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老神温泉は山間の十数軒の宿ある温泉街である。その温泉街を後にし、更に奥のほうへと進んでいく。そのバスは観光客で混んでいるかもと思ったが、高校生が数人乗るのみで空いていた。皆、尾瀬高校前で降りていった。私は片品村の中心地である鎌田で降りる。近くの店で花豆ソフトをいただいた。
鎌田からは日光に抜けるバスに乗る。去年復活したバス路線である。混雑するかもと思ったが、こちらは乗客は私だけだった。日光の湯元温泉は意外と静かな保養所みたいな温泉地であった。
湯元温泉からバスで更に進む。湯元温泉の時点ではあまり乗客はいなかったが、さすが日光。すぐに、乗ってくる。そして乗降が激しい。半分くらいの乗客は外国人っぽかった。途中遅延もあったが、中禅寺温泉で5分の余裕時間があるので、私が降りる清滝の時点ではほぼ定刻であった。清滝からは日光市営バスに乗り換えて間藤まで行く。間藤では時間があったので上の集落まで歩いてみた。今ではひっそりとしているが、かつては栃木県二位の人口だった足尾でもいちばん繁華であったとのこと。
間藤からはわたらせ渓谷鐵道に乗って、相老から特急に乗る。やはり、太田以降からの乗客が多い。更に乗り継いで帰路に。