奥羽越の旅 2日目

Views: 13

今日は五能線に乗る。まず秋田から東能代まで移動。東能代から弘前行きの五能線に乗るわけだが、3両編成と意外とつないでいた。客はまあまあいたが、3両なので余裕である。
ウェスパ椿山で下車。降りたのは私ともう一人だけだった。ここから不老ふ死温泉までは頼めば送迎の車を出してくれる。送迎の客は私だけだったが。温泉の客はわりといた。ここは露天風呂が名物ということになっているが、受付と内湯がある棟から少し離れた場所に露天風呂があって、そこまで行くには外を服を着て歩くことになる。内湯でかけ湯をして服を着て露天風呂に行ってください、とアナウンスされる。そしてリストバンドを巻かれる。露天風呂に受付をしなくても行こうと思えば行けるので、正規の客であることを示すものなのだろうが、まるでサーキットフェスのようである。会場は内湯と露天風呂。露天風呂は海の生き物や海鳥を愛でながら入浴できる。
ウェスパ椿山に戻ってリゾートしらかみに乗る。リゾートしらかみに乗るのは初めてだ。ウェスパ椿山から乗ったのは私ともう二人だけ、車内もそれほど混んでいなかった。案外そんなものかと思っていたら、深浦ですれ違った秋田行きのリゾートしらかみはかなり混んでいた。車内での売店があったり、車内販売があったり、津軽三味線の演奏があったりする。快速なので指定席券(\520)で乗れるわけで、わりとお得感はある。
川部から黒石までバスに乗っていく。本数が少ないが、ちょうど接続がよかった。旧国鉄黒石線が通っていた区間である。客は私と、途中から乗った人一人だけだった。黒石の中心部でバスを降りるとなんだか様子がおかしい。クラシックカーの展示を町中でやっていた。行こうと思った店もそのさなかになって、なんか混み合っていた。とりあえず駅のほうに行ってみる。駅前は平常どおりな感じで、その駅前食堂でつゆ焼きそばを食べた。
黒石から弘南鉄道に乗って弘前まで移動する。この時間帯は1時間に1本しかない。列車も扇風機しかない非冷房車両である。田んぼアート駅や平賀駅でまとまった乗車があったが、2両編成で充分足りる乗客数であった。
今日は弘前で泊まる。時間があるので弘前城に行ってみる。江戸時代の文化年間に作られたという天守がある。あと、弘前市民のソウルフードと称されるのが、中三の中みそというみそラーメンである。去年の夏に来たときに知ったのだが、あまりに暑すぎて食べる気がしなかった。今日も暑かったが、まだラーメンを食べる気になるし、次に弘前に来る予定もないので、食べに行く。17時前だったが、けっこう賑わっていた。野菜たっぷり、しょうががきいていて体によさそうなラーメンであった。