなかったが、帰りは客は多かった。留萌駅前バス停の利用者はいなくて、その前後で客は降りていった。
留萌~増毛間の輸送という点で考えると、本数はバスのほうが多く、所要時間はほぼ同じ、バスのほうが市内を細かくまわるとなると、バスのほうに軍配があがるだろう。バスは現ダイヤだとJRは走っている早朝や深夜に走っていないので、その部分はカバーして、留萌本線との接続を考慮すれば、鉄道を廃止してもバスで充分賄えると思う。
留萌本線全体のことだが、そのとき乗った限りの印象であるが、深川~石狩沼田は残せるが、石狩沼田~留萌は危ないのではないかと思った。留萌から鉄道が消えるとなるとインパクトが大きいが、高速道路の延伸のみならず、留萌市自体が寂れてきているので、なかなか難しいものがある。