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今朝はまず江差の街を歩く。雨は降ったりやんだりという感じだった。まずは旧江差駅まで行ってみる。街の南の外れにあり、不便な場所にある。駅舎は残っていたが構内は閉鎖されていて中に入ることはできない。取り壊す計画になっているという。そこから鴎島に行ったり市街地にある古い建物を見たりした。江差はそれなりに見所がある。ご飯を食べるとしたら半日くらいは滞在してもいいだろう。
江差からは江差線代替バスに乗る。17席しかない小さいバスである。江差から木古内で乗り通したのは5人だった。ほかにも区間利用者がいたが、この人たちは鉄道であれば利用できない人たちである。途中は上ノ国と湯ノ岱がそこそこの集落があったが、あとは分け入っても分け入っても青い山という風景である。一昨年まで鉄道として残っていたのが驚くくらいの路線である。
木古内からは新幹線開通に伴って第三セクター化された道南いざりび鉄道に乗る。この列車を逃すと次は2時間半後、というハードモードなのだが、停まっていた車両は1両編成で、これも驚いた。木古内の時点で座席はだいたい埋まっている。思ったよりも途中からの乗客は多くなく、若干立つ人がいる程度で五稜郭に到着。
五稜郭からはこだてライナーで新函館北斗に行く。こちらは混んでいた。3両編成だが、座っている人より立っている人のほうが多いだろう、というくらい。一応、6両編成で走らせることもできるはずだが、3両で済ませたいというのが本音なのだろう。新函館北斗でも、口が細いからか、ホームから出るのにも渋滞がおきていた。乗り換え時間がわりと短く設定されているので、子供連れや老人は注意を要する。前のほうの車両に乗っていればいいかと思う。
私は新函館北斗駅周辺をじっくり見たかったでの、早めの電車に乗ってきた。駅前で目立つのはレンタカー会社である。あとは、イベントスペースに飲食店が出店していた。駅構内にはほとんど何もない。売店と駅弁や軽食を売っていて食べるスペースがある店くらいか。
新函館北斗からは当たり前だが、北海道新幹線に乗る。今回はグランクラスに乗ってしまった。まあ、高い。新函館北斗から大宮まで特急券+料金だけで24960円である。もちろん、それに乗車券が必要になる。それでも、軽食やおつまみがつくし、アルコールにしろソフトドリンクにしろ飲み放題、まあ、飲み放題と言い方は品がないが、そういうことになっている。全体的に快適で、金銭的制約がなければ何度でも乗りたいものである。
大宮からはいつもの感じで帰宅。