羽越の旅 1日目

今日から一泊二日で山形、新潟と旅をする。本当は6時半頃に大宮を出る予定だったのだが、連日の残業による疲れからか起きられず。ちょうど志木駅から電車に乗るべき時刻に地震が発生し目が覚めた。これから大宮に行っても新幹線には間に合わないが、北朝霞に行って乗車変更をすることは間に合うので、とりあえず北朝霞駅に行き、予定の2時間後の新幹線に変更する。その後、朝ご飯を食べて家に帰ってだらだらしていたら、時間がギリギリになってしまった。しかも、武蔵野線は地震で遅れている。ピンチであったが、むさしの号はほぼ定刻通りで動いており、なんとか新幹線に間に合った。

大宮からつばさに乗って、かみのやま温泉に行く。このつばさは空いていた。上山に来るのは20年ぶりである。まず下大湯という公衆浴場に入る。オールドスタイルな銭湯タイプの温泉浴場である。お湯は熱めだ。洗髪する人は洗髪料を払って、蛇口をひねる金具がついた札をもらって髪を洗えるシステムである。入浴料150円、洗髪料100円と安い。その後、上山城に行ったり、そばを食べたりした。

その後、赤湯に移動して、山形鉄道に乗って荒砥まで行ってすぐに折り返す。寝過ごさなければ1時間くらい荒砥に滞在しようと思ったのだが。行きは客が少なかったが、帰りは客がわりといた。長井で下車して街を歩く。けん玉の街らしい。あと、長井に限った話ではないが、芋煮会という文字をやたらと目にした。この時期に山形に来たのは初めてだったかもしれない。こんなに芋煮が一大イベントとして扱われているとは思わなかった。芋煮のたれなんていうのも売っていた。

長井からけっこう距離があるのだが、米坂線の萩生まで歩く。途中、神社の祭りをやっていたのだが、軽トラの荷台に乗った若い人が太鼓を叩いたり笛を吹いたりしていた。そういう光景を見るのも初めてである。

萩生から米坂線に乗る。青春18きっぷの季節ではないし、小国までは高校生など乗っていたが、県境を越える客は少なかった。

今日は村上に泊まる。村上といえば鮭料理が有名で雑誌などで見たことはあるが、いつも素通りで行ったことがなかった。そういうことで今回は村上で鮭料理を堪能。季節限定の酒定食とか地酒で満足。