北海道東北の旅 2日目

今日はこの旅の最大の目的地、鵡川に行く。

鵡川といえばししゃも、そして今がまさに旬。いつ行くか、今でしょ。ということなのだが、とりあえず評判の寿司屋を見つけて、その開店時間にあわせて行ってみたら既に行列。様子を見ていると店内は既に満席で順番を待っているっぽい人が20人ほど。並んだとしてもいつ順番が来るかわからない。今日は町役場のほうであれとぴあ2015というししゃも祭りをやっているとのことなので、そちらの会場に行ってみることにした。実はこの祭りにあわせて鵡川を訪れたかったのだがその祭りの日程がなかなか出てこなくて、気にせずにスケジューリングすることにしたら、ちょうど祭りの日程と訪問の日程があった。その会場に行ってみたらすごい行列である。何の行列かと思ったら、ししゃも寿司の行列らしい。とりあえず最優先で食べたいのは焼いたししゃもなのでそれはパスし、焼いたししゃもが売っているところに行った。ちょうど私が行ったときはさほど待たずに食べることができた。ししゃも好きではあるが、普段食べるのはカラフトシシャモであり、本物のししゃもを食べたのは初めてである。おいしかった。

とりあえず目的を果たして道の駅に行ってみたら、パックのししゃも寿司を売っていた。1500円とお高めであるが(別のところだと同量で1000円らしい)、鵡川でしか食べられないものだし買ってしまうことにする。これは珍しいということで値段からしても一回食べればいいかな。白身の淡泊で上品なお味である。その後、ししゃも汁も食べて、ししゃもを満喫した。それにしても人がいっぱいであった。最初は11時頃来るつもりだったのだが、早めに来ておいてよかった。

鵡川からは富川まで足を伸ばしてみる。現時点では日高本線の鵡川以東は代行バスによる運行になっている。代行バスであるが、10人に満たないくらいの客数であった。バス車内で運賃授受をできないようで、鵡川から乗って運賃は駅の運賃受けに入れてくれと言われた。ある意味信用乗車みたいなことになっている。一応、行きも帰りも運賃を入れておいたが、なんかもうちょっとちゃんとしたほうがいいのではと思った。

苫小牧からは一路函館を目指す。日高本線の列車が着く直前に函館行きの特急が出ていくようなダイヤで、次の特急は2時間後なので、まず東室蘭まで普通列車で行った。東室蘭に着いて時間があったので、駅前のラーメン店で室蘭名物カレーラーメンを食べる。カレーとラーメンで安易なとも思ったのだが、食べてみたらおいしかった。

東室蘭から函館までは特急に乗る。指定席をとっておいたが、やはり満席くらいは乗っていた。今日は函館で泊。